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== 一峰大ニのコミック版『ウルトラマン』に登場したぺスター ==
 
== 一峰大ニのコミック版『ウルトラマン』に登場したぺスター ==
 
[[File:Ichimine pester comic.jpg|thumb|220x220px|初戦の水中での戦い。ウルトラマンは、相手の正体もわからぬまま、粘着性の油塊に包み込まれて海面に打ち上げられてしまう。透明の膜に包まれ横倒しの姿勢で浮き上がったウルトラマンの姿を見て驚くタンカーの乗組員たち。]]
 
[[File:Ichimine pester comic.jpg|thumb|220x220px|初戦の水中での戦い。ウルトラマンは、相手の正体もわからぬまま、粘着性の油塊に包み込まれて海面に打ち上げられてしまう。透明の膜に包まれ横倒しの姿勢で浮き上がったウルトラマンの姿を見て驚くタンカーの乗組員たち。]]
タンカーのオイルを空にした上、タンカーを真っ二つにする謎の海中怪獣として登場。警戒にあたったハヤタのビートルを水中からの水柱攻撃で撃墜。海中で変身したウルトラマンに、黒い雲状の姿に身を隠し接近し、ウルトラマンを黒い渦に巻き込み翻弄する。一度海上に逃れ、再び水中に飛び込んだウルトラマンに対し、数個の液体の塊を魚雷のように発射する。液体はウルトラマンの両腕と左膝に命中し、合体して全身を包み込む。「うっこれはなんだ」と自問するウルトラマンは、謎の粘液に包まれたまま海上に浮き上がってしまう。横倒しの姿勢で浮遊するウルトラマンの姿に驚くタンカーの船員たちの目の前で、ようやく体に付着した粘着液の正体が油脂の塊だと悟ウルトラマン体勢を立て直したウルトラマンはハイスピンの高速回転で油脂を振り払うのやっとで、肝心の怪獣の正体もわからないまま逃げられてしまう。案の定、海中に潜伏していたぺスターは海岸の石油タンク群に上陸し、口から炎を吐いて大火災を発生させる。再び対峙したウルトラマンには口から炎を浴びせ、全身火達磨にする。海に飛び込んで消火し、ぺスターに体当たりするウルトラマンを、逆に「タンカーを真っ二つにした怪力」で締め上げ、カラータイマーを点滅させるまで追い込む。逃れるすべのなかったウルトラマンが苦し紛れに石油タンクに飛び込むと、摩擦力が減ったことで脱出され、空中からスペシウム光線を浴び、爆発した。
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タンカーのオイルを空にした上、タンカーを真っ二つにする謎の海中怪獣として登場。警戒にあたったハヤタのビートルを水中からの水柱攻撃で撃墜。海中で変身したウルトラマンに、黒い雲状の姿に身を隠し接近し、ウルトラマンを黒い渦に巻き込み翻弄する。一度海上に逃れ、再び水中に飛び込んだウルトラマンに対し、数個の液体の塊を魚雷のように発射する。液体はウルトラマンの体に次々に命中し、合体してその全身を包み込む。謎の粘液の正体もわからぬまま海上に浮き上がってしまったウルトラマンタンカーの船員たちの目の前で、ようやく体に付着した粘着液の正体が油脂の塊だと悟ったウルトラマン体勢を立て直しハイスピンの高速回転で油脂を振り払ったが、肝心の怪獣の正体もわからないまま逃げられてしまう。案の定、海中に潜伏していたぺスターは海岸の石油タンク群に上陸し、口から炎を吐いて大火災を発生させる。再び対峙したウルトラマンには口から炎を浴びせ、全身火達磨にする。海に飛び込んで消火し、ぺスターに体当たりするウルトラマンを、逆に「タンカーを真っ二つにした怪力」で締め上げ、カラータイマーを点滅させるまで追い込む。逃れるすべのなかったウルトラマンが苦し紛れに石油タンクに飛び込むと、摩擦力が減ったことで脱出され、空中からスペシウム光線を浴び、爆発した。
   
 
== その他 ==
 
== その他 ==

2020年1月20日 (月) 01:05時点における版

ペスターとは、特撮テレビ番組『ウルトラマン』および『ウルトラマンパワード』に登場した架空の怪獣の名前である。別名「油獣(ゆじゅう)」。

Pestar

『ウルトラマン』に登場したペスター

『ウルトラマン』第13話「オイルSOS」(1966年10月9日放送)に登場。

  • 身長:50メートル
  • 体重:2万5000トン
  • 能力:口から火炎を吐く
  • スーツアクター:荒垣輝雄、清野幸弘

海底に生息するヒトデが怪獣化した巨大生物。ヒトデが横に連結したような独特の形態で、中心に青白い炎を吐く顔を有する。オイルを主食としており、中近東油田タンカーを襲っていたが、科学特捜隊中近東支部に警戒されたため、日本までやって来た。日本に来てからも次々とタンカーを襲っていたため、科特隊によってオイルでおびき出されて海上で攻撃を受けるが生き延び、日本への上陸を果たす。コンビナートを火炎で破壊したが、周りの熱と科特隊のロケット砲によって炎の中に倒れる。死んでしまったと思われたが、ウルトラマンが消火のために現れると息を吹き返し、倒れたままウルトラマンに対して背後から火炎を浴びせたが通じず、スペシウム光線で止めを刺された(一部の書籍では「ペスターはウルトラマンと戦う前に焼け死んだ」と記されてるが誤解である)。その後、コンビナートの大火災はウルトラマンのウルトラ水流によって全て消火された。

  • ドドンゴに続く二人用の着ぐるみである。着ぐるみに二人とも直立で入ることができるので、ドドンゴよりは少々演技が楽だったと思われる。
  • モデルはヒトデ。左右に2つ並べた形である。ただし、顔の造形はコウモリと思われる。
  • 劇中の全身想像図はデザイン画の流用である。
  • 名前の由来は「Petrolium(石油)Starfish(ヒトデ)」の略。
  • ウルトラマンメビウス』第21話では怪獣墓場に眠っている姿が確認された。

『ウルトラマンパワード』に登場したペスター

『ウルトラマンパワード』第10話「二人の英雄」(米国版サブタイトル:DEADLY STARFISH)に登場。パワードペスターと称される。

  • 身長:50メートル
  • 体重:4万6000トン
  • 能力:口から火炎を吐く

『ウルトラマン』に登場したペスターと同じく原油を主食とする。通常は中心で体を二つ折りにする形態になっている。形態は初代と変わらないが、吸盤の様な物で体表が覆われ、顔も甲殻類の顎が変化したようになっている。普段は海中に潜み、油脈を使って地中を移動、アントニオ湾石油会社の関連施設を次々と襲った。石油を主食とするためか体温がかなり高く、液体窒素弾を受けても全然平気であった。また、初代と異なり紅蓮の炎を吐き出した。

石油を体内に蓄えているために、引火による大爆発を考慮して安易に光線技を使えないウルトラマンパワードを苦戦させたが、誘爆しないように身体の先端部を狙ったストライクビートルの攻撃で怯んだ隙に上空高く投げ飛ばされ、爆発しても周囲に被害が出ない状態で、メガスペシウム光線で爆破された。

『ウルトラ超伝説』に登場したペストリア

てれびくんでのグラビアと漫画で展開された『ウルトラ超伝説』では、ペスターをモデルにした怪獣戦艦ペストリアが登場した(漫画版には未登場)。


一峰大ニのコミック版『ウルトラマン』に登場したぺスター

Ichimine pester comic

初戦の水中での戦い。ウルトラマンは、相手の正体もわからぬまま、粘着性の油塊に包み込まれて海面に打ち上げられてしまう。透明の膜に包まれ横倒しの姿勢で浮き上がったウルトラマンの姿を見て驚くタンカーの乗組員たち。

タンカーのオイルを空にした上、タンカーを真っ二つにする謎の海中怪獣として登場。警戒にあたったハヤタのビートルを水中からの水柱攻撃で撃墜。海中で変身したウルトラマンに、黒い雲状の姿に身を隠し接近し、ウルトラマンを黒い渦に巻き込み翻弄する。一度海上に逃れ、再び水中に飛び込んだウルトラマンに対し、数個の液体の塊を魚雷のように発射する。液体はウルトラマンの体に次々に命中し、合体してその全身を包み込む。謎の粘液の正体もわからぬまま、海上に浮き上がってしまったウルトラマン。タンカーの船員たちの目の前で、ようやく体に付着した粘着液の正体が油脂の塊だと悟ったウルトラマンは体勢を立て直し、ハイスピンの高速回転で油脂を振り払ったが、肝心の怪獣の正体もわからないまま逃げられてしまう。案の定、海中に潜伏していたぺスターは海岸の石油タンク群に上陸し、口から炎を吐いて大火災を発生させる。再び対峙したウルトラマンには口から炎を浴びせ、全身火達磨にする。海に飛び込んで消火し、ぺスターに体当たりするウルトラマンを、逆に「タンカーを真っ二つにした怪力」で締め上げ、カラータイマーを点滅させるまで追い込む。逃れるすべのなかったウルトラマンが苦し紛れに石油タンクに飛び込むと、摩擦力が減ったことで脱出され、空中からスペシウム光線を浴び、爆発した。

その他

  • 1973年の『ジャンボーグA』17話の冷凍怪獣フリーザーキラーがペスターと酷似する。
  • ニンテンドウ64ソフト『PDウルトラマンバトルコレクション64』にも登場するが、得意技であるはずの火炎放射を覚えられない。

関連項目

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