『ウルトラマン80』(-エイティ)は1980年(昭和55年)4月2日から1981年(昭和56年)3月25日までTBS系で毎週水曜日の19:00 - 19:30(JST)に全50話が放送された、円谷プロダクション製作の特撮テレビ番組。「昭和ウルトラシリーズ」第9作目であり、最終作である。第3期ウルトラシリーズの2作目にあたる。
ストーリー[]
激しかった怪獣との戦いが過去のものとなり、地球には平和が続いていた。
そんなある日、桜ヶ岡中学校[1]に新人教師・矢的 猛(やまと たけし)が新しく赴任してきた。「一所懸命」をモットーとする彼はさっそく、1年E組を受け持つことになったが、5年ぶりとなる怪獣復活を確信して個人的に調査を続けていた。
矢的猛の正体こそ、M78星雲から秘密裏に地球へ派遣されていたウルトラマン80だった。人間の負の感情・マイナスエネルギーが怪獣を生み出すということに気付き、それを根本から断つために教師として働いていたのである。
やがて、5年ぶりに出現した怪獣クレッセントを倒したウルトラマン80=矢的猛は、地球防衛軍の極東エリア・UGMのオオヤマ一樹キャップにその熱意を認められ、UGM[2]へ入隊。UGM隊員と教師という2つの職業をかけもちしつつ、怪獣と戦っていくことになる。
作品解説[]
1975年、『ウルトラマンレオ』放送終了をもってウルトラシリーズは一時中断していた。だが、1979年、シリーズ初のアニメーション作品となる『ザ☆ウルトラマン』で再開され、その成功を受けて本作が製作された。実写作品としては5年ぶりで、80という名は「1980年代の新たなウルトラマン」を由来とする。
「新しいウルトラマン」としての新機軸として、主人公が中学校の教師となり学校が日常の舞台とされた。企画書では、児童の殺人や自殺といった暗い世相に言及し、「“生命の尊さ”、“愛の美しさ”、“勇気の誇らしさ”を啓蒙し、“ウルトラ文化”と呼ばれる子供文化を作り上げていきたい」とし、その手段として「ウルトラマン=先生というドラマ設定とした」と記されている。こうして、当時の子供たちを取り巻く不穏な世相を象徴する形で、「地球人の憎しみ、悲しみなどの邪悪な心(マイナスエネルギー[3])が怪獣を生み出す」という設定を導入し、ウルトラマン80は怪獣と直接戦うだけではなく、「怪獣を生み出す人間の邪悪な心を正すため、教師として子供たちの教育に取り組む」というドラマ作りが行なわれた。
主人公が学校教師である点は、当時流行した同じTBSのテレビドラマ『3年B組金八先生』や日本テレビ系の『熱中時代』などと共通しているが、このコンセプトは『ウルトラマンレオ』終了時にすでに存在した[4]。湯浅監督は、賛否両論のあるこの「主人公を単に防衛チームの隊員ではなく、教師にした」という設定は、安易に当時の「先生物」のブームに便乗したわけではなく、先ほどの橋本洋二プロデューサーの「なぜいま、ウルトラマンを作らなければならないか」という問いかけに応じたものであり、「万能」のウルトラマンに「先生」という肩書を加え、「昼間、授業中に怪獣が出たらどうするのか」といった葛藤から生まれるドラマに主眼を置いたものだったとしている。
本作の企画は、円谷プロの赤坂の寮で週に一回会議が行われ、そして進められた。テーマは「いま、ウルトラマンを復活させる意義は何か」というもので、TBS編成局側からは「従来のスタイルにしてほしい」との要望が出された。これに対し、同じくTBSの橋本洋二プロデューサーは、「80年代のウルトラマンが以前のものと同じでいいはずがない」と主張し、「教師設定」が導入された。橋本プロデューサーによって、湯浅監督や平野靖司、土筆勉ら円谷プロ系でない外部の新しい監督、脚本家が集められ、「新しいウルトラマンをどうするか」との論議は放映開始後も熱く戦わされた。
本編監督には、大映で昭和期の「ガメラシリーズ」全作を担当し、大映倒産後は『刑事犬カール』(東京映画、1977年)などのTBS系のテレビドラマを多く手がけた湯浅憲明がメインに迎えられた。湯浅は本作に携わる前に、大場久美子主演版のテレビドラマ『第二期コメットさん』(制作した国際放映は円谷プロと提携関係にあった)で、ウルトラマンタロウやウルトラマンレオがゲスト出演するエピソードを局と組んで監督している(視聴率は30%を超えた)。 ほかには松竹出身の広瀬襄、大映テレビの作品を数多く手がけている合月勇が演出陣に加わっている。
学園ドラマの設定を導入したことは、生徒が学園生活で出会う問題と怪獣の発生を絡めた佳作をいくつか生み出した。しかし、放映時間30分ではいじめや不登校、異性交遊などの当時の教育問題と怪獣を並立して描くことに限度があり、また、実在の学校施設を借りてのロケ撮影の日程(おもに日曜日に撮影された)を組むのが制作スケジュール上の制限となっていった。
こうした中で、「学園物」設定を主張した橋本プロデューサーが放映途中でラジオ部に異動。これを受け、TBS編成局は「やはり昔のスタイルでいこう」と円谷プロ側に伝えてきた。こうして、第13話以降は「学園物」の設定とともに、矢的猛の「学校教師」としての設定は切り捨てられ、UGMを舞台として隊員たちの活動を描く従来の「ウルトラマンシリーズ」のドラマに路線変更された(ただし、第11話でも学校が登場しないドラマになっている)。設定上、第13話以降も矢的猛は教師を続けていたのかどうかは劇中では語られておらず[5]、湯浅監督は本作を振り返り、「ウルトラマンの力に対する制限は、結局、円谷プロ側が許さなかった」、「中途半端になって、後悔の多い作品になった」と語っている。
設定変更後は、初期ウルトラシリーズを彷彿とさせるシリアスなSFドラマが志向されたが、第31話でふたたび路線変更され、「毎回子どものゲストが登場して怪獣と絡む」というコミカルでファンタジックな作劇に変わっている。同時に番組の構成が、番組タイトルからアバンタイトルを挟んでオープニングへと移る形式[6]に変化している。
また、第43話からウルトラシリーズ初の女性戦士[7]のユリアンが登場し、80とユリアンの2人を中心に据えた作劇がなされた。ただし、ユリアンの姿としては第49・50話のみ。
このようにストーリー全体が4つのパートに分けて考えられることから、第1話 - 第12話を「学園編」、第13話 - 第30話を「UGM編」、第31話 - 第42話を「少年ドラマ編」、第43話 - 第50話を「ユリアン編」などと呼称する文献もある。ただしこの呼称は公式のものではなく、例えば第43話以降でも少年ドラマ編に類似したストーリーの回が散見され、作劇イメージは一貫していない。
当初、80は「苦しい戦いと人間たちとのふれあいを経て、ウルトラ兄弟の仲間入りを果たす」と設定されており、番組宣伝ポスターにもゾフィーからレオまでのウルトラ兄弟が掲載されており[8]、過去の作品との繋がりが明示されたが、後半の妄想ウルトラセブンとウルトラの父[9]を除き、歴代ウルトラマンの客演はなかった。
本作の終了後、1996年に『ウルトラマンティガ』(毎日放送)が製作されるまで、国内TV番組としての「ウルトラシリーズ」は休止期間が16年に及んだ。
特撮[]
アメリカの特撮映画『スター・ウォーズ』や『未知との遭遇』は、世界的なSFブームを呼び、日本の特撮界にも大きな影響を与えた。円谷プロが翌年に製作した『スターウルフ』ではミニチュアの表面処理や演出に影響が見られた。続く本作も同様で、スペースマミーの飛行シーンは『スターウォーズ』に登場する宇宙戦艦「スターデストロイヤー」と類似している。第6話のUFO出現シーンも、特技監督の高野宏一によれば、わざと『未知との遭遇』そっくりに撮影しているという。高野はこういったカットについて、『スターウルフ』での特撮と併せて「アメリカほど金をかけなくともTVでこれくらいの画は撮れる」との円谷プロ特撮スタッフの「自信の現れで一種の挑戦」だと語っている。特撮班の撮影日数は週に4、5日というペースだった。高野監督は「もう2、3日あればもっと内容の濃い特撮を撮れた」とコメントしている。
本編監督として参加した湯浅は、特撮スタッフと衝突することが多かった。円谷プロは本来、特撮技術者の集団であり、本編フィルムと特撮フィルムの編集権をめぐって、激しいやり取りもあったという。湯浅はウルトラシリーズでの防衛チームの存在意義が薄い印象を持っていたため、「怪獣をUGMが倒したところでウルトラマンが現れる」というストーリー案を出したところ、円谷プロ側から「ウルトラマンを馬鹿にしてるのか」と神を冒涜したかのような怒りを受けたという[10]。
湯浅によると、一度撮影中に怪獣のぬいぐるみが火薬の引火で全焼してしまったことがあったという。あっという間のことで、スタッフともども何もできなかったそうで、見学中の小林千登勢にあれでいいのかと聞かれ、湯浅はあれでいいと必死でごまかしたという。
UGM基地は野外滑走路が設けられていて、スカイハイヤーやシルバーガルなどの離陸シーンでは、実在の戦闘機を改造した主力戦闘機が多数周囲に駐機していたり、現実にある管制塔での作業シーンが合成されていたり、未来感よりは現実感重視のミニチュアワークが見られ、『ウルトラセブン』に登場する地球防衛軍基地とはまた違ったリアルさが追求された。後述のように、基地自体が厚木付近に所在している設定であり、米海軍厚木基地がモデルと見受けられるリアルな描写となっている。高野は放映当時、「『ウルトラマン』の怪獣の魅力みたいなものと『ウルトラセブン』のメカニックな面白さをうまく組み合わせてみたい」と意気込みを語っている。
合成場面における新技術として、従来のリアプロジェクションよりも画質が鮮明なフロントプロジェクションを多用しており、コストを低減させながらも人物と特撮情景の融和に効果をあげている。
ウルトラシリーズ最大の見せ場である都市破壊も、極めて精巧なミニチュアが制作され、特にナイトシーンなどでは優れたライティングで迫真の効果を挙げた。円谷プロとしては「ウルトラシリーズ」自体は数年のブランクがあるものの、『恐竜3部作シリーズ』、『メガロマン』など他社作品を含め、現場制作を絶やさなかったスタッフ陣の実績がこれを支えた。
作品全体のデザインは、円谷作品ほかで池谷仙克の美術助手を務めた山口修。山口は本編・特撮両方の美術を担当し、80や宇宙人・怪獣、UGMのヘルメット、隊員服、基地セットなどを手掛けている。
ユリアン[]
ウルトラの星の王女で、80の幼馴染。ガルタン大王に追われて地球にやってきた。敵が近付くと額のビームランプが点滅して危険を知らせる。地球では星涼子という女性に変身しており、ブライトブレスレットで変身する。涼子のイヤリングにはブライトブレスレットと共鳴する力がある。デザインモチーフは弥勒菩薩とされている。
80から「自分が戦いに負けた時は代わりに地球を守れ」と言われており、80のピンチに何度も変身しようとしたが制止された。第49話では、プラズマ・マイナズマに苦戦する80を助けるために変身して闘ったが、本来は戦士ではない。
- 身長:47メートル
- 体重:3万6千トン
- 年齢:8000歳以下
- 飛行速度:マッハ7.7
- 走行速度:マッハ1
- 水中速度:480ノット
- 腕力:片手で3万トンの物を持ち上げる。
ユリアンの能力[]
- ダブルパワー
- 80と空中でボディを重ね合わせ、回転して体当たりする技。サクシウム光線もバックルビームも通じなかった合体状態のプラズマとマイナズマを倒した。
- プリンセスレイ
- 星涼子が指先から発射する赤外線を含んだ光線。第47話で小さなグロブスクに使用したが、連続使用した結果、逆に刺激して巨大化させてしまった。
- メディカルガン
- 涼子が携帯している銃。怪我を治す光線を発射する。第46話で一度使用したが、地球で生活するのだからこのような物に頼ってはならないと猛に諭され、預けた。
- 変身解除能力
- 涼子が指を鳴らしてガラガラ星人の変身を暴いた。
- エネルギー探知能力
- 涼子がバルタン星人(6代目)の発する宇宙バリアα光線を探知した。また、バルタン星人が使う異次元空間の出口のエネルギーを探知している。
この他に格闘戦でもチョップ、キック、投げ技などを披露している。
ユリアンのゲスト出演[]
- 『ウルトラマンボーイのウルころ』
- 第181話、第182話、第256話に登場。
- 『ウルトラマンメビウス』
- 第1話冒頭でのみ登場。ウルトラの母のもとで銀十字軍隊員として働いているという設定である。
- 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』
- ウルトラの母の手伝いとして登場。ウルトラマンスコット、ウルトラマンチャック、ウルトラウーマンベス、ウルトラマングレート、ウルトラマンパワード、ウルトラマンネオス、ウルトラセブン21、ウルトラマンマックス、ウルトラマンゼノン、ウルトラマンボーイ、そして宇宙警備訓練生とともにウルトラマンベリアルに立ち向かうが、両ひざを強打されて倒される。そのまま、光の国の氷結に巻き込まれた。だがその後、ウルトラマンゼロがベリアルから「プラズマスパーク・エネルギーコア」を取り戻したことにより、光の国が元通りになって復活する。
- 映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』
登場人物[]
ウルトラマン[]
- 矢的猛(やまと たけし)
- ウルトラマン80が自ら地球人に変身した姿。浜名湖畔出身の22歳という設定があるが、これは地球人として暮らすために80が用意した架空の履歴である。
- 日本の各地で異常現象を調査した結果、怪獣出現を確信。人間の悪の心が怪獣を生むという考えから教職を志し、新採の理科教師として桜ヶ岡中学校に赴任し、「一所懸命」をモットーに1年E組の教壇に立つ。危機意識を買われ、オオヤマキャップのスカウトにより教師とUGM隊員を兼務することになる。校内ではこの兼務を林校長が承知していた。第12話までのUGMにおける勤務時間は「日曜日と放課後だけ」となっていたが、第13話以降は学校での勤務が劇中で描かれなくなった。『ウルトラマンメビウス』第41話で、途中で教職から退いたことが明らかになっている。
- 当初は、宇宙人としての立場から発言してしまい指摘されて慌てる一幕もあった(のちにはユリアン=星涼子に地球人としての言動を指導するまでになっている)。
- 空手は黒帯、変身前でもかなりの格闘能力を持つが、劇中では女子生徒に柔道で負けたこともあった。彼の発案によるシルバーガルの分離機能を有効活用した攻撃パターンは彼の名に因んでオオヤマに「フォーメーション・ヤマト」と命名された。
- 最終回で、UGMの仲間たちが怪獣マーゴドンを倒したのを目の当たりにして、地球人はこれから自分たちの力で地球を守っていけると信じてM78星雲に帰っていった。
- 星涼子(ほし りょうこ)
- ユリアンが自ら地球人に変身した姿。「星涼子」という名は、宇宙船墜落のショックで記憶を失っていた際にオオヤマによって名付けられたもの。
- 自分の身代わりとなって命を落とした城野隊員の遺言に従い、第44話からUGMに参加する。彼女だけ隊服のデザインが違うことや入隊の経緯などから準隊員とされることが多いが、劇中に説明はない。
- 地球人としての生活に慣れないせいか、テレパシーなどの特殊能力を安易に使ってしまい、地球人と同じ立場で過ごす姿勢を重んじる矢的にとがめられることもしばしば。一方で矢的の恋人気取りの部分もあり、矢的がほかの女性と親しそうにしていると焼きもちを焼くこともあった。身体能力は高く、それを目の当たりにした城野隊員はオリンピックに出たら絶対優勝だと発言した。身体能力と柔軟性が高く、水泳や新体操が得意。
桜ヶ岡中学校[]
矢的猛が赴任した東京近郊にある中学校。第13話から生徒も教師も劇中に登場していないが、『ウルトラマンメビウス』第41話で生徒たちのその後が描かれた(『メビウス』での生徒役の俳優は本作の俳優とは異なる)が、統廃合で廃校となることが明かされている。
職員[]
- 林憲之介(はやし けんのすけ)
- 桜ヶ岡中学校の校長。外見はいつもひょうきんな姿をみせているためか、教頭に注意されることが多いが、教師や生徒たちにはしっかり目を配っており、猛の行動にも理解を示している。校内で猛のUGM勤務を承知している唯一の人物で、オオヤマと面識がある。
- 野崎クミ(のざき くみ)
- 桜ヶ岡中学校の教頭。真面目で少々口うるさく、ヒステリックである。猛に対し、さまざまな場で厳しく当たっている。内心では猛に共感しているとの設定もあったが、具体的に描かれないまま終わっている。
- 相原京子(あいはら きょうこ)
- 猛とともに桜ヶ岡中学校に赴任した23歳の女性教師。担当は体育。入学式で見事な体操の腕前を披露し、ピアノ演奏もこなす才女だが、料理は苦手。猛に想いを寄せられて微妙な関係にあったが、「学園編」終了とともに消化不良で終わってしまう。
- ノンちゃん
- 姓は山口。明るく生徒からも人気のある桜ヶ岡中の若い女性事務員。のちに彼女と瓜二つのUNDA気象班・小坂ユリ子が登場(演じたのは同じ白坂紀子)。
1年E組の生徒たち[]
- 博士
- 本名・上野博士(ひろしと読む)。血液型はO型。物事をなんでも理論的に考えるインテリではあるが、クラスの人気者。第12話では転入生の青山ミリー(ビブロス星人)と心の交流を持った。のちに大学の研究員となる。
- 落語
- 本名・鍛代順一(演じた役者の名前そのままである)。血液型はO型。その名の通り、落語調で話す。猛の担当教科である理科が苦手。のちに信用金庫に就職する。
- スーパー
- 名は「すすむ」。家がスーパーマーケットであるため、そのままあだ名になっている。母親の死後、父親と姉・広子の三人暮らしだったが、姉が安心して結婚できるようにと再婚話を受けたふりをした父を誤解したこともあり、そのことで学校をサボったこともあった。虫歯が多いらしい。のちに家業のスーパーを継ぐ。
- ファッション
- 1年E組の中心4人組の紅一点で、ミスE組である。男勝りな性格。血液型はO型。のちに結婚して3児の母親となる。
- 塚本幸夫(つかもと ゆきお)
- 第2話に登場。親友がいないことから不登校となったが、猛の説得で登校を再開。ウルトラマン80に猛の姿を重ね合わせた。猛を80だと信じ続け、猛に憧れてのちに教師となり、その際に自分と同じ不登校となった生徒を説得させた。
- 中野真一(なかの しんいち)
- 第3話で登場。恋人のみどりをライバルにとられてしまった憎しみからマイナスエネルギーを発生させ、ホーを誕生させてしまう。しかし猛の説得で目覚め、危機に陥ったみどりを体を張って守った。のちに年の離れた女性と結婚。
- 大島明男(おおしま あきお)
- 第6話に登場。自分は違う星で生まれた宇宙人だと思い込み、この地球には居場所はないと思っていた。しかしアブドラールス出現時に負傷した際、クラスメートたちの輸血によって助かったことで自分が地球人だと納得した。血液型はO型。のちに天文学者となり、オオシマ彗星を発見。
- 岡島アキラ(おかじま あきら)
- 第7話に登場。仲間とともにロックバンドに熱中していた。
- マリ
- 第1・12話に登場した生徒で、第12話では、ファッション達と共に博士とミリーに嫌がらせをするが、後に和解する。
UGM隊員[]
- オオヤマ一樹(おおやま かずき)
- 年齢35歳。UGMの隊長で、隊員たちからは「キャップ」と呼ばれている。劇中では触れられないが、甘党との設定がある。
- 元は防衛軍航空部隊特別指揮官で、ジャックナイフ・フライトやマッハ2での垂直降下などの、難度の高い操縦も難なくこなすエースパイロット。当初から登場のUGM東エリア支部の所属隊員のなかでは唯一怪獣との実戦経験を持ち、過去5年間現れなかった怪獣の活動の兆しと見られる現象が起きたことに警戒を強め、独自に調査を進めていた。
- イトウチーフの着任後は本部での総指揮が基本となる。
- 都内某所にある高級マンションに、自宅と思われる秘密の部屋を所有している。
- 実力は高く、第13話ではゴルゴン星人を倒している。また、並み外れた洞察力の持ち主で、猛の正体に気づいており最終回では猛の変身を制止した。
- イトウ順吉(いとう じゅんきち)
- 第14話で極東エリアに赴任し、チーフ(副隊長)となった人物。オオヤマの5年後輩で、見習い時代に単身でエイリアンを捕らえて地球侵略計画を白状させた功績から、ヨーロッパエリアに配属されていた。
- 前線に出ることが少なく、本部のパドックから指令するオオヤマに代わり、前線で直接指揮をする実務派。責任感が強くて厳しい面もあるが、気さくな性格で時折コミカルな面も見せる。
- 以前からテレポーテーションの研究をしており、極東エリア赴任直後にザルドンの超能力に便乗して自らテレポートするという離れ技を披露した。第17・18話でギマイラによってラブラスに変えられ、ギマイラの攻撃を喰らって命を失ったが、宇宙人だった恋人の星沢子の命によって蘇った。彼女が宇宙人であることを知っていたことから、相当な洞察力の持ち主であるとも言える。
- 終盤において、オオヤマとともに猛の正体を知った。
- ハラダ時彦(はらだ ときひこ)
- 年齢26歳。イトウチーフ参加前は副隊長格だった。元アマチュアボクシングの日本チャンプという設定があり、野外を走り回っているのが似合うと自称する。兄弟が多いらしい。タジマ隊員ともども、第27話でオーストラリアゾーンへ転任したが、最終回で再登場。
- タジマ浩(たじま ひろし)
- 年齢23歳。射撃の名手でダイナミックショットを愛用し、ハラダ隊員とコンビを組むことが多い。第20話ではオコリンボールに襲われて仮死状態になってしまう。ハラダとともにオーストラリアゾーンへ転任したが、最終回で再登場。
- 城野エミ(じょうの えみ)
- UGMの紅一点で、年齢20歳。宇宙生物学の権威の城野重蔵博士を父親に持つ。母親はすでに他界。
- 操縦技術などは男性隊員と互角で、しばしば最前線にも出動する。猛の学校勤務中に事件が発生し、UGMへの連絡を促すために私服で桜ヶ岡中学校付近に現れたこともある。第43話でガラガラ星人にユリアンと誤認されて捕らえられた際、猛を庇って命を落とす。
- 最終回で隊員全員が顔を揃えて猛=80の帰還を見送る際、科学班が極秘に製作した彼女と瓜二つのアンドロイド・エミが登場する。
- フジモリ新八郎(ふじもり しんはちろう)
- 第27話から登場。UGM三期候補生出身で、イケダとコンビを組むことが多い。個人的エピソードがほとんど描かれないため、詳しいパーソナリティは不明の点が多い。ただし、猛のことを呼び捨てにしていることから、猛よりも先輩であるということがわかる。
- イケダ登(いけだ のぼる)
- 第27話から登場。UGM六期候補生出身で、性格はいたって能天気。猛とコンビを組むことも多く、猛を「先輩」と呼んで慕っている。やまなみ村の出身で、叔父夫婦もそこに在住。劇中で地球防衛軍戦闘機、スカイハイヤー、シルバーガル、エースフライヤーの4機全てに搭乗している唯一のUGM隊員である。
- セラ照夫(せら てるお)
- 第15話から登場した、広報班の一人。
- 小坂ユリ子(こさか ゆりこ)
- 第21話から登場した、気象観測班の一人。桜ヶ岡中学校のノンちゃんに似ている。
その他[]
- ナンゴウ 長官
- UGMの上層部である、地球防衛軍UNDA極東エリア支部の長官。オオヤマとUGMメンバーを良く信頼し、地底人との和平に賛意を示すなど、良心的な上官として描かれている。
- イシジマ 副官
- ナンゴウ長官の部下で、参謀的存在の人物。第17話では高圧的ながらも、ミスを素直に認められる誠実さを見せていた。しかし、第22話では地底人を怖れるあまり独断で攻撃命令を出してナンゴウに麻酔銃で狙撃されるという失態を見せ、それ以降は登場していない。
UGM[]
UGMとは「Utility Goverment Members」の略称で、世界各国の軍隊を総括する国際連合直轄の総合軍事組織「地球防衛軍UNDA (United Nations Defence Army)」に所属する怪獣・怪奇現象専門のチームである。UGMを含むUNDAの基地はカナダ、アメリカ、北ヨーロッパ、中央ヨーロッパ、アジア、極東(日本)、オーストラリア、アフリカに点在する。
極東エリア基地[]
神奈川県にある広大な基地。敷地内には、最先端科学の粋が結集した電子機器が設置されたUGM隊員の司令室・通称「パドック」を始め、全宇宙の情報を持つ宇宙観測センターや分析室、UGM・防衛軍両隊員の為のトレーニングセンターや野外射撃場など、充実した人員用の設備は勿論、地上と地下にある各メカの格納庫や戦闘機用の滑走路、管制塔、スペースマミーの発進ゲートまで備える。第14話で、ザルドンに一部破壊された。物語後半からは、UGMの文字を形取った建物へと移設された。
装備[]
隊員服[]
特殊合成繊維で作られており、外気温が摂氏1500度から零下100度までなら、服の内側を常時26度に保つことができる[11]。放射能や有害光線を防ぐこともでき、動きやすい。オレンジ色を基調に、襟や肩、ブーツなどにシルバーが配色されている。右胸には「UGM」の文字と四角形の階級証が付けられている。階級証は、斜線が一本入った小さな正方形の両側に長方形が1個ずつ配置されたもの(オオヤマ、イトウ)、長方形の中央が一本の縦線で仕切られているもの(ハラダ、フジモリ。イトウも登場時からしばらくの間はこれをつけていた)、長方形(前出4名以外)の3種類が劇中確認できる。なお、白の半袖カッターシャツに隊員服と同様の図柄が付いたものに、濃紺のネクタイとズボンという組み合わせの服が存在する(第14・17・18話でイトウが外出する際に着用した)。その他、最終回で二人がオーストラリアゾーンから駆けつけるシーンで着用しているだけなので詳細は不明だが、ハラダ、タジマが黄色の隊員服(?)を着用している。
銃器類・特殊装備[]
- UGMヘルメット
- 特殊金属とプラスチックで作られたヘルメットで、軽量で怪獣の攻撃を受けても壊れないほど丈夫にできている。超高性能トランシーバーも内蔵している。
- ライザーガン
- UGM隊員が携帯する小型銃で、カートリッジの交換でレーザー銃や火炎銃、麻酔銃になる。
- ダイナミック・ショット
- 分解、組み立てが可能な中型光線速射銃で、強力光熱弾を連射する。80の変身アイテムブライトスティックを取り付けることでベータ線を照射できる。
- モンス・センサー
- 宇宙人の居場所や地底に潜む怪獣の動きを探る探知機。
航空機[]
- スカイハイヤー
- 全長:19m 全幅:約17.7m 全高:約6m 最高速度:マッハ5.5 乗員:1名
- 単座式主力多目的VTOL戦闘攻撃機。原子力ジェットエンジン3基を搭載。機体を戦車形体に変形させて地上戦を行う機能もあるが、劇中未使用。主武装は主翼内のレーザー砲、カナード翼下のレーザーショック砲、レーザーショック砲との換装による空対地ミサイル。その他に爆弾倉内に各種兵装、機首にはレーダーの他に怪獣の能力を分析するボディリサーチ・レイなど様々な装備が搭載される。
- シルバーガル
- 全長:12m 全幅:約16m 全高:5.7m 最高速度:マッハ6.3 乗員:2名
- 複座式他用途VTOL戦闘攻撃機。ティルトローター全翼機のβ号に高速機のα号を重ねた機体形状。合体時の操縦席はα号のコクピットにタンデム配置だが、分離時にセカンドシートが後方へ移動しβ号に移乗する。武装はβ号機体上部の空対地ミサイル発射機を除く各機の全武装。分離形態では、先行するα号で怪獣に上を向かせ、その隙にβ号がジャックナイフ・フライトで下から攻撃する「フォーメーション・ヤマト」を行える。
- α号
- 全長:約12.6m 全幅:約16m 全高:約3m 乗員:1名
- 武装は主翼内のレーザー砲(ファイヤーストリーム)、主翼付け根のレーザーショック砲、スカイハイヤーと同じく換装装備の空対地ミサイル。
- β号
- 全長:約9m 全幅:約11.5m 全高:3m 乗員:1名
- 主武装は機体下部(第5話から上部に変更)のミサイル発射機、主翼内のレーザー砲。胴体内の爆弾倉に各種作戦装備、ミサイルなどが装備可能。両機とも原子力ジェットエンジンを2基ずつ搭載。
- スペースマミー
- 全長:150m 艦体幅:約60m 主翼幅:約120m(主翼展開時) 全高:約50m 最大航行速度:マッハ5(大気圏内)・光速の数%(宇宙空間) 乗員:6名
- 本来は外宇宙惑星探査船として建艦された大型宇宙母艦兼移動前線指令基地。大気圏内では補助用の原子力ジェットエンジンで飛行、宇宙空間では主翼を折りたたんで三基の光子ロケットで航行し、数時間で地球 - 火星間を往復する能力があり、最長60日間の連続長期航行が可能。艦橋兼司令塔は、通常位置から前傾姿勢の航空機発艦管制モード、倒立位置の全周警戒モードへの可動が可能。武装は光子レーザー砲、大型ミサイル発射機各1門、第28話でプラズマミサイル発射機2門、第37話で艦首にミサイル発射機2門が追加される。また艦首に小型宇宙船を装備している(劇中未使用)。なお大気圏内ではスカイハイヤー、シルバーガルの母艦としても運用される。
- 地球防衛軍戦闘機
- UNDAが多数保有する単座双発戦闘攻撃機で、3機で1個小隊を組む。レガシーホーネットが機体ペースであり、単垂直尾翼への変更、機首へのカナード翼の追加、水平尾翼の廃止等の改造が施されている[12]。最大速度マッハ5.5。主武装は主翼下の空対地ミサイル。
- エースフライヤー
- 全長:15m 最高速度:マッハ5.5 乗員:1名
- 第15話から登場。F/A-18ホーネットをベースにVTOL機能などを追加した指揮官用戦闘機。極東エリア基地ではイトウチーフの専用機として用いられることが多い。武装は、レーザーショック砲だが劇中ではミサイル発射機を主に使っていた。
- 防衛軍F16(正式名称不明)
- 第13話に登場。シルバーガルやスカイハイヤーと編隊を組んで飛行した。
- 赤い戦闘機(正式名称不明)
- 最終話に登場。オーストラリアゾーンから救援に駆け付けた、ハラダ、タジマ、隊員が搭乗した。燃料が切れる寸前のスカイハイヤーに給油し、マーゴドンを冷凍弾で凍らせる活躍を見せた。
- スペース7号
- 太陽系外の惑星探査に用いられるUGMの宇宙探査船で、第23話で宇宙アメーバに襲われた。
- 『スターウルフ』に登場したバッカスIII世の改造。
車両・潜航艇[]
- スカウターS7
- 全長:4.32m 全幅:1.67m 全高:1.27m 最高時速:750km 乗員:4名
- 2人乗りの地上高速パトロール車。マツダ・サバンナRX-7 (SA22C型) をベースとしている。七つの秘密装備が内蔵されており(劇中未使用)、S7とはシークレットセブンの意味である。
- ゴリゴンUGM(設定のみ、本編未登場)
- 特殊装甲自動車で小型コンピューターや各種レーダーを装備する移動基地でもある。定員5名、全長6.6m、最高時速291km。
- レッドスクーパー(設定のみ、本編未登場)
- 2人乗りの地底探索タンク。全長6.2m、最高時速145km。
UGMの車両はその他に、ホンダ・クイントの5ドアHBが登場している。
- ドルフィンATM(設定のみ、本編未登場)
- 2人乗りの小型原子力潜航艇。全長12.5m、最高速度89kt/h、水上145kt/h。
これら以外に、イトウチーフがヨーロッパからの着任時に搭乗したF-16 ファイティングファルコン、最終回でハラダとタジマがオーストラリアから駆けつける時に使ったA-4 スカイホーク、第22話でゴモラII を攻撃したF-4ファントム戦闘機、第24話でロボフォーを相手に対空戦闘を行った戦車レオパルト1、などの西側陣営現用の実在兵器も多数登場している。
放映リスト[]
※各怪獣の詳細はウルトラマン80の登場怪獣を参照
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪獣・宇宙人、ゲストウルトラマン | スタッフ |
---|---|---|---|---|
1980年4月2日 | 1 | ウルトラマン先生 | 月の輪怪獣クレッセント | 監督-湯浅憲明 特技監督-高野宏一 脚本-阿井文瓶 |
1980年4月9日 | 2 | 先生の秘密 | 羽根怪獣ギコギラー | |
1980年4月16日 | 3 | 泣くな 初恋怪獣[13] | 硫酸怪獣ホー | 監督-深沢清澄 特技監督-高野宏一 脚本-阿井文瓶 |
1980年4月23日 | 4 | 大空より愛をこめて | だだっ子怪獣ザンドリアス 親怪獣マザーザンドリアス | |
1980年4月30日 | 5 | まぼろしの街[14] | 四次元ロボ獣メカギラス 四次元宇宙人バム星人 |
監督-湯浅憲明 特技監督-高野宏一 脚本-山浦弘靖 |
1980年5月7日 | 6 | 星から来た少年 | UFO怪獣アブドラールス | 監督-湯浅憲明 特技監督-高野宏一 脚本-広瀬襄 |
1980年5月14日 | 7 | 東京サイレント作戦 | 騒音怪獣ノイズラー | 監督-深沢清澄 特技監督-高野宏一 脚本-田口成光 |
1980年5月21日 | 8 | よみがえった伝説 | 復活怪獣タブラ 光の巨人 |
監督-湯浅憲明 特技監督-高野宏一 脚本-平野靖司 |
1980年5月28日 | 9 | エアポート危機一髪! | オイル怪獣ガビシェール | 監督-湯浅憲明 特技監督-川北紘一 脚本-阿井文瓶 |
1980年6月4日 | 10 | 宇宙からの訪問者 | 惑星調査員アルマ 宇宙生物ジャッキー 変形怪獣ズルズラー |
監督-湯浅憲明 特技監督-川北紘一 脚本-土筆勉 |
1980年6月11日 | 11 | 恐怖のガスパニック | 毒ガス怪獣メダン | 監督-深沢清澄 特技監督-高野宏一 脚本-平野靖司 |
1980年6月18日 | 12 | 美しい転校生 | マグマ怪獣ゴラ ビブロス星人ミリー |
監督-深沢清澄 特技監督-高野宏一 脚本-広瀬襄 |
1980年6月25日 | 13 | 必殺! フォーメーション・ヤマト | 再生怪獣サラマンドラ ドクロ怪人ゴルゴン星人 |
監督-湯浅憲明 特技監督-川北紘一 脚本-阿井文瓶 |
1980年7月2日 | 14 | テレポーテーション! パリから来た男 | テレポート怪獣ザルドン | |
1980年7月9日 | 15 | 悪魔博士の実験室 | 実験怪獣ミュー | 監督-広瀬襄 特技監督-高野宏一 脚本-阿井文瓶 |
1980年7月16日 | 16 | 謎の宇宙物体スノーアート | テレパシー怪獣デビロン 友好宇宙人ルリヤ星人 |
監督-広瀬襄 特技監督-高野宏一 脚本-平野靖司 |
1980年7月23日 | 17 | 魔の怪獣島へ飛べ!!(前編) | 人間怪獣ラブラス タコ怪獣ダロン 星沢子 |
監督-湯浅憲明 特技監督-佐川和夫 脚本-阿井文瓶 |
1980年7月30日 | 18 | 魔の怪獣島へ飛べ!!(後編) | 人間怪獣ラブラス タコ怪獣ダロン 吸血怪獣ギマイラ 星沢子 | |
1980年8月6日 | 19 | はぐれ星爆破命令[15] | 惑星怪獣ガウス | 監督-野長瀬三摩地 特技監督-高野宏一 脚本-若槻文三 |
1980年8月13日 | 20 | 襲来!! 吸血ボール軍団 | コブ怪獣オコリンボール | 監督-野長瀬三摩地 特技監督-高野宏一 脚本-土筆勉 |
1980年8月20日 | 21 | 残酷怪獣ガモス L85星人ザッカル ザッカル妻子 |
監督-湯浅憲明 特技監督-佐川和夫 脚本-山浦弘靖 | |
1980年8月27日 | 22 | 惑星が並ぶ日 なにかが起こる | 古代怪獣ゴモラII 女王イーナス 地底人 |
監督-湯浅憲明 特技監督-佐川和夫 脚本-阿井文瓶 |
1980年9月3日 | 23 | SOS!! 宇宙アメーバの大侵略 | アメーバ怪獣アメーザ | 監督-外山徹 特技監督-高野宏一 脚本-山浦弘靖 |
1980年9月10日 | 24 | 裏切ったアンドロイドの星 | 友好宇宙人ファンタス星人 戦闘円盤ロボフォー |
監督-外山徹 特技監督-高野宏一 脚本-平野靖司 |
1980年9月17日 | 25 | 美しきチャレンジャー | 変身怪獣アルゴン | 監督-湯浅憲明 特技監督-佐川和夫 脚本-阿井文瓶 |
1980年9月24日 | 26 | タイムトンネルの影武者たち | 異次元人アクゾーン 巨大化怪獣ゲラ |
監督-湯浅憲明 特技監督-佐川和夫 脚本-平野靖司 |
1980年10月1日 | 27 | 白い悪魔の恐怖 | 泡星人アルゴ星人 | 監督-外山徹 特技監督-高野宏一 脚本-南川竜 |
1980年10月8日 | 28 | 渡り鳥怪獣の子守歌 | 渡り鳥怪獣バル スペースジョーズ ザキラ |
監督-外山徹 特技監督-高野宏一 脚本-阿井文瓶 |
1980年10月15日 | 29 | 怪獣帝王の怒り | 渓谷怪獣キャッシー | 監督-湯浅憲明 特技監督-佐川和夫 脚本-若槻文三 |
1980年10月23日 | 30 | 砂漠に消えた友人 | 侵略怪獣ザタンシルバー 変身宇宙人ザタン星人 | |
1980年10月30日 | 31 | 怪獣の種飛んだ | 植物もどき怪獣ゾラ | 監督-外山徹 特技監督-高野宏一 脚本-阿井文瓶 |
1980年11月5日 | 32 | 暗黒の海のモンスターシップ | スクラップ幽霊船バラックシップ | 監督-外山徹 特技監督-高野宏一 脚本-平野靖司 |
1980年11月12日 | 33 | 少年が作ってしまった怪獣 | 工作怪獣ガゼラ | 監督-湯浅憲明 特技監督-佐川和夫 脚本-阿井文瓶 |
1980年11月19日 | 34 | ヘンテコリンな魚を釣ったぞ! | 巨大怪魚アンゴーラス(親子) | 監督-湯浅憲明 特技監督-佐川和夫 脚本-石堂淑朗 |
1980年12月3日 | 35 | 99年目の竜神祭 | 三つ首怪獣ファイヤードラコ | 監督-合月勇 特技監督-高野宏一 脚本-若槻文三 |
1980年12月10日 | 36 | がんばれ! クワガタ越冬隊 | 昆虫怪獣グワガンダ | 監督-合月勇 特技監督-高野宏一 脚本-石堂淑朗 |
1980年12月17日 | 37 | 怖れていたバルタン星人の動物園作戦 | 宇宙忍者バルタン星人(五代目) | 監督-外山徹 特技監督-佐川和夫 脚本-石堂淑朗 |
1980年12月24日 | 38 | 大空にひびけ ウルトラの父の声 | 心霊怪獣ゴースドン ウルトラの父 |
監督-外山徹 特技監督-佐川和夫 脚本-若槻文三 |
1981年1月7日 | 39 | ボクは怪獣だーい | 怪獣少年テツオン 宇宙植物 |
監督-湯浅憲明 特技監督-高野宏一 脚本-平野靖司 |
1981年1月14日 | 40 | 山からすもう小僧がやって来た | すもう怪獣ジヒビキラン すもう小僧 |
監督-湯浅憲明 特技監督-高野宏一 脚本-水沢又三郎 |
1981年1月21日 | 41 | 君はゼロ戦怪鳥を見たくないかい? | ゼロ戦怪鳥バレバドン | 監督-東條昭平 特技監督-佐川和夫 脚本-石堂淑朗 |
1981年1月28日 | 42 | さすが! 観音さまは強かった! | ムチ腕怪獣ズラスイマー | |
1981年2月4日 | 43 | ウルトラの星から飛んで来た女戦士 | 侵略星人ガルタン大王 遊牧星人ガラガラ星人 |
監督-湯浅憲明 特技監督-神澤信一 脚本-水沢又三郎 |
1981年2月11日 | 44 | 激ファイト! 80VSウルトラセブン | 妄想ウルトラセブン | 監督-湯浅憲明 特技監督-神澤信一 脚本-吉田耕助 |
1981年2月18日 | 45 | バルタン星人の限りなきチャレンジ魂 | 宇宙忍者バルタン星人(六代目) | 監督-野長瀬三摩地 特技監督-高野宏一 脚本-石堂淑朗 |
1981年2月25日 | 46 | 恐れていたレッドキングの復活宣言 | どくろ怪獣レッドキング(三代目) 壺の精マアジン |
監督-東條昭平 特技監督-高野宏一 脚本-平野靖司 |
1981年3月4日 | 47 | 魔のグローブ 落し物にご用心!! | 紫外線怪獣グロブスク | 監督-東條昭平 特技監督-神澤信一 脚本-石堂淑朗 |
1981年3月11日 | 48 | 死神山のスピードランナー | マラソン怪獣イダテンラン マラソン小僧(死神走太) |
監督-宮坂清彦 特技監督-高野宏一 脚本-水沢又三郎 |
1981年3月18日 | 49 | 80最大のピンチ! 変身! 女ウルトラマン | 合体怪獣プラズマ 合体怪獣マイナズマ ユリアン |
監督-宮坂清彦 特技監督-高野宏一 脚本-山浦弘靖 |
1981年3月25日 | 50 | あっ! キリンも象も氷になった!! | 冷凍怪獣マーゴドン ユリアン |
監督-満田かずほ 特技監督-佐川和夫 脚本-石堂淑朗 |
- 12月31日は第22回日本レコード大賞のため休止。
未使用シナリオ[]
()内は脚本家
- 「恐竜時代がやってくる!」(泊里仁美)※先生編で検討された台本。登場怪獣はM17星雲人、恐竜軍団としてブロントザウルス、イグアノドン、ステゴサウルス。地底用戦車レッドスクーバーが登場予定だった。
- 「高度5000メートルの恐怖」(阿井文瓶)※先生編で検討された台本。登場怪獣は風船怪獣ジダン、特撮監督は高野宏一、監督は湯浅憲明となっていた。第13話までのナレーターはシナリオによると当時、TBSアナウンサーだった鈴木史朗になっている。[要出典]
主題歌と音楽[]
- 「ウルトラマン80」(第1 - 39話オープニング)
- 「レッツ・ゴー・UGM」(第1 - 39話エンディング)
- 作詞:山上路夫/作曲・編曲:木村昇/歌:TALIZMAN
- 「がんばれウルトラマン80」(第40 - 50話オープニング)
- 「地球人だよ」(第40 - 49話エンディング)
- 作詞:山上路夫/作曲・編曲:木村昇/歌:TALIZMAN、コロムビアゆりかご会
4曲ある主題歌を担当したTALIZMANは当時、新進気鋭のロックバンドとしてタケカワユキヒデ(ゴダイゴのヴォーカル)のバックバンドを務めていた。ヴォーカルは、TALIZMANのメンバーで、HARRY・ハーリー木村の名前でのソロ活動も多かった木村昇。
音楽は、本作でも流用される『ザ☆ウルトラマン』の追加録音分と挿入歌の作曲を担当した冬木透が続投。木村昇による主題歌アレンジも含め、お馴染みの管弦楽編成で楽曲を提供している。また、一部の曲では当時の特撮作品の音楽としては珍しく、シンセサイザーも取り入れられているが、まだ楽器としての完成度が低かった時代のため(YMOが注目を集め始めた当時である)、効果音的な用い方にとどまっている。逆に怪獣が倒れる音などの効果音の作成にもシンセサイザーが用いられていた。なお、第18話や第49話ほかでの使用が印象的な女声スキャット曲は『宇宙戦艦ヤマト』などで知られる川島和子の歌唱によるもの。作曲者は別だが、ブリッジ音楽は『バトルホーク』の曲が流用されている。
また、UGMの出動テーマ曲ではワンダバコーラスが復活。放映当時に発売された本作のサントラ盤『ウルトラマン80 テーマ音楽集』に「ワンダバUGM」という曲名で収録され、それまで通称だった「ワンダバ」がここで初めて正式な曲名に昇格した。この曲は劇中のほか、第31話以降の次回予告にも使用された[16]。
挿入歌「心を燃やすあいつ -矢的猛の歌-」も冬木透の作曲で、歌はぬまたこうじ。80とユリアンがM78星雲へ飛び立つシーンをバックにした最終話のローリングタイトルで歌入りで使われたほか、インストゥルメンタル版をドラマの締めくくりに使用した回も見られた。
なお、オープニング映像については、前半は80のアクションポーズのシルエット映像をコマ落ちやスローモーションで配したアクロバティックな演出で、ウルトラシリーズの基本的様式を踏襲した印象が強かったが、第33話から矢的猛の活躍場面と特撮のスペクタクルシーンを織り交ぜたものに変更されている。またエンディング映像は前述の最終回を除き、スカイハイヤーおよびシルバーガルのスペースマミー内カタパルトからの発艦シーン、各機の雲海上の飛行シーンおよびスカウターS7の走行シーンだった。
登場人物・出演者[]
- 矢的猛(ウルトラマン80):長谷川初範
- オオヤマ一樹 キャップ(隊長):中山仁(第19・20話には未出演)
- イトウ順吉 チーフ(副隊長):大門正明(第14話 - )
- ハラダ時彦 隊員:無双大介
- タジマ浩 隊員:新田修平
- 城野エミ 隊員:石田えり
- フジモリ新八郎 隊員:古田正志
- イケダ登 隊員:岡本達哉
- 星涼子(ユリアン):萩原佐代子
- セラ照夫 広報官:杉崎昭彦
- 小坂ユリ子 隊員:白坂紀子
- ナンゴウ 長官:北原義郎
- イシジマ 副官:宮寺康夫
- ニシハラ 科学主任:寺島達夫
- 城野 博士:佐原健二
- ナレーター:屋良有作
- 教師編
- 林憲之助 校長:坊屋三郎
- 野崎クミ 教頭:和田幾子
- 相原京子:浅野真弓
- ノンちゃん:白坂紀子
- スーパー:清水浩智
- ファッション:久野みどり
- 落語:鍛代順一
- ハカセ:上野郁巳
- 塚本幸夫(第2・3話):藤原哲也 ※第3話はノンクレジット
- 中野真一(第3話):斉藤康彦
- みどり(第3話):鈴木真代
- 柴田(第3話):岩永一陽
- 大島明男(第6話):小田敏治
- 岡島アキラ(第7話):新敷浄
- マリ(第1・12話):秋元美智恵
- スーツアクター
- ウルトラマン80:赤坂順一(第1 - 8、27、28話)、奈良光一(第9、10、12話の一部、29 - 50話)、岩泉芳武(第11話)、福田浩(第12 - 26話)
- ユリアン:清田真妃(第49、50話)
- 怪獣・宇宙人:瀬崎正人(第1 - 3話)、福田浩(第4 - 8話)、渡辺一弘(第4話)、山崎隆(第9 - 14、17 - 20、27、28話)、奈良光一(第15、16、21、23、25、26、45話)、清水剛(第17話)、岩井潤一(第18話)、堀江昭(章)(第21、22、28 - 31話)、寺嶋常三郎(第33 - 36話)、佐藤友弘(第37 - 40、42、43、45 - 50話)、山村哲夫(第39話)、渥美博(第44、49話)
- 技斗:車邦秀
スタッフ[]
- プロデューサー:円谷皐、満田かずほ、野村清(TBS)
- 監督(本編):湯浅憲明、深沢清澄、広瀬襄、野長瀬三摩地、外山徹、合月勇、東條昭平、宮坂清彦、満田かずほ
- 脚本:阿井文瓶、山浦弘靖、広瀬襄、若槻文三、平野靖司、石堂淑朗、南川竜、土筆勉、水沢又三郎、田口成光、吉田耕助
- 特撮監督:川北紘一、高野宏一、佐川和夫、神澤信一
- 音楽:冬木透
- 選曲:小原孝司
- メカニック&アイテムデザイン:村上克司 ※ノンクレジット
- 編集:小林熙昌
- 美術チーフ(本編、特撮とも):山口修
- 美術(本編):丸尾知行
- 美術(特撮):家辺信二
- 撮影(本編):佐藤貞夫、井上光雄
- 撮影(特撮):大岡新一、関谷昌平
- 照明(本編):伊藤裕二
- 照明(特撮):高野和男
- 助監督(本編):宮坂清彦、鈴木政信
- 助監督(特撮):神澤信一、品田仁
- 視覚効果:宮西武史(東宝映像)
- 録音:Toho Eizo Sound Studio(現:東宝サウンドスタジオ)
- 音響効果:船橋利一(TESS)
- 現像:東京現像所
- 造形:開米プロダクション、コスモプロダクション ※ノンクレジット
- 操演:ヌマリ企画
- 美粧:フリーフレンド
- 擬斗:車邦秀
- スタジオ:東宝ビルト、国際放映
- 電機製品協力:東芝
- 制作協力:東宝映像株式会社
- 製作著作:円谷プロダクション、TBS
反響[]
本作を放映していた時期は保護者層による、子供番組の内容についての問題提起運動がさかんになっていた。その一環として当時の円谷プロに、本作の内容を問題視する冊子が届けられた。その内容は、第7話における暴力的な表現の回数や内容が、細かい統計データとして集計されており、更には「主人公が軍人であり共感できない」「サイレント作戦は戦時中の灯火管制を想起させ悪印象である」といった細部の演出への批判が記されていた。この冊子については、1993年に商業誌[17]でその存在が紹介されファンの知るところとなった。ただし、本冊子は同時期に放送された他の子供向け人気番組についても作成され、特に本作を狙って批判する運動があったわけではない。この冊子のような指摘が実際の番組制作に影響を与えたという公式発表や証言は特に公表されていない。
再放送[]
- 2010年5月2日より、専門チャンネルのファミリー劇場にて放送が行われている(土曜19:30 - 20:00ほか)。同年5月にはPR特別番組『ウルトラマン80のすべて』が放送。同年7月よりミニ番組『ウルトラマン80体操』が放送されている。
- 1989年7月 - 8月 円谷英二の出身地である福島県。テレビユー福島で夏休みシーズンに2話ずつ再放送され、1998年頃まで度々再放送があった。他地域TBS系での再放送を上回る。
- 1992年4月 - 5月 NHK衛星第2放送 25時30分 - 26時まで週5話ずつ放送された。Qから80までのウルトラシリーズを以てBS2での放送は終了、以後「怪奇大作戦」が深夜枠で放送された。
漫画[]
- 小学一年生 1980年5月号-1981年3月号 かたおか徹治
- 小学二年生 1980年5月号-1981年3月号 坂丘のぼる
- 小学二年生 1980年10月号付録 シュガー佐藤
- 小学三年生 1980年5月号-1981年1月号 制野秀一
- 小学四年生 1980年5月号-1981年4月号 かたおか徹治
- 小学五年生 1980年6月号付録 一峰大二
- コロコロコミック 1980年5月号-10月号 かたおか徹治
- てれびくん 1980年5月号-1981年4月号 居村眞二
- (1981年2月号-1981年4月号は「ウルトラマン80宇宙大戦争」のタイトルで連載)
- テレビマガジン 1980年4月号-1981年4月号 池原しげと
- たのしい幼稚園 1980年11月号、1981年1月号、3月号、4月号 森藤よしひろ
雑誌独自の設定[]
放映当時の小学館の学習雑誌や、漫画『ウルトラ兄弟物語』では80の過去が描かれている。新人時代は素行が悪く、ゾフィーの言うことも聞かなかった。しかし、怪獣に両親を殺され、失意に沈んでいたところをウルトラマン・レッドに出会って励まされ、サクシウム光線を習得する。両親の仇を討ったあと、ゾフィーの命令によって地球へ赴任することとなった。
ウルトラマン・レッド[]
映像作品には登場していないが、放映当時の漫画『ウルトラ兄弟物語』、『テレビマガジン』や『てれびくん』などの雑誌に登場している。元宇宙警備隊の副隊長で、80の師に当たるキャラクター。ウルトラの父のような角とマントを備えつつ、ウルトラマンタロウとウルトラセブンを合わせたようなデザインで、両親を失った80を心身両面から指導したとされている。80と出会った際には、まだ光線技が弱かった80に対して「自分の若いころと似ている」と評し、光線技が強くなるヒントを与えた。しかし、80に対して直接の指導はせず、実戦の中で自主的にマスターさせる姿勢を通した。雑誌展開上の二次創作キャラクターであり、映像作品と直接の関係はない。
映像ソフト化[]
ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)とLDともに全13巻(各巻4話収録、最終巻は2話収録)がハミングバードから1989年にリリースされている。1999年にはバンダイビジュアルから新規に全話収録のビデオ全12巻(各巻4話収録、1巻と2巻は5話収録)が発売されたが、映像特典などはハミングバード版の方が充実している。誕生30周年を迎えた2010年6月25日と9月24日にバンダイビジュアルからDVD-BOXが発売された。
関連項目[]
- 『これがウルトラマンのすべてだ!大集合ウルトラマン・80新登場!』(1980年3月20日、TBS)
- 1時間枠の放映開始前の特別番組。メイン司会は広川太一郎。
- 『ジュニア文化シリーズ ゴジラ誕生 ~人間の記録・円谷英二~』(NHK教育テレビ、1980年)
- 放映当時の「現在の円谷プロ」の様子を紹介する映像中に、番組名の明記はないものの、本作の特撮シーンの撮影風景が含まれていた。怪獣(ホー)への攻撃シーンでの着ぐるみの動きや戦闘機の操演と弾着のタイミングの演出の模様、スカイハイヤー、シルバーガルの飛行シーンをチェックする模様などが放送された。なお、本作の特技監督も担当した高野宏一がゲスト出演し、映像合成の技法などを解説していた。作品の初回放送の期間中にその舞台裏が他局の番組内で紹介されるのは、現在でも極めて珍しい。
- 『夕やけロンちゃん』(TBS)
- 本作放映当時、平日夕方に放送されていた情報番組。ノンちゃんと小坂ユリ子隊員の2役を演じた白坂紀子が出演していて、番組中で本作の話題が出たこともある。
- 『青が散る』(TBS、1983年)
- TBSのテレビドラマ。「80対ゼットンの特撮カットの撮影」といった劇中劇シーンがある。
- 円谷プロ公式サイト(2010年)
- エイプリルフール版のサイト内で、「教師設定はどうした」などの自虐的なものから、長期間映像がリリースされていなかったことなど、80がことごとくネタにされていた。
- 『ナイスの部屋』(2010年)
- エイプルフール限定の「ニコニコ動画」配信動画。「放映30周年記念」として80がゲスト出演したが、「エイティー!」としか喋れないためウルトラマンナイスとマグマ星人の両方からツッコまれていた。また後輩であるウルトラマンGから応援メッセージが届けられた。
- 『人生が変わる1分間の深イイ話』
- 2010年10月11日放送の2時間スペシャルにおいて、矢的猛が教師を辞職した理由に関する事柄が取り上げられた。
- ウルトラマン一覧
- 日本オタク大賞
脚注[]
- ↑ 東京都保谷市(現西東京市)の市立青嵐中学校でロケが行われた。
- ↑ UGM本部は、当時、東京都八王子市に移転したばかりだった東京薬科大学薬学部八王子キャンパスで行なわれた。基地研究部は同大学の生協地下環境衛生センターで、女子隊員の会話は八王子市山田にある同学女子寮で撮影された。
- ↑ 放送開始直後の児童誌には「怪獣は人間のマイナスエネルギーを吸収し、以前の怪獣よりも能力が4倍パワーアップしている」との記述が見られた。
- ↑ 辰巳出版の『君はウルトラマン80を愛しているか?』における、田口成光へのインタビューより。
- ↑ 『ウルトラマンメビウス』第41話「思い出の先生」において80が客演した際、「次々と出現する怪獣に立ち向かうため、教師であることを捨てねばならなかった」と自ら語っている。
- ↑ 『ウルトラQ』をはじめ、ほかのウルトラ作品でもしばしば使用された形式。
- ↑ ウルトラシリーズ初の女性ウルトラマンであるウルトラの母は、女性戦士として描かれていない。
- ↑ この「ウルトラ兄弟を目指して成長するルーキー戦士」のコンセプトは2006年の『ウルトラマンメビウス』に継承されている。
- ↑ ウルトラマンは過去の映像の流用で登場。
- ↑ このアイディアは、趣向は違うが最終回で採り入れられている。
- ↑ 25話の劇中台詞にて言及。実際は、出演者曰く「夏は風通しが悪いので暑いし、冬は生地が薄いので寒かった」とのこと。
- ↑ 近年商業誌でF/A-18ホーネットではなく、YF-17コブラが機体ベースと書かれたがこれは同人誌記載の記事を転載した誤り。主翼前縁、着陸脚がコブラと異なる。ミニチュアはハセガワの1/32プラモデルの改造。コブラは模型化されていない。本によってはF-16を改造と記載した誤りもある。
- ↑ この回から、アイキャッチの「ウルトラマン80」のロゴが赤く着色されている。
- ↑ この回よりオープニングバックの光彩を変更。
- ↑ 『ヒーロー雑学もの知り大百科』(ケイブンシャ、1982年)によると、放送日が原爆忌と重なったため、核兵器、核爆弾の台詞6ヶ所を全てカットしシネテープで急遽差し替えられ放送された。そのため本放映テイク版の視聴は現在困難となっている。
- ↑ のちに日本テレビ系の『スポーツMAX』の1コーナー「野球防衛軍」のテーマ曲にも流用された(2002年)。
- ↑ 二見文庫「ウルトラマン99の謎―懐かしのヒーロー」1993年9月発売
参考文献[]
- 『別冊てれびくん ウルトラマン80』(小学館)
- 『ガメラを創った男 評伝 映画監督湯浅憲明』(アスペクト)
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