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ウルトラマンメビウスは、ウルトラシリーズに登場するウルトラ戦士。

ウルトラマンメビウス


概要 編集

変身シーンの背景やメビュームシュートなどの使用時に∞マークが現われるなど、∞とメビウスの輪を同一視した表現が見られる。「ウルトラマンメビウス」という名は本名ではなく[1]、バンヒロトが命名した。後にミライが「メビウス」と呼称したのを機に、GUYSのレジストコード(認識名称)に採用される。

メビウスの技はウルトラ兄弟の技を応用したとされるものが多いが、メビュームブレードやメビウスピンキックなど、ウルトラマンネクサスウルトラマンマックスの技に酷似した技を多用している。

能力 編集

  • 身長:ミクロ‐49メートル / 51メートル(インフィニティー)
  • 体重:3万5000トン(ノーマル及びブレイブ) / 3万6000トン(バーニングブレイブ及びフェニックスブレイブ) / 3万7000トン(インフィニティー)
  • 活動時間:3分
  • 飛行速度:マッハ10

必殺技 編集

メビュームシュート
メビウスブレスのエネルギーを開放し、両手を十字に組んで放つ必殺光線。温度は約10万℃とされる。
コスモミラクルシュート(正式名称不明)(ウルトラマンフェスティバル2006)
メビュームシュートの強化版。ウルトラホーンに匹敵するエネルギーを秘めたメビウスブレスに、ウルトラマンのエネルギーをチャージし解き放つ。
メビュームブレード
メビウスブレスから現われる光の剣で、接近戦において使用する。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベムラーの青色熱光線を切り裂いた。
当初はツルギの能力と被るため設定されておらず、映画でも登場していないが、原口智生の要望で登場することとなった。
ライトニングカウンター
左の拳から放つプラズマ電撃。メビウスブレスのクリスタルサークルを回転させてエネルギーを発生させ、引いた腕を正拳突きのように突き出すプロセスを経て放つ。
ライトニングカウンター・ゼロ
ライトニングカウンターを至近距離から放つプラズマ電撃パンチ。
メビュームダイナマイト
タロウのウルトラダイナマイトと同様の原理で放つ自爆技。本来はウルトラ心臓を持つタロウにしか使えないが、メビウスはメビウスブレスの力により使用可能としている。ただし、使用による消耗はタロウ以上に激しい。ちなみに名付けたのはヤプール。なお、タロウのウルトラダイナマイトのように、これを使用したメビウスの寿命が縮むのかどうかは不明である。

その他の能力 編集

メビウスパンチ
右手にパワーを貯め炎のエネルギーを纏い敵にぶつけるものと、そのままストレートパンチを繰り出すものがある。
メビウスキック
空中で使用することが多い。レオとの修業後はジャンプキックを使用することが増える。
メビウスチョップ
連続チョップや脳天に決める一撃、ムカデンダーの角をつかんでの連打やジャンプチョップなど、多彩なバリエーションを持つ。
メビウスピンキック
レオの特訓で生み出されたキック技。跳び蹴りを防御させた後、そのままきりもみ回転して炎を起こして防御を突き破って攻撃する(この炎を纏うことにより、バーニングブレイブになることも可能)。
レオキックはレオの身体能力の高さがその破壊力を生み出すが、そこまで肉体を鍛えていないメビウスは、体を高速回転させて炎を発生させることによりキックの威力を増加させる。
ジャイアントメビウスゥイング
敵の腕や尻尾などを持って数度回転させた後、空中高く投げ飛ばす技。グドンの触手で腕をつかまれた際、その反動を使って自らもともに飛び、戦場を人間のいない場所に移した。
メビウスパワーリフト
重量級の敵を肩に担ぎ上げ、一気に地面に叩きつける技。
ヘッドロック
怪獣や宇宙人との接近戦において、多用した締め技。ボガールモンスに対しては、口から泡を吹かせるほどの怪力で締め上げている。
メビュームスラッシュ
メビウスブレスに右手を添え、右手を前に突き出して放つ光弾。威力は低いが連射可能。ミライの姿でも使用可能。
メビウスディフェンサークル
両手を広げて形成する∞の形をしたバリア。攻撃によっては反射することもできる。ミライの姿でも使用可能。
ライトニングカウンター
メビウスブレスのエネルギーをプラズマ電撃に変えて、左拳から放つ電撃光線。
メビュームピンガー
メビウスブレスに右手を添え、右手を前に突き出して放つ光線。敵の分身能力などを封じる技。
メビウスディフェンスドーム
ドーム状のバリア。メビュームシュート発射途中でも使える。
メビュームチャージ
左手に右手を添えて高速回転をし、メビウスリングを発射し十字架を破壊する技。
メビュームストライク
ミライからメビウスへ変身直後にエネルギーの塊となって突撃。CREW GUYSの機体をベロクロンのミサイル攻撃から防ぎ、さらに体当たりしてダメージを与えた。
身体のデータ化
自分をデジタル情報に変換して電脳空間へと突入する。
流星キック
ウルトラマンジャックのものと同様。今作ではマケットゼットンとの戦闘の際、バリアの次盲点を突くのにも利用された
テレポーテーション
ウルトラマンのものと同様。寿命が縮まるかどうかは作中では言及されていない。
ライトニングスラッシャー
両手の手刀に光エネルギーを込めて敵を切り裂く。また、敵の攻撃を弾くことも可能。
トウィンクルウェイ
光のワームホールを作り、何万光年も離れた場所を移動する。
ウルトラ念力
ウルトラセブンのものと同様。ヒビノミライの姿でも使用可能。
超振動メビュームシュート
レイモンのパートナー怪獣ゴモラの超振動波と、自身のメビュームシュートを合わせて発射する合体光線。

他のウルトラマンとの合体技 編集

ツインストリームランサー[2]
メビウスとツルギが∞を描くように空中を飛び回り、交互に攻撃する連携技。
ダブルシュートアタック[3]
メビュームシュートとナイトシュートを同時に発射するメビウスとヒカリ(ツルギ)の合体光線。途中で光線同士が絡まる場合もある。
エメリウムメビュームシュート[4]
メビュームシュートとエメリウム光線を同時に放つメビウスとセブンの合体光線。途中で光線同士が合流し、威力が増幅するような描写が見られる。
スペリオルストライク
超ウルトラ8兄弟が、それぞれの光線を同時発射する技。ギガキマイラの「デザスタル・バースト」の発射口である胸を狙い撃った。
ウルトラスペリオル
超ウルトラ8兄弟の発射した、それぞれの最も得意とする光線が融合し、すさまじい破壊力を生み出す合体光線。宇宙空間でギガキマイラを撃破した。
ウルトラグランドウォール
超ウルトラ8兄弟が力を合わせて作り出す超強力バリヤー。ひとりのウルトラマンが作るバリヤーの数万倍の強度を誇る。ギガキマイラの放ったデザスタル・バーストを跳ね返し、大きなダメージを与えた。
エクセレント・リフレクション
超ウルトラ8兄弟が力を合わせて放つ再生光線。ギガキマイラの放ったデザスタル・バーストを無効化したのみならず、元素レベルまで破壊した海を再生した。

メビウスブレイブ 編集

ヒカリから託されたナイトブレスで、メビウスがパワーアップした形態。左腕を立てナイトブレスを呼び出し、それをメビウスブレスと一体化させてナイトメビウスブレスにすることでメビウスブレイブとなる。胸に金色のラインが発生している。戦闘時には、ナイトメビウスブレスから現れる光の長剣・メビュームナイトブレードを使用する。

ブレードオーバーロード
メビュームナイトブレードから放つ必殺技。瞬間的に巨大な剣を形成し敵を∞の形に切り裂く技。
バッシブレードアタック
メビュームナイトブレードで、敵の攻撃を跳ね返す防御技。
スピンブレードアタック
自ら回転しながら敵に飛び掛り、そのまま敵の体を切り裂く必殺技。
ブレードシュート
メビュームナイトブレードから発射する必殺光線。
アクティブレードアタック
敵に向かって突進し、すれ違いざまにすばやく∞の形に切り裂く必殺技。
メビュームナイトブレードアタック
メビュームナイトブレードで空中に∞(無限大=メビウスの帯)の形を描き、出現した光輪を敵めがけて超高速で撃つことで、体を貫く技。
ブレードスラッシュ
メビュームナイトブレードの剣先から半月状のカッター光線を放つ。

メビウスバーニングブレイブ 編集

メビウスがパワーアップした姿。GUYSの面々からの思いをエネルギーに変えて変身した「燃える勇者」。胸と背には仲間達との絆の象徴として、ガンフェニックスのペイントやリュウとミライのメモリーディスプレイと同様の、金色のファイヤーシンボルが描かれている。身体能力が大幅に向上している。

メビュームバースト
メビウスブレスから発生した炎のエネルギーを胸の部分に集中させて敵に放つ。
バーニングメビウスピンキック
メビウスピンキックのバーニングブレイブ版。通常とは少し異なり、こちらは相手に飛び込む時からきりもみ回転し、メビュームバーストと同様の炎を纏い攻撃する。
バーニングメビュームダイナマイト
メビュームダイナマイトのバーニングブレイブ版。威力も通常の倍であるが、その分自分へのダメージも大きい。タロウのウルトラダイナマイトに匹敵する威力を持つ。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でもベリュドラに止めを刺す際に使用。

メビウスフェニックスブレイブ 編集

1度消滅させられたメビウスとGUYSのメンバー(リュウ・マリナ・ジョージ・コノミ・テッペイ)とヒカリが融合した形態。リュウに装着されたナイトブレスとGUYSのメンバーの友情が起こした奇跡の姿で「不死鳥の勇者」[2]。 ファイヤーシンボルを模した、赤・青・金・銀の非常に派手なカラーリングが特徴。メビウスブレイブが左腕に合体させたブレスを装着しているのとは違い、両腕にブレスが振り分けられている。

メビュームナイトシュート
メビウスブレスとナイトブレスと仲間の全エネルギーを開放し、十字に組んで発射する必殺光線。腕をL字にずらすと威力を上げることができる。劇中ではスペシウム・リダブライザーで威力を増幅したため、本来の威力は不明。
外伝OV『アーマードダークネス』STAGE2ではアーマードダークネスに対して使用し、ダークネスブロードの斬撃によって付けた傷口に照射することでアーマードダークネスの撃破に成功している。このときは最初から腕の組み方がL字であった。
メビュームフェニックス[2]
メビウスブレスとナイトブレスを使い自らの肉体をエネルギー化し、炎のような姿となり敵に突撃する。劇中ではメビュームナイトシュートと同じく、スペシウム・リダブライザーを通してから命中したため、本来の威力は不明。
メビュームツインソード
メビウスブレスとナイトブレスからそれぞれ光の剣を出し、二刀流で敵を攻撃する技。
元はウルトラマンフェスティバルのライブステージで使用した技で、技名は大怪獣バトルRRにてつけられた。

メビウスインフィニティー 編集

劇場版に登場。メビウスとウルトラ6兄弟が融合した姿で、全身の模様がウルトラ6兄弟の各人のものを取り入れており、通常のメビウスとカラーパターンが逆である。

コスモミラクルアタック
全身を膨大なエネルギーで包み、敵目掛けて突っ込んでいくことで敵の中枢を貫通・破壊する。
かつて『ウルトラマン物語』でメビウスと同じく兄弟と融合してパワーアップを果たしたタロウの必殺技コスモミラクル光線に準じた名称を持つ。
その他の技
セービングサークル[4]
出現させた青い球体に対象物を包み込んで、衝撃から保護する。Uキラーザウルス・ネオを倒した際、人質にされていたアヤを救出するために使用した球状のバリア。
インフィニットエッジ[4]
メビュームスラッシュの強化版。メビウスインフィニティーへの変身とともに変化し、大容量のエネルギーが蓄積されたメビウスブレスから放つ光の刃。

グリッターバージョン 編集

映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』で人々が信じた未来や希望の“光”を得てパワーアップした姿。銀の部分が金、赤の部分が赤みのある金と元々のカラーを金色に変えたカラーリングとなっている。『ウルトラマンティガ』のグリッターティガのように巨大化はせず、身長は通常時と同じ。

スペリオルマイスフラッシャー
同じグリッターバージョンになったマン、セブン、ジャック、A、ティガ、ダイナ、ガイアと力を合わせ放つ合体光線。巨大暗黒卿 巨大影法師に放ち消滅させた。

各世界での活躍 編集

M78ワールド 編集

ウルトラマンメビウスは、ウルトラの父からの命を受けて地球に降り立った宇宙警備隊のルーキーである。また、ウルトラマン80とユリアンが地球を去ってから25年ぶりに地球上に出現したウルトラマンでもある。ウルトラマンタロウを師と仰いでおり、戦闘スタイルや技などにタロウとの共通点が見られる。

ウルトラゾーンに飲み込まれつつあった地球人の青年・バンヒロトをモデルに自らヒビノミライの姿となり、左腕を構えることでウルトラの父から授けられた変身アイテム・メビウスブレスを呼び出し、右手でトラックボール状のクリスタルサークルを回転させ起動、上に掲げて本来の姿であるウルトラマンメビウスに戻る。技の多くはメビウスブレスを介して発動される。また、メビウスブレスは変身前・変身後を問わず形が変わらず、変身前でもミライが技を発動する場面が見られた。

当初は若く、やはりルーキーということもあって戦い方が未熟で、GUYSクルーから反感を買われることもあったが、彼らとともに戦いながら真のウルトラマンへと成長していき、最後にはウルトラ兄弟の一員となった。

トランスワールド 編集

映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』では、8人の登場ウルトラマンの1人。ほかの7人の人間体=ハヤタモロボシ・ダン郷秀樹北斗星司マドカダイゴアスカシン高山我夢らが、トランスワールドの住人であるのに対し、唯一ウルトラマンの実在する世界からやって来たヒビノミライ=ウルトラマンメビウス本人である。この映画での、ミライのメモリーディスプレイにファイヤーシンボルが描かれていないことや、ウルトラ4兄弟を「兄さん」と呼んでいることから、劇場版の後から、TVシリーズ第29話よりも前に、この世界に迷い込んだのは確かである。

ギャラクシークライシス 編集

映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、宇宙各地での怪獣鎮圧の任に着き、冒頭でベムラーを倒す。ヒカリとタッグでベリアルに立ち向かうも、メビウスは宇宙空間に飛ばされてしまう。だが、そのおかげで光の国壊滅から落ち延び、レイに助けを求める。エネルギー切れでウルトラマンの身体を維持できなくなったため、ヒビノミライの姿にもなっており、シャプレー星人との銃撃戦ではGUYSのトライガーショットを使用した。

映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』では、異世界宇宙へ旅立つウルトラマンゼロに、他のウルトラ戦士とともにエネルギーを与えた後、光の国を襲撃したダークロプス軍団を迎え撃つ。この作品でメビウスは初めてメインキャラクターから外れた。

脚注 編集

  1. 本来、光の国の超人たちには地球人の考える意味での名前はないらしい(『ウルトラマンメビウス超全集』p.60より)。
  2. 2.0 2.1 2.2 名称は「ウルトラマンメビウス超全集」に掲載。
  3. 名称は永岡書店「ウルトラマンメビウスひみつ百科」に掲載。
  4. 4.0 4.1 4.2 名称は「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」に掲載
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