ウルトラマンAの登場怪獣(ウルトラマンエースのとうじょうかいじゅう)は、特撮テレビ番組『ウルトラマンA』に登場した超獣、異次元人 、怪獣、宇宙人、ロボット、その他の生物の一覧である。
異次元人 ヤプール[]
第1話「輝けウルトラ五兄弟」他に登場。
詳細はヤプール人を参照
ミサイル超獣 ベロクロン[]
第1話「輝けウルトラ五兄弟」に登場
詳細はベロクロンを参照
古代超獣 カメレキング[]
第2話「大超獣を越えてゆけ!」に登場。
- 身長:60メートル
- 体重:4万5千トン
ヤプールが古代カメレオンの卵と宇宙翼竜の卵を融合させて作った超獣。卵の時は人間を食べ、ミサイルでは撃墜不能で、姿を消すことも可能。初期は金と銀の卵に分かれており、TACが2つの卵の接触阻止を図るも失敗し、2つの卵が融合した金銀斑の卵から誕生した。武器は翼から出す強風と口から吐く白いガスで、翼を用いて飛行も可能。翼をもがれ、最期はメタリウム光線で倒された。なお劇中では古代アトランティスを滅ぼしたとされている。
一角超獣 バキシム[]
第3話「燃えろ! 超獣地獄」に登場。
詳細はバキシムを参照
怪魚超獣 ガラン[]
第4話「3億年超獣出現!」に登場。
- 身長:85メートル
- 体重:6万トン
古生代デボン紀の生きた古代魚をヤプール人が超獣製造機を使って超獣化したもの。武器は口から吐くガランガスで、触れたものを分解吸収する力を持つ。また角から当たった物体を自在に操るテレパシー光波を発射する。怪奇漫画家の久里虫太郎の描く絵の通り動き回り、久里とは一心同体でもあるためガランがダメージを受けると久里もダメージを受ける。タイマーショットで右腕を失い、パンチレーザーで体を炎上されたうえに、最期はメタリウム光線を受け爆発。それと同時に久里も屋敷と共に爆死した。
地底エージェント ギロン人[]
第5話「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」に登場。
- 身長:3~46メートル
- 体重:600キログラム~2万6千トン
アリブンタを操り、東京の地底に要塞を築こうとしていた。アリブンタと共に地底に突入したAを閉じこめるが、Aの発したウルトラサインでゾフィーが救援に駆けつけ、失敗に終わる。地上に現れてアリブンタと共にAとゾフィーに挑むが、最期はアリブンタと頭部をぶつけられて倒された。地底でのヤプールの手先という設定だが、劇中では描写されない。
- 声:沢りつお
- 鳴き声の効果音には、東宝の特撮映画『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』に登場するガニメの鳴き声を加工したものがあてられた。
- スーツはその後アングラモンに改造された
大蟻超獣 アリブンタ[]
第5話「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」に登場。
- 身長:57メートル
- 体重:6万2千トン
ギロン人に操られており、武器は何でも溶解する蟻酸と両手からの火炎。O型の血が好物で、都内各地でO型の女性を蟻地獄に引きずりこんで食料とした後で地下鉄を襲撃し、多数の乗客を地下鉄ごと口から放つ蟻酸で殺害した。一時は蟻地獄を利用して地底に突入したAをギロン人と共に地底に閉じこめるが、ゾフィーの救援によって失敗し、地上に現れてギロン人と共にAとゾフィーに挑むが、ギロン人と頭部をぶつけられて倒された。
- 名前の由来はアリ+南米の肉食兵隊蟻「マラブンタ」である。
変身超獣 ブロッケン[]
第6話「変身超獣の謎を追え!」に登場
- 身長:65メートル
- 体重:8万3千トン
ワニと宇宙怪獣の合成超獣。宇宙船に乗って月から帰還する途中だった小山隊員(演:小林昭二)に乗り移った。乗り移った小山隊員の両手のひらには目と口が現れ、正体がばれないようにするため常に手袋をはめていた。その後正体が見破られそうになり、TACが開発していた新型ロケットエンジンを研究所ごと破壊した。鼻から炎、両手から破壊光線、蛇状の触角からスネーク光線を出す。スネーク光線でAを瀕死に追い込むが、ウルトラギロチンで首と両腕、触覚を切断されて爆発した。その後、小山隊員も元に戻った。
蛾超獣 ドラゴリー[]
第7話「怪獣対超獣対宇宙人」、第8話「太陽の命・エースの命」に登場。
詳細はドラゴリーを参照
幻覚宇宙人 メトロン星人Jr.[]
第7話「怪獣対超獣対宇宙人」、第8話「太陽の命・エースの命」に登場。
詳細はメトロン星人を参照
巨大魚怪獣 ムルチ(二代目)[]
第7話「怪獣対超獣対宇宙人」、第8話「太陽の命・エースの命」に登場。
詳細はムルチを参照
二次元超獣 ガマス[]
第9話「超獣10万匹! 奇襲計画」に登場。
- 身長:55メートル
- 体重:2万2千トン
蘭の花と宇宙怪獣の合成超獣。カメラの撮影と同時に写真のネガに潜り込み、焼き増しされた写真の枚数だけ自分を増やす(しかも焼き増しの度に武器が増える)ことができる。当初はこれを利用してTAC基地に侵入し、内部から破壊する予定だったが手違いから雑誌記者のカメラに取り込まれた。このことで大量に発行された雑誌から実体化し、多数のガマスを登場させる『超獣10万匹計画』を実行するのが目的となった。ある種の音波に反応して活動、実体化する。武器は口からのロケット弾と、手裏剣、まきびし、槍など忍者に関わる武器を多数使用する。その為忍者超獣という異名を持つ。最期は武器の槍を奪われて姿を消したが、位置を看破されて槍を刺されて倒れたところにパンチレーザースペシャルを受けて大爆発した。ネガも山中隊員のTACガンで焼却処分された。
- 着ぐるみはファイヤーマンのロドグロスの死体として流用された。
変身怪人 アンチラ星人[]
第10話「決戦! エース対郷秀樹」に登場
- 身長:2メートル
- 体重:150キログラム
ザイゴンを従えてやってきたヤプール人の手下で、TAC基地を内部から破壊することが目的。元MATの郷秀樹に化けてTACの前に現われ、ザイゴンを撃退する芝居をしてまんまとTACに入り込んだ。しかし不可解な行動から正体が露見し、北斗星司と南夕子のTACガンを受けて絶命。
- 『ウルトラマン超闘士激伝』でもヤプールの手下(こちらでは幹部クラス)として登場。やはりジャックに化けてウルトラ戦士達を欺いている。
犀超獣 ザイゴン[]
第10話「決戦! エース対郷秀樹」に登場
- 身長:70メートル
- 体重:6万6千トン
その名の通り犀と宇宙怪獣の合成超獣で、アンチラ星人の手下。武器は犀の名残の角と口から吐く高熱火炎。犀だが何故か赤いものを見ると興奮する。最期はウルトラナイフで首を切断されて絶命。頭部は哀れんだAに墓標代わりに丁寧に立てられた。
くの一超獣 ユニタング[]
第11話「超獣は10人の女?」に登場。
- 身長:55メートル
- 体重:4万7000トン
人間の女性10人が合体して超獣になり、TAC基地のレーダーを次々と破壊した。それぞれの体のパーツが女性に化けており、9人が体の部分、1人が武器の角になる。口から吐く糸で相手を絡めとり、引きずり回すのが得意で、角は発光して相手にダメージを与え、自身の意志で自由自在に操ることが可能。Aにマルチギロチンでバラバラにされるもすぐに復活した。最期はストップフラッシュで動きを止められ、ウルトラシャワーで跡形も無く溶解された。
さぼてん超獣 サボテンダー[]
第12話「サボテン地獄の赤い花」に登場
詳細はサボテンダー (ウルトラ怪獣)を参照
殺し屋超獣 バラバ[]
第13話「死刑! ウルトラ5兄弟」、第14話「銀河に散った5つの星」に登場
- 身長:75メートル
- 体重:8万5千トン
ヤプールがウルトラ5兄弟をゴルゴダ星に縛り付け、その間に地球を征服する為に送り込んだ、アゲハ蝶の幼虫と宇宙怪獣の合成超獣(Aは兄達にエネルギーを分けてもらって地球に戻った為、実際に縛り付けられたのは4兄弟)。右手が鉄球、左手がカマになっている。また、鉄球の先端を伸縮自在に伸ばして相手を攻撃する。頭部には剣がついており、これは飛ばすことが可能な上、飛ばした後も自由自在に操ることができる。そして火炎放射も備えている。放射能の雨に守られていて、その為か定かではないが雨が降っている間はTACのミサイルやロケット弾が通用しなかった。地球に戻ったAとの初戦では頭部の剣を奪われて追い詰められるが、ヤプールが人質にとったウルトラ兄弟の映像をAに見せて戦意を削いだこともあり、Aを敗退に追い込んだ。だが、ウルトラ兄弟救出後の2回戦は放射能の雨も降らず、胸に剣を刺され吐血。更にはAに後頭部を蹴られ、顔から眼球が飛び出した状態で自身のカマで首を切られて絶命した。
- ゴルゴダはイエス・キリストが処刑された丘の名に、バラバはキリストに代わって釈放された囚人の名に因む。
- 『ウルトラマンタロウ』に登場した、ウルトラ兄弟に倒された怪獣の怨念が合体した暴君怪獣タイラントはバラバの腕を持っている(ただし左右が逆になっている)。
- 『ウルトラマン超闘士激伝』では幹部クラスの超獣となっており、「超獣武器庫」の異名を持つ。
異次元超人 エースキラー[]
第14話「銀河に散った5つの星」に登場。
詳細はエースキラー (ウルトラ怪獣)を参照
超人ロボット エースロボット[]
第14話「銀河に散った5つの星」に登場。
- 身長:40メートル
- 体重:4万5千トン
エースキラーがウルトラ兄弟から奪った光線の能力を試す実験台としてヤプール人が作ったロボットで、Aにそっくりだがロボットの為プロテクター(設定上は強化パーツ)がついている。本物のAよりも動きが鈍い。メタリウム光線など本物のAと同じ光線が使用可能だがエースキラーには効かず、光線を立て続けに浴びせられ、倒れたところにエースキラーがゾフィーから奪ったM87光線を受けて爆発した。
※登場の際にヤプールは「ヤプールの科学力を持ってすればAの1人や2人作り出すことなどわけはない」と言っていたが、それが事実なら既にヤプールはAを倒せていたはずで、これはハッタリかウルトラ兄弟への嫌がらせと思われる。
大蟹超獣 キングクラブ[]
第15話「黒い蟹の呪い」に登場
- 身長:88メートル
- 体重:6万3千トン
カブトガニと宇宙怪獣の合成超獣で、武器は額から出す高熱火炎と口から出す溶解泡。また全ウルトラ怪獣の中でも有数の長さを誇る尻尾で相手を絡めとって絞殺する。海を汚した人間を恨み、瀬戸内海で人間を食べて成長し、一旦海岸に現れて暴れているところをTACに攻撃され、姿を見えなくして鷲羽山ハイランドに潜んでいた。しかしキングクラブが食べた漁師の化身のカブトガニの声を聞いた少年の情報で居場所をTACに突き止められ、タックスペースから窒素爆弾の爆撃を受けて姿を現した。尻尾を使ってAを危機に追い込んだがドリル光線で尻尾を砕かれ、自身もアタックビームで倒された。
牛神超獣 カウラ[]
第16話「怪談・牛神男」に登場
- 身長:61メートル
- 体重:7万7千トン
牛神男が巨大化した姿。頭部からパープル光線を撃ち、涎は強酸性の溶解液で何でも溶かす。また催眠術で分身したかの様にAの目を惑わす。人間に食われた牛の怨念の化身で、人間を喰らうことを使命としている。劇中では人間以外にオリーブの木も食べていた。腕に付いた呪いの鼻ぐりをAに解かれ、鼻にセット光線を受けて沈静化した後、Aに鼻ぐりを持ったまま地面に叩きつけられ、牛の怨念は解かれて元の高井青年の姿に戻った。
牛神男[]
第16話「怪談・牛神男」に登場
- 身長:170センチメートル
- 体重:65キログラム
牛を供養する鼻ぐり塚からイタズラで鼻ぐりを盗んで腕輪にした高井青年が牛の怨念を利用したヤプール人に呪いをかけられた姿。本物の牛同様に草を食べ、牛と会話する。最初は腕輪の周辺から牛の毛が生えてきて、翌日には身体全体に毛が生えた後、頭部に牛の角が生えてきた。時が経つに連れてどんどん牛になっていき、最後はカウラになった。
- 演:蟹江敬三
大螢超獣 ホタルンガ[]
第17話「怪談・ほたるヶ原の鬼女」に登場
- 身長:80センチメートル~72.2メートル
- 体重:90グラム~2万3千トン
蛍と宇宙怪獣の合成超獣。TACの新兵器(V7ミサイル)の輸送妨害が目的で、ほたるヶ原バイパスで交通事故を起こしながら機会を伺っていた。普段は蛍として少女・民子に飼われている。武器は頭部からの溶解液。尻尾を発光させて攻撃もできる。尻尾の中に民子と南夕子を閉じこめたが、惜しいところで変身を許した。Aを危機に追い込んだが、TACのV7ミサイルを喰らって弱ったところにメタリウム光線を受けて爆発した。
鬼女[]
第17話「怪談・ほたるヶ原の鬼女」に登場
- 身長・体重:不明
少女・民子の車を憎む気持ちと母親への愛を利用して民子をヤプール人が怪人化させたもの。動きは身軽で、建物の屋根へと簡単に飛び乗ったりできる。武器は特に無く、南夕子を自宅に誘いこんで幻覚を見せて絞殺しようとしたが、北斗星司に見つかり逃亡。ホタルンガの死と共に元の姿に戻った。
大鳩超獣 ブラックピジョン[]
第18話「鳩を返せ!」に登場。
- 身長:57メートル
- 体重:4万3千トン
鳩の帰巣本能を利用してTAC基地を攻撃するために、三郎少年が飼っている伝書鳩の小次郎の脳をヤプールが宇宙怪獣に移植して作り上げた。ヤプールの命令にも従うが、三郎少年の鳩笛に時折操られる。武器は口から吐く毒液と火炎、腹から飛ばす角などで、メタリウム光線を跳ね返してAを追い詰めるが、三郎少年の鳩笛に気をとられている間にダイヤ光線で倒された。
- 『ウルトラマン超闘士激伝』では失敗作で善悪の判断ができない超獣となっており、処刑されかけたところをタロウに助けられて仲間となる。
異次元エージェント アンドロイド[]
第19話「河童屋敷の謎」に登場。
- 身長:172センチメートル
- 体重:80キログラム
春山と言う老夫婦に化け、人良さ気に自宅のプールことキングカッパーの頭に子ども達を入れてヘソを奪い、河童人間にしていた。元々ヤプールの捨て駒だったらしく、本人達もそれを察していたのかTACが来ても動じず攻撃を試みるも、TACガンで撃たれて壊れた。
- 演:細川俊夫
河童超獣 キングカッパー[]
第19話「河童屋敷の謎」に登場。
- 身長:57メートル
- 体重:6万8千トン
ヤプールが作ったアンドロイドの老人達と組み、頭の皿をプールに見せかけて泳ぎに来た子ども達のヘソを奪った。武器は口から吐く煙幕と手から放つカッパーミサイル。伝説上の河童同様に頭の皿の水が無くなると弱くなる弱点があり、水がこぼれると再び水を吸い上げるユニークな特技を持つ。Aに皿の水を蒸発させられた後、バーチカルギロチンで真っ二つにされ、キングカッパーが倒されると子ども達にヘソが戻った。
大蝉超獣 ゼミストラー[]
第20話「青春の星・ふたりの星」に登場
- 身長:63メートル
- 体重:5万6千トン
突如、山を裂いて現れたセミと宇宙怪獣の合成超獣で、武器は口吻から吐く3千度の火炎と当たった物を自在に浮遊させる反重力光波(ただし極度の精神統一が必要で、攻撃を受けると効果を失ってしまう)。最期はメタリウム光線を受けて炎上し、絶命した。
天女 アプラサ[]
第21話「天女の幻を見た!」に登場
- 身長:150センチメートル
- 体重:45キログラム
おとめ座の精で、おとめ座の爆発の際にヤプールに救われたが、そのことを盾にとられてヤプールに地球攻撃を命じられ、拒否した為アプラサールにされてしまう。元に戻った後、白鳥座に旅立った。
天女超獣 アプラサール[]
第21話「天女の幻を見た!」に登場
- 身長:58メートル
- 体重:2万8千トン
アプラサがヤプールの要求を拒んだため変貌した姿で、ヤプールの命令通りに動く。武器は頭部の穴から出す破壊光波と羽衣。宇宙線の産物で実体は無く、あらゆる武器が通じない。アプラサの自我が残っており、テレパシーでAに助けを求める。Aのウルトラシャワーで実体化し、最期はヤプールの力を遮られて元の姿に戻った。
銀星人 宇宙仮面[]
第22話「復讐鬼ヤプール」に登場
- 身長:180センチメートル
- 体重:200キログラム
ヤプール人が度重なる失敗に焦り、送り込んだエージェント宇宙人。TAC基地に侵入した後で彫刻家の坂井に化け、子ども達にブラックサタンの像を作らせ、完成するや正体を現して腕輪のエネルギーで像を超獣化させた。さらにはTACの美川隊員を篭絡して攻撃機能を持った犬のぬいぐるみ(ブーアン)を送り込み、北斗星司の命を狙った。武器は腕輪で、体は特殊な金属と合成樹皮で作られている。その為か定かではないが、彼が触れた物は火花を上げて燃え上がってしまう。ブーアンは北斗星司のTACガンで破壊され、自身も美川隊員に弱点の腕輪を撃たれて壮絶な断末魔の叫びと共に絶命した。
暗黒超獣 ブラックサタン[]
第22話「復讐鬼ヤプール」に登場
- 身長:3~60メートル
- 体重:3~3万トン
宇宙仮面が化けた彫刻家の坂井の指示で子ども達が作った像を宇宙仮面が超獣化させたもの。目から破壊光線、口から物体を炎上させるガスを放ち、両手や尾からミサイルを放つ。また、宇宙仮面の腕輪からエネルギーを得ているため、宇宙仮面が存命している限り無尽蔵の力を誇る。だが、宇宙仮面が美川隊員に射殺されて弱体化し、最期は石油タンクを頭にぶつけられて石油を浴びたところへタイマーボルトを受けて炎上。行動不能になったところにメタリウム光線を受けて爆発した。
異次元超人 巨大ヤプール[]
第23話「逆転! ゾフィ只今参上」に登場
詳細はヤプール人を参照
異次元人 マザロン人[]
第24話「見よ! 真夜中の大変身」に登場。
- 身長:45メートル
- 体重:3万3千トン
ヤプール人の怨念の化身で、体内にマグマがあふれ、爪の先からマグマレーザー光線を発射する。富士山の地下に潜伏し、健太少年の母親にヤプール人の破片を寄生させて超獣作りの母体として実体のないホログラムのようなマザリュースを作ってTACを振り回したが、富士山に乗り込んできたAに敗れた。
- 声:沢りつお
- 書籍によってはヤプールの変身と記述しているものもある。
- 『ウルトラマン超闘士激伝』でもヤプール軍の一員となっており、強力なハイパーマザロンへと変身を遂げる。
地獄超獣 マザリュース[]
第24話「見よ! 真夜中の大変身」に登場。
- 身長:60メートル
- 体重:なし
マザロン人が健太少年の母親の母性エネルギーを利用して誕生させた超獣で、赤ん坊のような鳴き声を出す。実体は虚像であらゆる攻撃が通用しない。健太少年の母親が正気に戻ると消滅した。今回、Aとは戦わなかった。
- 着ぐるみはサボテンダーを改造したもの。
妖女[]
第24話「見よ! 真夜中の大変身」に登場。
- 身長・体重:不明
健太少年の母親がマザロン人の力で変貌した姿。授けられた巫女としての超能力を受けてマザリュースを誕生させたが、健太少年がヤプールの破片をぶつけると元の姿に戻った。
古代星人 オリオン星人[]
第25話「ピラミッドは超獣の巣だ!」に登場。
- 身長・体重:不明
1万3000年前、地球を植民地帯にしていたが突如の洪水でピラミッドの中に逃れて眠りについていた。復活してオリオン星からの命令で再び地球侵略のためにスフィンクスを操り、人間に変身したオリオン星人の少女ミチルを使ってTACの新兵器「V9」を破壊しようとしたが失敗。ミチルは作戦に失敗したために見捨てられ、最終的にAの手助けをしたため司令官に処刑されてしまう。オリオン星人達はオリオンガスを吸引することで生きているが、このガスは人間が吸引すると血液中の白血球を異常増加させる作用を持つため有害である。ミチルの失敗と共にスフィンクスを召喚するが、Aとの激戦の末に敗れ、司令官が立て篭もっているピラミッドも逃亡を図ったがメタリウム光線で粉砕された。殺害されたミチルはAによって宇宙に運ばれ、夜空に輝く星になった。
- 声:辻村真人
古代超獣 スフィンクス[]

ウルトラマンエースと戦うスフィンクス
第25話「ピラミッドは超獣の巣だ!」に登場。
- 身長:58メートル
- 体重:6万5千トン
オリオン星人に操られている超獣で、小学校の校庭から現れたピラミッド内から現れ、町で暴れ出した。額の蛇から炎、頭部の角から光線を出す。ミチルが吹く笛の音でおとなしくなる。Aのエースブレードで首を斬り飛ばされ、タイマーショットで体を爆破された。頭部はピラミッドに収容されるが、ピラミッドごとメタリウム光線で破壊された。
- 『ウルトラマン超闘士激伝』ではヤプールの配下となっており、異次元のゲートの門番をしている。
地獄星人 ヒッポリト星人[]
第26話「全滅! ウルトラ5兄弟」、第27話「奇跡! ウルトラの父」に登場。
- 身長:50メートル
- 体重:6万3千トン
地球侵略を企む異星人。まさしく地獄のような環境の惑星ヒッポリト星で生活している強靭な宇宙人で、自分達のことを「宇宙で一番強い生き物」と豪語している。しかしそれは決して過言ではなく、凄まじい戦闘能力を誇っている。ノズル状の口から噴射する強力な火炎や強風、腕からの自動追尾ミサイル(ヒッポリトミサイル)、頭部の三つの突起から放つ閃光(ヒッポリトビーム)が武器である。また、幻像を投影したり、ウルトラ戦士を固めてしまうタール(ヒッポリトタール)を噴きつける巨大カプセル(ヒッポリトカプセル)も強力な武器である。最初は200メートルもの自身の幻像をスモッグに投影し、それに都市を攻撃させていた。本体は都市部から遠く離れた山岳地帯に陣取ってヒッポリトカプセルを通して自分の姿を投影しており、幻像なのでTACの超兵器の数々も無効だった。本体がいる場所を通りかかったため殺害された男性が、死ぬ間際に北斗・南隊員に星人と接触した事を伝えたため仕掛けを見破られたが、罠として予め用意していたカプセルにAをはじめ救援に駆けつけたゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、新マンを閉じ込め、ヒッポリトタールを流し込んでブロンズ像に変えてしまった。更にカプセルの秘密を暴いたTACを逆に火炎攻撃で全滅寸前に追い込むが、最期はウルトラの父の捨て身の救援で復活したAとTACの猛攻を受け、メタリウム光線で爆破された。
- 声:谷津勲
- 内山まもるによる漫画版では、ヒッポリトカプセルは使わず口から直接タールを噴射していた。テレビ版と違い、最期はウルトラの父との戦いでそのまま倒されている。
- 『ウルトラマン物語』の設定では、ヒッポリト星は既に宇宙の帝王ジュダに支配されており、ヒッポリト星人はジュダの手先となっている。
- 『ウルトラマン超闘士激伝』では強豪宇宙人の一人だったが、闘士になったAにあっさり敗北した。
- 『ウルトラマンメビウス』第36話では、トリヤマ補佐官が読んでいた雑誌の表紙を飾っていた。
『ウルトラマン Fighting Evolution0』に登場したヒッポリト星人[]
プレイステーションポータブル専用ソフト『ウルトラマン Fighting Evolution0』に登場。
バルタン星人、ナックル星人、テンペラー星人、ババルウ星人や、ヤプールと手を組んでウルトラ兄弟抹殺を狙う。ゴルゴダ星でウルトラ兄弟の1人(プレイヤーキャラ)と対決し、騙し討ちで必殺技を使えない状態にする。その後、地球に現れてゾフィーとセブンの力を奪って強化された状態で襲ってくる。ゴルゴダ星で対面したウルトラ兄弟に対して「久しぶりだな」と言っていたことから『ウルトラマンA』で倒された個体が復活したと思われる。
『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場したヒッポリト星人[]
てれびくん版『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場。
悪の大怪獣組織 アッタティウのボスマーゴドンの遺したクローンを操り、カプト星でレオ、アストラ、80と対決。3人をブロンズ像にし、マーゴドンの冷凍能力でカプト星を氷の惑星に変える。レオ達を助けに来たメビウスをカーン星人とアトランタ星人の作戦でエネルギーを消耗させブロンズ像にしようとするが、救援に駆けつけたメロスによって妨害される。さらにウルトラマン、ジャック、エース、タロウの「ウルトラの星作戦」でレオ達も復活し完全に形勢が逆転、最後はウルトラ兄弟とメロス達の合体光線でマーゴドン共々粉砕された。作中では終始マーゴドンの背中に騎乗しており、ヒッポリトビームやヒッポリトミサイル、ヒッポリトカプセル等お馴染みの武器を見せていた。
満月超獣 ルナチクス[]
第28話「さようなら夕子よ、月の妹よ」に登場。
詳細はルナチクスを参照
地底超人 アングラモン[]
第29話「ウルトラ6番目の弟」に登場。
- 身長:2~52メートル
- 体重:180キログラム~4万4千トン
地底に住んでいるが地上人の地下水汲み上げに立腹し、警告の意味でギタギタンガの酸欠ガスを使い、酔っぱらい事故を装って梅津姉弟の父親をはじめ何人も殺害していた。武器は目から赤色破壊光線、口から青色の金縛り光線、胸から青色の局部地震光線を発射する。Aに見つかりギタギタンガと共に戦うが、ギタギタンガはあっけなく敗北。地震光線による地割れ攻撃でAを地底に沈めようするが、北斗星司=Aが梅津ダンから、弱点だと知らされていた胸にハンドビームを受けて炎上して絶命した。
- 声:阪脩
- 着ぐるみはギロン人の改造(腕が鋏になっているのがその名残)。
地底超獣 ギタギタンガ[]
第29話「ウルトラ6番目の弟」に登場。
- 身長:62メートル
- 体重:7万3千トン
アングラモンに操られている超獣で、肩の突起からアルコールガスを吐く。最大の武器はこのガスで、実態はアルコール臭を持つ酸欠ガスである。Aに見つかりアングラモンと共に戦うが、エースリフターで爆発四散した。
黒雲超獣 レッドジャック[]
第30話「きみにも見えるウルトラの星」に登場。
- 身長:72メートル
- 体重:6万4千トン
普段は黒雲に化けていて、ピンチになると超獣の姿になる。体及びその周りは超高温で、特に体の赤い部分は6千度で容易に近付けない。両手から炎とミサイルを放つ。Aのメタリウム光線で倒された。
バク超獣 バクタリ[]
第31話「セブンからエースの手に」に登場。
- 身長:62メートル
- 体重:5万9千トン
動物園のバクが空から来た異次元エネルギーを浴びて超獣になった。武器は頭部の突起から出す溶解霧(風化光線)と爪から出す火炎。ウルトラセブンが発したウルトラサインを見たAに宇宙に運ばれ、セブンのエメリウム還元光線で元のバクに戻された。
超獣人間 コオクス[]
第32話「ウルトラの星に祈りを込めて」に登場。
- 身長:51メートル
- 体重:4万3千トン
宇宙船で宇宙ステーションNo.5を破壊し、地球に侵入した。TACに宇宙船は撃墜されたものの、星野アキラと言う少年に変身して北斗星司に近付いた。目的は北斗星司ことAの抹殺だが、人間体でも正体の超獣が持つ高い体温は隠せない事や、アキラが指先を光らせて北斗の乗るタックアローを誘導していた所を梅津ダンに見つかった事で正体が発覚した。全身からミサイルを撃ち、指先から赤い光を放つ。この光に当たった物は視界が赤くなり体が麻痺してしまい、これでAも苦戦するが、フラッシュハンドで両手を切断された後、メタリウム光線で倒された。
気球船超獣 バッドバアロン[]
第33話「あの気球船を撃て!」に登場
- 身長:49メートル
- 体重:3万3千トン
2人の青年を操り、自分が化けた気球=バアロン号に子ども達を乗せて魂を吸収していた(魂を吸収された子どもは大人しくなるが、生気がなくなり精神面で老人になる)。しかし北斗と梅津ダンの機転によって本性をさらけ出し、送電線に接触して巨大化した。武器は口から出す突風と右手の鞭で、吸収した魂は腹の穴に保存している。最期はホリゾンタルギロチンで首を飛ばされ、バーチカルギロチンで体を縦真っ二つにされた。倒された直後吸収された魂は解放され、片手に風船を持ちながらもとの魂の持ち主の所まで飛んで行った。
虹超獣 カイテイガガン[]
第34話「海と虹に超獣が踊る」に登場
- 身長:45メートル
- 体重:3万7千トン
深海に住んでいたが、海が石油や工業排水などで汚されている事に怒り、海を汚すタンカーを次々に襲った。口から強力な水流、ガス、針状の光線、ミサイルを撃つ。体のウロコははがれると美しい貝のように見える。TACの誘き寄せ作戦で地上に現れ、最後はAのメタリウム光線で倒された。
夢幻超獣 ドリームギラス[]
第35話「ゾフィからの贈り物」に登場。
- 身長:60メートル
- 体重:4万トン
雪夫少年が湖に超獣が出現する夢の恐怖の刺激を受けてオネショとして産み出し(布団には超獣の形をしたシミが現れ、なかなか乾かない)、その後彼が夢で見た湖を実際に見つけた時に発した恐怖心に反応して彼のオネショのシミから実体化し誕生した超獣。雪夫少年のオネショに対するトラウマが雪夫少年の未知の力によって超獣化して夢に現われ、彼の夢に対する恐怖心がエネルギーとなって実体化したと思われる。独特で印象的な鳴き声で鳴き、口から白色溶解液と爆発性赤色液を吐き、口の下にあるドリル状の突起物に赤色液を貯蔵している。長い尻尾を使って相手を絡みつく攻撃が得意。頭部はレーダーで、耳は水中ソナーになっており、全身のイボは相手の攻撃を軽減する役割を持つ。雪夫少年の身体から生まれた為に体内に雪夫少年の遺伝子を持つ(雪夫少年は超獣が自分のオネショから実体化した事を知らない)。実体化と同時に湖にテレポートして湖の上空を通る航空機を次々と撃墜し、自身は攻撃を受ける前に雪夫少年の布団のオネショのシミに戻ってしまう。オネショの化身でタツノオトシゴのような顔をしている。その為に水中戦が得意で、Aを湖に引きずり込んで苦しめたが、ゾフィーが天空から投下したウルトラマジックレイで湖水を蒸発させられてしまい、形勢が逆転し、Aのメタリウム光線で倒された。
- 着ぐるみはレッドジャックの改造。
- オリジナル脚本ではドリームギラスが倒されるとオネショのシミが蒸発するみたいに消滅する設定になっている。
騒音超獣 サウンドギラー[]
第36話「この超獣10000ホーン?」に登場。
- 身長:53メートル
- 体重:3万1000トン
音を食べるという変わった性質を持ち、最初は一瞬しか出現せず被害もなかったが、日本では騒音に困ることなく、エネルギーを蓄えて最後は実体化した。最大の武器は頭部から出す虹色のリング状金縛り光線(物体停止エネルギー光線)。また、手からのショック光波、ロケット弾も持つ。メタリウム光線で倒された。
鈍足超獣 マッハレス[]
第37話「友情の星よ永遠に」に登場。
- 身長:60メートル
- 体重:5万4000トン
高速で動く物と騒音を極端に嫌い、地面から突如現れてジェット機や新幹線などを次々と破壊した。片方に鶏冠が付いた様な変わったフォルムをしており、武器は口から吐く爆発性白色ガスと手から出す黄色槍型光線。槍型光線でAを追い込んだが、鶏冠を取られてスター光線を受けて怯んだ所をメタリウム光線で倒された。
伝説怪人 ナマハゲ[]
第38話「復活! ウルトラの父」に登場。
- 身長:2メートル
- 体重:75キログラム
出所不明の怪人で、異国のクリスマス、サンタクロースに興じる日本人に怒り、スノーギランを使って街を破壊した。鬼の面に蓑をつけ、包丁を持つと言う名前通りなまはげそのものの姿をしている。ウルトラの父のファザーショットで倒された。
- 声:沢りつお
雪超獣 スノーギラン[]
第38話「復活! ウルトラの父」に登場。
- 身長:49メートル
- 体重:2万7千トン
孤児院の雪だるまの中から現れ、ナマハゲに操られて口から吐く吹雪で町を凍らせ、頭部から強烈な閃光を発して人々を失明させた。異常な冷気のためか、一度はメタリウム光線に耐えてAをダウンさせたが、ウルトラの父の力で復活したAのメタリウム光線で倒された。なお、閃光で失明した人々はウルトラの父が呼んだ南夕子が放った虹状の光線で回復した。
火炎人 ファイヤー星人[]
第39話「セブンの命! エースの命!」に登場。
- 身長:1.7~51メートル
- 体重:60キログラム~2万9千トン
地球侵略のために梅津姉弟の叔父の三郎に化けてファイヤーモンスを操り、TACの秘密兵器(シルバーシャーク)を破壊しようとした悪質な宇宙人。Aとファイヤーモンスを戦わせ、ファイヤーモンスがAに苦戦したために炎の剣をファイヤーモンスに渡してAを一度倒した。だが、Aはセブンに命を救われて復活し、その後は自ら梅津姉弟を人質に取りつつ、再度ファイヤーモンスとAを戦わせるが、ファイヤーモンスはTACのシルバーシャークで倒され、ついに自ら巨大化して炎の剣と口からの火炎を武器にAに挑む。しかし逆にAに炎の剣を奪われて頭部に突き刺され、メタリウム光線で倒された。
- 演(人間体):片岡五郎
火炎超獣 ファイヤーモンス[]
第39話「セブンの命! エースの命!」に登場。
- 身長:64メートル
- 体重:4万7千トン
ファイヤー星人に操られており、口から火炎を吐き、ロケット弾を発射する。ファイヤー星人から渡された炎の剣でAが放ったメタリウム光線を弾き、胸を貫いて一度倒すことに成功する。後にセブンの励ましで復活したAとの再戦時も炎の剣でAを窮地に追い込むが、TACのシルバーシャークで倒された。
- 声はムルチのものを使用した。
宇宙超人 スチール星人[]
第40話「パンダを返して!」に登場
- 身長:1.75~49メートル
- 体重:60キログラム~2万8千トン
地球人が夢中になっているパンダを盗みに来たというウルトラシリーズ屈指の妙な宇宙人。異常に発達した人差し指が特徴で、時速60キロ以上の驚異的な速度で走る黒マントの男に化けてパンダに関連するグッズを盗んだだけでなく、中国の動物園から誘拐した本物のパンダをも母星に持ち帰ろうとするが、北斗星司に正体を見破られて巨大化した。宇宙人としては珍しく服を着ており(ベルトのような物が確認できる)、形状や火炎放射器、ビーム砲などが頭部に内蔵してあることから判断してヘルメットのようなものを装着していたと思われる。最期はメタリウム光線で倒された。
- 人間体を演じたのは東宝出身俳優の大村千吉で、これ以外にも東宝の特撮映画や他のウルトラシリーズ作品で垣間見られた印象的な演技は、今なお語り草となっている。
- 着ぐるみは第1・2話で使われたAのスーツを改造した物。
- 冒頭のタイトルでは『宇宙超獣 スチール星人」と誤記されている。
- 名前の由来は英語で『盗み』を指す単語の『スチール』から。
- 劇中の「本物のパンダ」の着ぐるみは、今でこそ造型についてとやかく言われる事が多いが、それでも現実のパンダ人気における視聴者へのサービスとして(当時)約30万円を掛けて作成されたものである。
その他の作品に登場したスチール星人[]
- 雑誌連載『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』では、エンペラ星人の鎧「アーマードダークネス」を狙う宇宙人軍団の一人として登場。ウルトラ兄弟に襲い掛かる。
邪神超獣 カイマンダ[]
第41話「怪談! 獅子太鼓」に登場。
- 身長:61メートル
- 体重:1万トン
新太少年の父親が拾ってきた不思議な像が超獣に変化した姿で、新太の父を催眠術で操り、ふざけて獅子舞をかぶって遊んだ新太少年をシシゴランに変身させた。全身金色の身体で胴体上部に口があり、背中に火炎が燃え盛る神の輪を背負っている。口から火炎を吐いてシシゴランと共にAと戦うが、Aのグリップビームで倒された。
獅子超獣 シシゴラン[]
第41話「怪談! 獅子太鼓」に登場。
- 身長:57メートル
- 体重:3万3千トン
ふざけて獅子舞をかぶって遊んでいた新太少年に怒ったカイマンダが彼を超獣にしてしまった姿で、カイマンダの呪いにより新太少年が獅子舞と同化変身し誕生した。猪突猛進の性格でひたすら破壊活動を行う。武器は口から吐く火炎や目から放つ破壊光線、怪力、頭突きなどで、足は1分間に大型トラック30台をプレスするパワーを持ち、羽織っているマントはアンチミサイルボードであらゆる攻撃を跳ね返す。その正体は新太少年の身体と細胞が超獣に変異されたもので、最初TACとAはうかつに攻撃できなかった。太鼓の音に操られてカイマンダと共にAと戦うが、カイマンダはAに倒され、太鼓はTACによって破壊され、自身も頭部にメタリウム光線を浴びて閃光と共に新太少年の姿に戻った。
氷超獣 アイスロン[]
第42話「神秘! 怪獣ウーの復活」に登場
- 身長:60メートル
- 体重:3万4千トン
飯田峠で神とされていた超獣で、峠に近寄る人間を食べていた。武器は口から出す冷凍ガス。ウーと激突して返り討ちにしてしまう。最期はメタリウム光線を受けて倒され、亡骸はAに埋められた。
伝説怪獣 ウー(二代目)[]
第42話「神秘! 怪獣ウーの復活」に登場
詳細はウー (ウルトラ怪獣)を参照
吹雪超獣 フブギララ[]
第43話「怪談! 雪男の叫び」に登場
- 身長:58メートル
- 体重:4万1千トン
雪や氷のある星にしか住めない獅子座第3星の宇宙生物が、山奥に住む男に憑依して誕生した。目から赤色破壊光線、胸からショック光波を出し、口から吐く冷凍ガスで野尻湖一帯を自分の星の環境に近付けようとした。パンチレーザーを受けてもビクともせず、逆に冷凍ガスを浴びせてAを窮地に陥れた(ほぼ冷凍状態になったが)。しかし止めをさすには至らず、息を吹き返したAのバーチカルギロチンで真っ二つに裂けてしまい、その直後男は元の姿に戻った。
鬼超獣 オニデビル[]
第44話「節分怪談・光る豆」に登場
- 身長:57メートル
- 体重:3万1千トン
雷と共に突如現れ、A抹殺の為に北斗星司に自分の超能力を注いだ赤い豆(食べた者の腕力を奪う)を節分の豆に混ぜて食べさせた。角からショック光波を出し、腕力を失ったAに一度は勝ったが、ウルトラセブンに豆を除去されて回復したAには終始劣勢で、武器らしい武器も無かった為TACのゴールデンホークで大ダメージを負い、エースリフターを受けてあっさり絶命した。
ガス超獣 ガスゲゴン[]
第45話「大ピンチ! エースを救え!」に登場
- 身長:78メートル
- 体重:2万7千トン
宇宙でガス状の生物が人工衛星ジュピター2号に卵を産み付け、地球のガスタンク地帯に落下した。ガスタンクのガスをエネルギーとし、衛星が卵の核となり卵から孵った超獣。武器は両手の鞭と口から吐く火炎とガス。ガスは一般の都市ガスで、一度はTACの冷凍ガスで氷漬けにされるが、体内のガスを使った発熱ですぐに蘇生した。体内にはガスタンクの様にガスが充満しており、地球上で倒すと大爆発を起こすため手を出せずにいるAを危機に陥れた。だが、TACの陽動にのった隙をついて背後に回ったAに宇宙に運ばれ、タックファルコンのレーザー光線で大爆発した。
- 声は東宝怪獣のラドンのものを使用した。
タイム超獣 ダイダラホーシ[]
第46話「タイムマシンを乗り越えろ!」に登場。
- 身長:55メートル
- 体重:3万トン
過去から来た超獣で、過去と現代を往来するタイムスリップ能力を持ち、口から火を吐く。卑怯な性格で、Aとチャンバラで対決し、死んだ振りをしてAを油断させたりしたが、エネルギー光線で倒された。名前の由来はダイダラボッチからきている。
余談だがこの話が作られたきっかけは、北斗星司役の高峰圭二と竜五郎隊長役の瑳川哲朗が「たまには馬にでも乗ってチャンバラをしたい」という意見があったため実現したという逸話がある。しかし撮影に使われた馬が慣れない弾着の音でノイローゼになってしまい、後に円谷プロダクションは馬の持ち主に凄く怒られたそうだ(劇中でも馬が驚いてパニックになっている)。
液汁超獣 ハンザギラン[]
第47話「山椒魚の呪い」に登場
- 身長:59メートル
- 体重:4万トン
少女サユリと老人が飼っていたオオサンショウウオが太陽光線を吸収して超獣化した。村人による環境破壊のために全滅した仲間のオオサンショウウオ達の復讐を目的に暴れまわる。口から溶解液を吐き、体からは催涙効果のあるガスを放出する。サユリや老人の吹く笛でおとなしくなっていたが、凶暴化して老人を殺し、サユリも殺そうとした。無限の体力を誇り、暴力では倒すことは愚か、弱らせることもほぼ不可能で、最期はエースバリアーで太陽光線を遮断されて元のサンショウウオに戻され、鍾乳洞内に封じられた。
異次元人 女ヤプール[]
第48話「ベロクロンの復讐」に登場
詳細はヤプール人を参照
ミサイル超獣 ベロクロン二世[]
第48話「ベロクロンの復讐」に登場。
詳細はベロクロンを参照
水瓶超獣 アクエリウス[]
第49話「空飛ぶクラゲ」に登場
- 身長:54メートル
- 体重:4万トン
宇宙船を伴い、神の使いと偽った少女に化けて地球に侵入。手始めに円盤からの黒煙で村の上空を覆って神の存在を説いて村人を騙し、彼等を利用して地球を植民地化しようとした。同胞の乗った宇宙船が撃墜された直後に巨大化した。武器は爪と左肩についた花から出す毒噴煙、そして人間体の際に指先から出す破壊光線。最期はウルトラ電撃キックで倒され、亡骸はAに土葬された(この際Aは正座して墓の前で合掌している)。
- 声の出演:市川治
宇宙電気クラゲ ユニバーラゲス[]
第49話「空飛ぶクラゲ」に登場
- 身長:85メートル(触手の長さ:70メートル)
- 体重:1万トン
アクエリウスを護衛する手下の宇宙生物で、神の使いとして人々の前で暴れまわった。傘で言うところの頭頂部に目があり、武器は無いが触手から飛行機の燃料を吸収することができる。TACのレーザー光線を連続で受けて消滅した。
信号怪人 レボール星人[]
第50話「東京大混乱! 狂った信号」に登場
- 身長:226センチメートル
- 体重:115キログラム
東京の地下の廃坑になった下水道に自分達の秘密基地を作り上げ、そこでシグナリオンを操って信号を操作し、地上を大混乱させて住民に東京からの退去を要求した。とても身軽で、宙返りやきりもみジャンプ等を簡単にこなし、下水道工事の作業員に化けて活動し、人間体では拳銃を使う。劇中では信号と同じ赤・黄・緑の3体のレボール星人が確認されている。最期はTACの北斗隊員と山中隊員に射殺され、肉体は消滅した。
- 着ぐるみのスーツ本体はヤプール人の流用。
信号超獣 シグナリオン[]
第50話「東京大混乱! 狂った信号」に登場
- 身長:43メートル
- 体重:3万トン
東京都内の信号機内に侵入していた超獣で、レボール星人の守護神とも言うべき存在。信号と同じ色を持つ頭部の球体を使って交通網を混乱させると同時に球体から放つ怪光線で運転手を殺害していた。レボール星人が倒されたと同時に信号機から離脱し、巨大化した。武器は頭部の3つの球体から出す怪光で、赤は熱光線、黄は発狂光線、青は血液蒸発光線になっている。また3色同時に発射すると破壊光線になる。最期はメタリウム光線を受けて消滅した。
バイオリン超獣 ギーゴン[]
第51話「命を吸う音」に登場
- 身長:51メートル
- 体重:4万3千トン
バイオリンの形をした超獣で、春夫少年のバイオリンに憑依し、自分を奏でた人間に美しい音色を聞かせて魂を吸収していた。TACに正体が発覚してバイオリンのまま巨大化し、撃墜されて超獣化した。春夫の母親の春夫の父親と同様にバイオリストにしたいという春夫に対する執念がエネルギーとなっている。武器は頭部からの緑色金縛り光線と体を震わせて出す脳波破壊音(デスサウンド)で、最期はメタリウム光線を受けて絶命した。
遊牧星人 サイモン星人[]
第52話「明日のエースは君だ!」に登場。
詳細はヤプール人を参照
最強超獣 ジャンボキング[]
第52話「明日のエースは君だ!」に登場。
- 身長:59メートル
- 体重:5万トン
ヤプールの残党がA打倒のためマザリュース、ユニタング、カウラ、マザロン人(『ウルトラマン画報』によると巨大ヤプールとスチール星人も含まれる)の最も強い部分だけを結集して合体させた合成超獣(マザロン人は正確には超獣ではなく、ヤプール人の怨念の化身)。ケンタウロスの様な人馬形態。
竜隊長によると、「地上でバラバラになった超獣の分子は大気を浮遊しており、それをヤプールが一箇所に集めた」らしい。サイモン星人に扮するヤプールに操られ、手からミサイル、目から怪光線、口から火炎を吐き、全身からバリヤーを出す。TACの細胞破壊ミサイルも効かずAを苦しめるが、メタリウム光線を受けて怯んだ直後にギロチンショットで首を切断されて倒された。
- 『ウルトラマン超闘士激伝』でも超獣達の怨念が集まって誕生。スフィンクスにエネルギーを送られながら戦う。
関連項目[]
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