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エンペラ星人(エンペラせいじん)は、『ウルトラマンメビウス』をはじめとするウルトラシリーズに登場する架空の異星人。

概要 編集

名前の由来は「皇帝 (emperor)」から。

ウルトラマンタロウ』にてかつてウルトラの星へ侵攻した異星人としてその存在が語られた。怪獣軍団を率いることから漫画作品などにおいて黒幕として登場することがあったが、『タロウ』では名前のみであったためデザインは各作品独自のものが描かれていた。その後『ウルトラマンメビウス』においてデザインや詳細な設定がなされ映像作品に初登場した。

『ウルトラマンタロウ』に登場したエンペラ星人 編集

第25話「燃えろ! ウルトラ6兄弟」に登場。

  • 身長・体重:不明

名前のみ登場。かつて大軍団を率いてウルトラの星の侵略を企んだ異星人。若き日のウルトラの父によって撃退された。後に登場するテンペラー星人は、この宇宙人の忠実な僕であるとされている。

  • この歴史をゾフィーが解説するシーンで紙芝居風に展開される絵は、『ザ・ウルトラマン』などウルトラシリーズの漫画化作品を多数手掛けた内山まもるの作である。
  • この時のウルトラの父とエンペラ星人の対決シーンは、後の『ウルトラマンメビウス』(後述)において、新たに撮影された実写映像で初登場した。

『ウルトラマンメビウス』に登場したエンペラ星人 編集

第48話「最終三部作I 皇帝の降臨」から第50話「最終三部作III 心からの言葉」に登場。

  • 別名:暗黒宇宙大皇帝
  • 体長:56メートル
  • 体重:4万9千トン

3万年前に怪獣軍団を率いて光の国に侵攻した宇宙人で、宇宙警備隊が結成されるきっかけとなった「ウルトラ大戦争」を引き起こした元凶。その戦いの中でウルトラの父のウルティメットブレード、エンペラ星人のエンペラブレードの一騎打ちを繰り広げ、右脇腹にはその古傷がある。その姿は各部にウルトラ族に似た意匠を持ち、黒いマントを身に着けている。暗黒四天王やインペライザーを操っていた「皇帝」の正体にして、数々の宇宙人・怪獣を引き寄せた時空波や、ボガール死滅後も出現し続けた地球怪獣など、今作における様々な怪獣事件の黒幕であり、M78(光の国)ウルトラシリーズ最大の敵でもある。

設定では、彼の母星を照らしていた太陽が光を失ったことで母星は死の星となり、ただ1人生き残った彼は暗闇の中を彷徨っている内に闇の力を得ると共に、光あるもの全てに憎しみを抱き、その事件や「ウルトラ大戦争」のことからウルトラ一族にも強い憎悪を抱くことになった。「星人」というのは自称で、彼自身は唯我独尊の存在であり、現在では「エンペラ星」という母星や、他の同族は存在しないとされる。

主な能力は、右手から放つレゾリューム光線(これはウルトラ一族の体を分解する作用を持つ。ただし人間と結びついたメビウスフェニックスブレイブには通用しなかった。また、他の異星人にも効果があるのか、地球襲撃前にメフィラス星人を処刑する際にも使用している。)と左手からの強力な衝撃波。暗い紫の炎を纏いながら空を飛び、また太陽の黒点を異常発達させ、太陽から光を奪うほどの恐ろしい力を持つ。その力は、地面に降りたっただけで周囲の建物が倒壊したり、メビウス(GUYS)の救援に駆けつけたサイコキノ星人カコ、ウルトラマンヒカリ、ザムシャーの攻撃を微動だにせず受け止め、弾き返し、逆に一撃で戦闘不能にまで追いやるほど。

ウルトラ一族だけでなくそれに味方する地球人類までも滅ぼそうと世界各国に13体のインペライザーを送り込むと同時に宣戦布告し人間達にメビウスを捜し出して地球から追放するよう要求する。 しかし、人間達がそれを拒否したため、インペライザーを一斉に起動させて自身もついに姿を現し、救援に駆け付けたヒカリ、ザムシャー、カコの攻撃を蹴散らしてフェニックスネストを衝撃波で破壊しようとするがザムシャーが身を挺した事により失敗し、続けて瀕死のヒカリが放ったザムシャーの遺品である星斬丸による一撃で左足に傷を負わせられた。それでも勢いは衰えず、変身したメビウスも一度はレゾリューム光線で光になって撃退・消滅し、リュウと一体化して復活したヒカリも退ける。しかしウルトラ兄弟からの声援で希望を見出して奮起したGUYS隊員の変身によって、メビウスはメビウスフェニックスブレイブになって復活し、さらにサコミズ隊長と同化したゾフィーも出現。レゾリューム光線で再び撃退しようとするも効かず、メビウスフェニックスブレイブとゾフィーがファイナルメテオール(スペシウム・リダブライザー)を通して放ったメビュームナイトシュート・M87光線の合体光線を受け、さらにメビュームフェニックスを受けて、自分の敗因を悟りつつ光となって消滅した。黒点の異常発達で光を失った太陽も、ウルトラ兄弟(初代マン・セブン・ジャック・A・タロウ・レオ・アストラ・80)によって元に戻された。

しかし、本番組終了後に開催された『ウルトラマンプレミアステージ』では、暗黒エネルギーの力で復活。同じく復活していた四天王を始めとする多くの怪獣・宇宙人軍団を率いてメビウスやウルトラ兄弟達を攻撃する。ウルトラ兄弟達を1人で圧倒し、メビウスも再び戦闘不能に陥れるなど、以前と同様の圧倒的な強さを見せつけた。だが、最後は仲間達の願いを受けて復活したメビウスのメビュームシュートとウルトラ兄弟の合体光線を受けて再び消滅した。

更にウルトラマンフェスティバル2007ライブステージ第二部でも復活。ジオルゴンやエンディール星人曰く、強大な闇の力があれば何度でも蘇る事ができるそうである。

  • 声:内海賢二(『プレミアステージ』でもエンペラ星人の声を担当した。)
    • 内海はQの鈴木副隊長、グレートのナレーター(7~13)、パワードのラッセル・エドランド隊長とウルトラシリーズに何度か出演経験がある。
  • デザイン:酉澤安施。デザインイメージは「黒いウルトラマン」。
  • 地球から太陽光が失われるシーンでは暗雲に覆われる描写が見られ、『ウルトラマンタロウ』におけるムルロアとの戦いを彷彿とさせる。また、前述のようにその話の中でエンペラ星人について触れられており、今回晴れて表舞台への登場となった。

アーマードダークネス 編集

雑誌連載及びオリジナルビデオ『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』に登場(ビデオ作品は予定)。

エンペラ星人が装着する予定だった暗黒の鎧。「ダークプラネット」という星に隠されていた。装着した者に全宇宙を支配できるほどの強大な力を与えると言われている為、多くの凶悪宇宙人達がこの鎧を手に入れようとしている。

その他の登場作品 編集

『ウルトラマン倶楽部 怪獣大決戦!!』 編集

ファミコンゲーム『ウルトラマン倶楽部 怪獣大決戦!!』に登場。

怪獣達を暴れさせていたラスボスとして登場する。この時の容姿は『タロウ』での回想シーンに登場したシルエット状のものとなっている。

『ウルトラマン超闘士激伝』 編集

漫画作品『ウルトラマン超闘士激伝』に登場。

ウルトラの国の秘宝を手に入れて宇宙支配を企む。この時の異名は皇帝宇宙人。まだエンペラ星人が名前のみの設定だった頃に登場したため、デザインは後の『メビウス』に登場するものとは異なり、かつての強敵宇宙人のイメージ(バルタン星人の頭部など)を合わせたものとなっている。詳細はこちらを参照。

エンペラ星人の配下・関連キャラクター 編集

関連項目 編集

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