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セブン上司は、『ウルトラセブン』第48話「史上最大の侵略(前編)」、第49話「史上最大の侵略(後編)」に登場したウルトラ戦士。

概要 編集

  • 身長:40メートル
  • 体重:3万トン

セブンと同様の外見をしたM78星雲人(撮影用スーツもセブンの流用)。劇中では、体の不調に苦しむセブンの夢枕に現れてM78星雲に帰るように忠告し、「激しい侵略者との戦い」をダンに語る。[1]その後警告のためウルトラアイを鳩時計に引っ掛けて姿を消している。第49話でも変身しようとするダンを「今度変身したら本当に死ぬ」と制止した。

台本には「M78星雲人」とだけ明記されており、怪獣図鑑によってはこの名称が別名として用いられているケースもある。ダン=セブンにM78星雲へ帰還するように警告のテレパシーを送ったM78星雲人という描写しかなく、名前や能力、「上司」としての具体的な役割などのプロフィールは不明。セブンが「恒点観測員340号」であるという設定は、彼が最初、セブンを「340号」と呼んだことに起因している。

このキャラクターの存在は、円谷プロダクション側でさえ長い間忘れられていたが、第三次怪獣ブームを迎えた頃に改めて注目され、セブン上司という仮称がつけられた。“上司”も仮称に過ぎず、作中ではセブンとの関係も不明確であった。関連書籍では「宇宙警備隊におけるセブンの上司」と記され、現在での公式設定は「宇宙警備隊の上層部のウルトラ戦士」とされている。後のウルトラシリーズに再登場することはなく、独立したキャラクターとして展開されることもないまま現在に至っている。

なお、1993年に二見書房より文庫本として発売された『懐かしのヒーロー・ウルトラマン99の謎』(青柳宇井郎 / 赤星政尚)の216-217ページでは「1973年頃、後にフリーライターとなる金子益美がそのM78星雲人の存在に疑問を抱いて円谷プロへ問い合わせた結果、円谷プロ側もその存在を思い出し、そこで急遽「セブン上司」と命名するものの、さすがにウルトラ兄弟の設定に割り込ませるのは無理だった」という逸話が掲載されており事実として引用されることが多いが、2006年にコンビ二本として発売された復刻版の216-217ページではこの記述を完全に否定しており、「当方の思い違いと事実関係の確認不足により、金子益美さん及び関係者にご迷惑をおかけしたことをここにお詫びするとともに訂正する」とある。

一峰大二の漫画版『ウルトラセブン』ではセブンと同じ容姿のTV版とは異なり、頭部のアイスラッガーがギザギザの形状になっているという外見上の相違点が存在している。「フィギュア王」に掲載された同作者による『ゴードの巻』では、宇宙獣神ゴードを連れて侵略宇宙人の母艦を撃墜し、戦いで傷付いたセブンを故郷に連れ帰った。

映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』のダンとアンヌの回想において、『ウルトラセブン』第48話のセブン上司登場シーンが使われている。

声:和田文夫(浦野光と誤表記されることもある。)

パロディ・オマージュ 編集

  • 『ケロロ軍曹』 - セブン上司のパロディとしてケロロ上司が登場。


脚注 編集

  1. この際、今までの戦いの映像がゴジラ、キングギドラ、レッドキングの鳴き声と共に映し出される。
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