ガボラは、特撮テレビ番組『ウルトラマン』および『ウルトラマンパワード』に登場する、架空の怪獣。
『ウルトラマン』に登場したガボラ[]
第9話「電光石火作戦」(1966年9月11日放送)に登場。
- 別名:ウラン怪獣
- 身長:50メートル
- 体重:2万5千トン
- 能力:ウランを求め地中を掘り進む。顔のまわりにある6枚のヒレを閉じ、顔面を保護。皮膚は鋼鉄の5倍の硬度を持つ。
- スーツアクター:中島春雄
劇中では暴風に紛れて復興活動中の村を襲う。武器は口から吐く放射能光線。ウラン235を好物としている。食べる時にもウランを放射するので周囲にいることは非常に危険。普段は四足歩行で行動するが、戦闘時になると後肢で立つ。科学特捜隊が村を守るためにウラン235をぶら下げたヘリコプターで誘導され、これを撃墜して捕食しようとしたが、ウルトラマンの飛び蹴りにひるんだところへヒレを2枚もぎとられ、パンチを浴びて弱ったところで首投げを受けて絶命。
- 劇中では初登場にもかかわらず、嗜好・特徴などを近くの住人達に知られていたが、これはシナリオ段階で、前作 『ウルトラQ』 のパゴスが再登場する予定であったためである。
- 着ぐるみはバラゴン→パゴス→ネロンガ→マグラーからの改造。よく見ると、体表にマグラーの黒い塗装の跡が残っている。撮影終了後はアトラクション用ネロンガとして活躍した後、東宝映画のゴジラシリーズ第9作『怪獣総進撃』にて再びバラゴンとなった。
- 中島春雄がマグラーと『怪獣総進撃』以外の着ぐるみでスーツアクターを演じている。
『ウルトラマンパワード』に登場したガボラ[]
第5話「電撃防衛作戦」(米国版サブタイトル:MONSTROUS MELTDOWN)に登場。
- 身長:85メートル
- 体重:5万トン
ウランを消化する能力を持つ爬虫類の一種。地中を高速で掘り進むことが出来る。全身がウラン鉱石で覆われた危険な生物で、放射能や電磁波を発しながら行動し、またそれらを武器にしている。弱点は殻に覆われた頭部であるが、初代と異なり常にその殻を閉じていた。パワードとの戦いのさなか、ミサイル攻撃を受けて殻を開けたところにメガスペシウム光線を浴びせられて絶命した。
尚、体表の岩状の物体は結晶化したウランであり、日本側脚本では核物質結晶化の技術が発見されるという結末であったとされる。
関連項目[]
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