『ウルトラマンメビウス』は、円谷プロダクションが制作した巨大変身ヒーロー特撮テレビドラマの作品名。2006年(平成18年)4月8日から2007年(平成19年)3月31日まで中部日本放送(CBCテレビ)・TBS系列で全50話が放送された。
キャッチコピーは「未来は無限大(メビウス)だ!」。
あらすじ[]
ウルトラマンと呼ばれる正義の宇宙人たちの活躍によって、地球に平和が戻ってから25年。
まるで何者かが呼び寄せたかの如く、怪獣ディノゾールが宇宙から飛来。対怪獣防衛チーム・CREW GUYSが出動してこれを迎え撃つが、まったく歯が立たず、隊員のアイハラ・リュウだけを残して全滅してしまった。
街を蹂躙するディノゾールの前に、ウルトラマンメビウスが颯爽と立ち塞がった。彼こそ、ウルトラマンの故郷・M78星雲光の国からウルトラマンケン(ウルトラの父)の命を受けて地球に降り立った宇宙警備隊のルーキーである。ディノゾールを倒して地球での初陣を飾ったウルトラマンメビウスだったが、周囲の被害を顧みない荒削りな戦いぶりをリュウに非難される。戦いの後、メビウスはヒビノ・ミライと名乗って新生クルー第1号としてGUYSへ入隊、新隊長のサコミズ・シンゴとともにリュウと対面する。
そして、ミライがディノゾール襲来時に出会っていたカザマ・マリナ、イカルガ・ジョージ、アマガイ・コノミ、クゼ・テッペイらの素質を見抜いて彼らをGUYSにスカウトしたことで、新生GUYSが誕生した。
ルーキー同士のウルトラマンメビウスと新生CREW GUYSは、ともに地球を守りながら成長していく。
概要[]
『ウルトラQ』から数えてテレビシリーズ通算第16作目。
本作が放送された2006年は、1966年に『ウルトラQ』と『ウルトラマン』が放送されてからちょうど40年を迎えた。「ウルトラシリーズ40周年記念作品」ではなく、「ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品[1]」と銘打っている本作の企画は、『ウルトラマンマックス』が放送開始されたばかりの2005年7月から持ち上がっていた。当初の予定では、「旧作と世界観を共有してはいるが、それを謎とし、歴代のウルトラマンを客演させることでその謎を解き明かしていく」という内容だった。だが、『ウルトラマンマックス』で好評だった昭和ウルトラシリーズへの“原点回帰”路線を押し進めることが決定。それまでのTVシリーズで、劇中において同一の世界観であることが明確に表現されている、『ウルトラマン80』までの作品の続編とし、『ウルトラマン80』の最終回でウルトラマン80とユリアンが地球を去ってから25年間、地球に怪獣や宇宙人が一切現れなかった世界[2]を舞台とする。
本作は単に、昭和の歴代ウルトラマンや過去の人気怪獣(おもに第2期シリーズ)が登場するだけでなく、過去の名台詞を引用することで旧作との繋がりを強く明示している。
ウルトラマンメビウスは、歴代ウルトラマンで最も若い宇宙警備隊のルーキーとして登場。彼がヒビノ・ミライと名乗って入隊したCREW GUYSも、第1話においてアイハラ・リュウを残して一度は全滅している。そんなルーキーウルトラマンとルーキーチームの成長を中心に描く。プロデューサーの渋谷浩康は、前半には青春ドラマ(学園ドラマ)のフォーマットを持たせていると語っている。GUYSクルーが生徒(部活の生徒)、隊長のサコミズ・シンゴが担任教師(部活の顧問)、ミサキ・ユキ総監代行がマドンナ教師、トリヤマ補佐官とマル補佐官秘書が嫌みな教頭、といったポジションである。
同時に、アイハラ・リュウとヒビノ・ミライを初めとする宇宙人と地球人との友情を軸に、ウルトラマンシリーズ共通のテーマ「ウルトラマンと人類の絆」を過去のどの作品に比べて前面に出している。中盤において、ヒビノ・ミライ=ウルトラマンメビウスがGUYSクルーに正体を知られてからも、ともに戦い続けるというシリーズ初の展開が行われた。
また、各種設定を織り込んだり、旧作では消化不良に終わってしまった部分に決着をつけたり、ウルトラマンが地球を守る理由を、劇中においてそのウルトラマンであるヒビノ・ミライに語らせたりすることで、ウルトラマンシリーズの区切りとなる作品づくりを目指した。
そのほか、旧作懐古的な要素を盛り込みつつも、
- タイプチェンジ
- 青いウルトラマン・ウルトラマンヒカリの登場
- 基本的には1話完結だが、連続ドラマ性を持たせたストーリー
- 3話連続で描いて盛り上げた最終決戦
など、平成ウルトラマンシリーズの要素も含まれている。
放送終了後も後日碑となる外伝作品などが制作されており、さまざまなメディアで活躍していた。
主な登場人物[]
ウルトラマン[]
- ヒビノ・ミライ
- ウルトラマンメビウスが、仲間を救うために自らを犠牲にした宇宙飛行士のバン・ヒロトをモデルに自ら地球人に変身した姿。外見年齢18歳。
- ディノゾールとの戦いで一度は全滅したCREW GUYSに、新生クルー第1号として入隊したと同時に、ディノゾール襲来時に出会ったマリナらの素質を見抜いてGUYSにスカウトしており、事実上、新生GUYS誕生に大きく貢献した人物である。
- 明るい性格だが、地球に関する知識は充分でなく、日常的な知識の面で疎く、言動の端々に異文化に対する戸惑いがある[3]。また、不意に正体を知られかねない言動が稀にある。人間を全員愛しているため、滅多に他人を疑おうとしない[4]。GUYS入隊直後に食べて以来、カレーが大好物である[5]。
- パイロットとしての実力は高く、墜落数は皆無。
- 人間として暮らしながら人間を知り、ウルトラ兄弟が地球を「かけがえのない星」と呼び、命懸けで守った理由を理解していくと同時に、「自分自身にしか見付けられない本当に大切なもの」を見付けていった。
- 第29・30話で、地球に迫る危機を察知したウルトラの父から光の国への帰還を命じられた際、その危機の先兵として送り込まれてきたインペライザーとの戦いのなかで、GUYSクルーに正体を知られた。しかし、これにより彼らとの絆がさらに深まり、引き続き地球でGUYSクルーとして、ウルトラマンとして戦うことになった。以降は、ほかの人物に対しても自分の正体を隠すことはしなかった。
- 結果としては、第44話で悪質なフリージャーナリストのヒルカワにも正体を知られ、最終3部作での彼のあまりにも身勝手な行動によってすべての人間に正体が知られ、国家安全保障局に身柄を拘束されそうになった。だが、GUYS JAPAN総監だったサコミズの演説のおかげでこの危機を回避し、自分を必要としてくれた人々の思いに答えるため、戦いの場に赴いた。そしてエンペラ星人を倒した後、地球での経験を後輩のウルトラマンに伝えていくことをGUYSクルーに約束し、光の国へと帰っていった。
- テレビシリーズの最終回から2年後を描いたVシネマ『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』では、エンペラ星人の遺産・アーマードダークネスを追ってふたたび地球に訪れ、折りしも再集結したGUYSクルーと力を合わせてこれに立ち向かった。
- 2008年の映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』によると、地球滞在中に赤い靴を履いた少女に導かれてウルトラマンが存在しない世界に迷い込んでいる。
- ウルトラマンメビウスとしての詳細は別項を参照。
- セリザワ・カズヤ
- 年齢30歳。GUYSの前隊長で、少年時代に友人から「ウルトラ五つの誓い」を教えられた[6]。
- ディノゾールとの戦いで殉職したと思われたが、ボガールへの復讐を誓うツルギに憑依されて再び姿を現す。ツルギが復讐を果たして倒れた後、ウルトラの母より新たな命を与えられて本来の姿に戻ったツルギ=ウルトラマンヒカリとともに復活して人間の意識も取り戻す。そして、ヒカリと正式に一心同体となって地球に留まる。
- 第17話でリュウたちの成長を認めてウルトラマンヒカリとして地球を去るが、第35話でババルウ星人[7]を追って地球へ戻ってくる。その後、ウルトラの父たちが感じた脅威の調査するため、再び地球を去る。第49・50話(最終回)でGUYS救援のために駆け付け、エンペラ星人との戦いで力尽きてナイトブレスを一時リュウに託す。戦いの後、リュウと分離してゾフィーとともに光の国へ帰還する。この際、セリザワの声のみで人間体としては登場せず、それはVシネマ『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』においても同じであった。今でもヒカリとは一体化している模様であり、劇中において、ウルトラマンと一体化した地球を去ったことが明確にされているのは、『帰ってきたウルトラマン』の郷秀樹や『ウルトラマンA』の北斗星司に続き、3人目である。
- ウルトラマンヒカリ(ハンターナイト ツルギ)の詳細は別項を参照。
CREW GUYS[]
- アイハラ・リュウ
- ディノゾールとの戦いで壊滅した、CREW GUYS唯一の生存者でもある、20歳の若者。
- 基地内に残ることが多いサコミズに代わって現場の指揮を務めることが多く、GUYSの副隊長格である。
- GUYSの任務に強い誇りを持ち、「地球は我々人類自らの手で守り抜く」をモットーとしているため、当初はメビウスを含むウルトラマンを毛嫌いしていた。しかし、第3話でウルトラマンが命を削って戦っていることを知ってからは、仲間として認めた。
- マリナから「熱血バカ」といわれるほど熱くなりやすい性格で、クルーと衝突することもあるが、彼らの実力は認めている。
- セリザワから「ウルトラ五つの誓い」を教わっており、彼のことを深く尊敬している。それ故に、セリザワの身体を乗っ取ったツルギを激しく憎んだり、サコミズを隊長とは呼ばずに「サコミズさん」と呼び距離を置くこともあったが、第17話でセリザワが地球を去ってからは、素直にサコミズを「隊長」と呼ぶようになる。
- 幽霊が苦手。将棋が好きらしく、基地内での待機中にはしばしばほかのクルーと一局指している。
- ミライの成長とともに自らも彼の兄貴分として成長し、ミライを支えてほかのクルー以上に仲が良い存在でもあるが、馴れ合いの関係ではなく間違いがあればお互いが注意する良き友人でもある。また、第29・30話でミライの正体を知ってからは、1番の理解者となる。
- 最終回でのエンペラ星人との戦いでは、セリザワからナイトブレスを託され、新たなウルトラマンヒカリとして戦った。戦いのあと、ミライ=メビウスが光の国へ帰還し、ほかのクルーもGUYSを離れていったなかでひとりGUYSに残り、セリザワやサコミズの跡を継ぎ、若くしてCREW GUYSの新隊長となる。
- Vシネマ『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』では、隊長という身分からか、テレビシリーズとは違って冷静になっている。
- サコミズ・シンゴ
- CREW GUYS新隊長。隊長服は襟が普通の隊員服では赤なのに対し、白である。常に飄々としているが部下を信頼しており、その時々に最適なフォローをする。前線にも積極的には出ないが、パイロットとしても優れている。
- 実はミライの素性を最初から知っており、ミライの自身の正体をバラしかねない言動を密かにフォローしていた。
- 好物はコーヒー(特にエスプレッソ)で、隊長席には多数のコーヒー豆が常備されており、ディレクションルームでもしばしば飲んでいる。
- ツルギがセリザワの身体を乗っ取っていたことや、クルーたちとウルトラ兄弟のテレパシーでの会話の内容を知っていたり[8]、別任務や本部出勤などで不在なことが多いなど、謎めいた部分を持つ。
- その正体はGUYS JAPAN総監であると同時に、科学特捜隊の宇宙勤務での隊長でもあった。実年齢はタケナカ最高総議長と同年齢だが、任務で亜光速航行を繰り返した結果、「ウラシマ効果」によって地球より遅い時間経過のなかにいたため、外見年齢は40歳である。当時の任務中、冥王星の軌道上で謎の円盤群に襲われたところをゾフィーに救われ、この一件が理由でウルトラマンとともに戦いたいと考えていた。そして、総監という身分を隠してまで、隊長として活動していた。最終回でゾフィーと一体化し、メビウス=ミライたちとともにエンペラ星人と戦った。
- 名前の由来は、『ウルトラマン』の初期案『科学特捜隊レッドマン』の主人公・サコミズから。
- イカルガ・ジョージ
- ミライからスカウトされた、新生GUYSクルーの1人。年齢20歳。
- 元はスペインリーグに所属していたプロサッカー選手で、ときどきスペイン語を口にする。怪我のため、日本でリハビリ中であったが、ミライの説得に折れてGUYSへ入隊。その後は何度か衝突を起こすものの、次第に彼らとの友情を築く。
- 怪獣の攻撃を完全に見切るほどの動体視力と空間認識能力を持ち、射撃手としての実力はリュウにも引けを取らない。
- プロサッカー選手時代は、必殺の「流星シュート[9]」を武器にスペインリーグで3年連続得点王となったが、先述の能力による自分の感性を周りに理解されなかった過去から仲間と呼べる存在がおらず、チームメイトからもマスコミからも白い目で見られていた。
- ニヒルでクールだが、実は意外にお調子者の二枚目半。女性に対する対応は丁寧で時には口説きにかかることもあり、それでマリナに文句を言われることも多い。自分で自分の苗字(「斑鳩」)を漢字で書けないことがコンプレックスで、ゆえに苗字やフルネームで呼ばれることを嫌っている。過去に海でひどい目に遭った経験から海などの異空間は苦手で(泳げないわけではなくプール程度なら潜れる)、海底や宇宙への出撃は拒否する[10]。
- ウルトラマンのように誰もが憧れる人間になるのが夢で、子どものころは「ウルトラマンになって人々の幸せを守るために怪獣と戦いたい」という夢を持っていた。歴代ウルトラマンが現れた際は、テッペイほどではないが喜びの表情を見せる。その思いゆえか、第34話で同じウルトラマンでありながらメビウスに戦いを挑み、倒したウルトラマンレオ=おおとりゲンに対し、「ウルトラマンのくせに!」と銃口を突きつけた。
- 最終回で、ついに子どものころからの夢が現実になる。戦いのあとはスペインリーグに復帰する。
- カザマ・マリナ
- ミライからスカウトされた、新生GUYSクルーの1人。年齢19歳。
- 姓の漢字表記は「風間」。二輪ロードレースの女性ライダーで、女性ライダー初の世界選手権出場[11]を目指していた。
- 聴力に優れており、怪獣の鳴き声に混じる特殊な波長を聞き分けその行動を予測できる。その聴力と合わせて射撃の腕はジョージと並び、訓練では経験者のリュウ以上の腕前を見せる。マシンの操縦も得意で、出撃の際は機体の制御を担当することが多い。しかし、聴力が良すぎる故にマシンの不調も敏感に察知してしまうため、そこから来る恐怖による挫折も経験している。男勝りな性格と言動が特徴だが、クモが苦手という面も持つ。ジョージに想いを寄せているような素振りを見せることもあったが、本人いわく「サッカー選手時代のジョージのファンだった」とのこと。
- 2人の弟がいる。
- 最終回でライダーとして復帰し、大会に出場して好成績を残す。
- クゼ・テッペイ
- ミライからスカウトされた、新生GUYSクルーの1人。年齢18歳。
- 姓の漢字表記は「久世」。
- 大病院の御曹司であり、両親の望み通り、父の病院を継ごうと医大に通っていたが、幼いころに憧れたGUYSへの夢を捨てきれず入隊を決心。その後、過保護な母にはGUYSに入隊したことを告げていなかったため反対もされるが、後に入隊を認めてもらうこととなる(入隊後も大学には通っている)。
- 過去に出現した怪獣やウルトラマンなどに関しては博識であり[12]、独学で学んだ宇宙語を話すこともできる。主にデータ分析や対怪獣・宇宙人の作戦を立案することが多く、基本的には基地内勤務で肉体派ではないが、個人的に興味深いことや自ら立案した作戦を指揮するために前線に赴くこともある。
- 「全ての現象は科学的に説明可能」と考えており、実際に怪獣や宇宙人の特殊能力を科学的に解明することも多い。対して心霊現象やオカルトなどは嫌うが、この手の現象が絡む事件に対してはCREW GUYSメンバーで最も勇敢。気は弱い方だが非常に理性的かつモラリストである。トマトが苦手。
- 最終回で父の跡を継ぐため、医者となった。
- アマガイ・コノミ
- ミライからスカウトされた、新生GUYSクルーの1人。年齢18歳。
- 当初は保育士を目指し、みやま保育園でアルバイトとして働いていた。保育園にはその後も非番の日に通っている。その子どもと接する職業柄か、本人は気づいていないが怪獣やウルトラマンが何を考えているかを察知できる力を持ち、第8話ではリムが出現した際はひとりだけ驚かず抱きかかえた。
- 普段は眼鏡をかけている。
- 優しい性格のためか、ウインダムを除いたマケット怪獣(特にミクラス)には懐かれており、クルーのなかでで唯一ミクラスを自由に指揮できるため、ミクラス出動の際には前線に赴くこともある。
- 主に基地内でのオペレーションを担当するため、隊員服はだけミニスカートにオーバーニーソックス(基地の外での戦闘の際は膝当て付きのスパッツ)。気弱で怖がりで、そのうえ泣き虫であるため、戦いには向かないように見えるが、勇気はほかのクルーにも引けは取らない。第46話でリュウやジョージ、サコミズが怪我で入院し、テッペイが風邪でダウンした際には、グローザムにより氷漬けにされたメビウス=ミライを救出し、なんと暗黒四天王の1人であるグローザムを倒すという快挙を挙げている。
- 最終回で保育士の仕事に戻った。
その他[]
- トリヤマ補佐官
- 姿を現さない総監に代わり、CREW GUYSに指示を出す中間管理職の人物。サコミズが不在の場合は出動命令も下す。
- 保身が第一で余計な任務が増えることを嫌うが、地球の平和や人命を守ろうという気持ちはある。また、目立ちたがりでマスコミの取材には積極的に応じるが、その際は功績のあった隊員を立てるなど気配りの利いた面もある。
- 風見鶏のような按配の人物で、宇宙人に対しては相手が友好的だと分かるまで警戒を解かないが、友好的だと分かった相手には丁重且つ親身に接する他、新たなウルトラマンであるウルトラマンヒカリに対しても口では不審がる発言をしておきながら、自身が引き起こしてしまった怪獣騒動の際にヒカリが現れた際には「ウルトラマンヒカリ様ー!」と叫んで懇願するなど状況に応じてすぐ態度を変える。かなりの見栄っ張りで、何かと虚勢を張ったり、失敗をごまかすための出まかせを口にして、クルーから疎まれたり呆れられているが、ミライだけは彼の発言を真に受けてほかのクルーを困惑させる。このような人物ではあるが、基本的には部下思いでクルーを信頼しており、上級職でありながらGUYSのムードメーカーになっている。とはいえ彼の行動やミスが原因で第14話のテッペイのGUYS脱退騒動、グロテスセル騒動やプロトマケット怪獣騒動などの非常事態に陥ったことがあり、少々トラブルメーカーでもある(グロテスセル騒動ではグロテスセルを誤って川に落とし、プロトマケット怪獣騒動ではゼットンのデータの入ったカプセルを床に落としたのが原因でそれぞれの事件が発生した)。
- ウルトラマンや怪獣に関しての知識はあまり持っておらず、前述のプロトマケット怪獣騒動では暴走したゼットンを止める為に投入したプロトマケットメビウスにメビュームシュート(本人は技の名前すらわかってなかった)を発射させた結果、プロトマケットメビウスは倒されて自身はクルーから顰蹙を買ってしまった。
- 上司のミサキには頭が上がらず、常に「ミサキ女史」と呼んでいる。
- しかし、予算の獲得や戦闘地域の避難計画も担当しており、第16話でのオオシマ彗星迎撃や第49話での対エンペラ星人戦などでは部下の指揮をしっかり執っている描写があり、裏方的な仕事が多いとはいえ、貢献は大きい。クルーに強く叱られると言い返せなくなるが、マケット怪獣の実戦投入を発案するなど、発言力が無いわけではない。
- 剣道が得意で、有段者らしい。
- ヒカリがセリザワと一体化しているとは知らず、彼とマルは第35話で再会するまでセリザワは死んだものと思っていた。また、ミライの正体も第48話で知ったが、ミライを変わることなく受け入れ、その際にミライの身柄を拘束しようとしたシキ査察官らに「彼は私のかけがえのない部下だ!」と言ってミライを守った。
- マル補佐官秘書
- トリヤマの秘書。トリヤマを慕っており彼のフォローに回るが、一言多い性格のため叱責・八つ当たりされることが多い。トリヤマと剣道をした際にすぐにへばったことから肉体派ではないようだが[13]、トリヤマ同様に「やるときはやる」責任感の強さもあり、もともと頭もよく回る切れ者でもあるためCREW GUYSのメンバーからの信頼も厚い。第16話の回想シーンから、どうやら妻帯者であるらしい。
- ミサキ・ユキ
- 学生時代にスカウトされたGUYS総監代行で、GUYS JAPANではナンバー2の立場にある。
- 怪獣が出現した際には総監に代わって作戦を直接GUYSのメンバーに説明することが多く、本部の意向をトリヤマやマルに伝えることもある。しかし、決して冷徹な性格ではなく、さほど年の離れていないGUYSクルーには信頼を寄せており、意向を汲むことも多い。ある程度は戦闘訓練を積んでいるようで、メテオール発動承認権やフェニックスネストのフライトモードの操縦権も持つ。
- オフのときには買い物にも出歩くような一面もある。
- 主要人物では唯一、サコミズが総監であることを知っており、ミライの素性も彼から知らされていた。
- アライソ整備長
- GUYSマシンのメンテナンスを担当する整備班チーフ。漢字表記は「荒磯」。過去の防衛チームにメカニックとして携わってきた経歴を持ち、パイロットを案じその腕を信頼している。しかし、マシンの整備が万全でないと出撃を止めるなどの頑固な一面もあり、それ故にリュウとよくぶつかる。パイロットの安全のためにとメテオールの採用を進言した第1人者でもある。整備士の腕は超一流であり、かつての部下の勇魚によると「とっつぁんがいじった機体は調子が良い」とのこと。また、その勇魚にGUYSオーシャンに勧誘されたが、拒否している。
- 勇魚 洋(イサナ・ヒロシ)
- 軽い性格をしているが、高い操縦技術やミライの正体に気づくほどの洞察力と勘の持ち主。その正体はGUYSオーシャンの隊長であり、サコミズとも親交がある(ミライの正体や隊長であることは敢えて黙っていた)。隊員服はGUYS JAPANの色違い。かつてGUYS JAPANの整備班で見習いとして働いていた経歴(そのためメカニックにも詳しい)があり、アライソからもその将来を有望視されていた。彼に黙ってGUYSオーシャンの入隊試験を受けた経歴もあり疎遠になっていたが、「とっつぁん」と慕うアライソとの信頼は健在である。
- タケナカ最高総議長
- 全世界のGUYSを統括する最高責任者。サコミズを「サコっち」と呼ぶほど親交が深く、信頼関係は固い。
- 老齢ながらもその観察眼は確かで、CREW GUYSのメンバーの成長を一目で言い当てるほど。
- かつては地球防衛軍の参謀で、極東基地ウルトラ警備隊担当(こちらを参照)だった。それ以前には科学特捜隊とも関わっており、MAT以降の防衛チームにも何らかの形で関わっていた模様。
- 演じた佐原健二が『ウルトラQ』で主人公・万城目淳を演じた縁で、登場時のBGMは『ウルトラQ』のタイトルバックのアレンジである。
その他の人物[]
- 謎の女(ボガールヒューマン)/ 高次元捕食体ボガール
- 高次元捕食体ボガールが自ら姿を変えた地球人。地球に怪獣を呼び寄せていた張本人でもある。
- かつて惑星アーブを滅ぼし、その星を観察していたツルギに仇として狙われており、メビウスやツルギと何度か激闘を繰り広げる。
- 手から光弾を放つことや怪獣を呼び寄せることができるほか、さまざまな特殊能力を持つ。
- クゼ・ケイコ
- テッペイの母親。彼に対して非常に過保護で、それはテッペイが子どものころ、心配の余り心臓発作を起こしたほど。息子がGUYSに入隊したことを知らされなかったが、のちにそれを知って連れ戻そうとするが、テッペイやほかのクルーの行動を見て諦めた。
- クゼ・テツハル
- テッペイの父親。久世総合病院院長で、リハビリ中のジョージの主治医でもあった。病院が怪獣に襲われた際には動けない患者を守って踏みとどまるなど、妻とは逆に度胸が座っている。そのためか、妻と違ってテッペイからGUYSに入隊したことを聞かされていた。
- バン・テツロウ
- かつて、火星からスペシウムを運ぶ任務に就いていた宇宙船アランダスの船長にして、惑星地質学者。現在は退役している。苗字の漢字表記は「伴」。ウルトラゾーンに船が吸い込まれそうになった際、息子・ヒロトを失う。メビウスがヒビノ・ミライと名乗るきっかけにもなった人物でもある。サコミズとは旧知で[14]、ミライ=メビウスを彼に託す。
- バン・ヒロト
- アランダスの乗組員で、船長・テツロウの息子。年齢18歳。5年前に母親をナメゴンにより失っている。
- 火星生まれで、一度も地球の大地に足を踏みしめたことがないため、地球に行くことを楽しみにしていたが、ウルトラゾーンに飲み込まれそうになったアランダスのコンテナをシャトルから切り離し、自分の命と引き換えに船を救った。彼の行為を目撃して感銘を受けたメビウスは、彼の姿を人間体のモデルとした。
- ウルトラマンが模した対象の人間が故人という設定は、ウルトラシリーズでは初めてである。
- 名前の由来は「帰ってきたウルトラマン」の初期案の主人公の名前であるバン・ヒデキ。
- フジサワ・アサミ博士
- 年齢26歳。飛び級を繰り返し、20歳で博士号を取得した優秀な異次元物理学者。多くのメテオールを開発する(詳細はメテオール参照)。
- ミサキとは親友で、彼女を「ユッキー」と呼んでいる。ミサキに頼まれてGUYSへの技術援助も行う。
- 軽い性格でジョージとも相性が良いが、彼とは反対に海が大好きで休日はダイビング三昧で過ごす。
- また、サコミズとは旧知の仲で、「サコちゃん」と呼ぶ。「総監に一度会いたいと思っている」という発言から、サコミズが総監であることは知らなかった模様。コーヒーが苦手で、飲んだあとのサコミズが歯を磨いて口をゆすいでも気付くほど敏感である。
- 研究と分析のためには危険を顧みず、自らドラゴリーに憑依されるなど、破天荒な行動が多い。
- ミライの正体は早い段階で気づいていたという。
- 日ノ出サユリ
- フェニックスネストの食堂で働いている、通称「GUYSの肝っ玉母ちゃん」。リュウからは「おばちゃん」、ジョージからは「マードレ」、ほかのクルーからは「日ノ出さん」と呼ばれている。夫と、6人の子供と8人暮らし。
- 仕事帰り、少年を庇って交通事故に逢い命を落としたが、その勇気に感銘を受けたサーペント星人と合体して蘇った。その後、サーペント星人に意識を支配されたが、逆に彼の意識を支配することで正気を取り戻した。
- ヒルカワ
- 本名・蛭川 光彦。
- 狡猾で自己中心的なフリージャーナリストで、ジョージのバッシング記事を書いた経歴がある。
- サコミズの演説を鼻で笑うなどGUYSのことは頭から馬鹿にしていることからGUYSに嫌われ、それはマリナからは「人間のクズ」呼ばわりされるほど。
- コノミの幼なじみのスザキを利用してGUYSクルーを陥れようと企てるが、スザキに裏切られて失敗。その後、ミライやアヤとともにヤプールの罠に落ちた際、ミライを一方的に責め立てて暴行を加え、自分だけ助かるために銃口を向けて発砲までし、ミライがメビウスディフェンサークルを発動したのを見てミライを化け物呼ばわりした。ヤプールは初めから彼の傲慢さを見越しており、その醜態をミライに見せつけることで、ミライに人間に対する失望感を抱かせようとしていた。
- その後、ミライのおかげで助かるも改心せず、それどころか「GUYSに宇宙人が潜伏」という記事や、ワイドショーで自ら宣言してミライの正体をマスコミに暴露するという、余りにも恩知らずな行動を平然とやってのける。しかしその結果、陥れようとしたはずのミライやGUYSを最終的には人類が支持したために、結局は逆に自分が世界的に面目を失ってしまうという、自業自得の結果に陥った。因みにヒルカワを演じた加藤ですら自身のブログでヒルカワを「男の風上にもおけないヤツ」と評している。
- ジングウジ・アヤ
- 年齢22歳。劇場版にも登場する天才海洋学者で、タケナカ最高総議長の孫娘。サコミズを祖父同様に「サコっち」と呼ぶ。本来は16歳以上でないと取得できないGUYSライセンスを例外的に14歳で取得している。劇場版での一件からミライの正体に気付き、それを確かめるためにフェニックスネストを訪れる。ヤプールの罠に落ちた際も毅然とした態度を取り、ミライを信じて励まし続けた。
- シキ査察官
- 日本政府・国家安全保障局(GUYSの人事に介入する権限を持つ政府機関)から派遣された。態度と言動は冷徹。
- ミライ=メビウスの日本政府への引渡しとサコミズの総監辞任を要求するが、長官の「メビウス引渡しの拒否」の決断を電話で知らされ、撤退する。
メビウスやヒカリ以外のウルトラマン[]
ここで表している何年前というのは、メビウスが地球へ派遣される2006年より前の数字である。初代マン、セブン、ジャック、エースの4兄弟は、20年前からも地球に留まっていたことが劇場版で判明した[15]。
- ウルトラの父
- 宇宙警備隊の大隊長。34年前にはサンタクロースに変身したこともある。メビウスにメビウスブレスを授けて地球へ派遣した。
- メビウスがジャシュラインによって黄金像にされた際、それを救うために久々に地球に降臨した。
- 本名は「ウルトラマンケン」
- ウルトラの母
- 銀十字軍の隊長にして、ウルトラの父の妻。33年前、我が子であるタロウと一体化した東光太郎の亡き母の姿を借りた通称「緑のおばさん」として、タロウやほかの兄弟を見守った。
- ボガールモンスとの最終決戦で倒れたツルギに、ウルトラマンヒカリとしての新たな命を与えた。
- 本名は「ウルトラウーマンマリー」
- ゾフィー
- 1番目のウルトラ兄弟にして、宇宙警備隊の隊長。地球に留まったことはないが、人類の知らないところで侵略者から人知れず地球を守り続けていた。33年前には、タロウとともに戦っていた宇宙科学警備隊ZATの協力者だった大谷博士と一時的に一体化した。
- メビウスとエンペラ星人との最終決戦では、「ウルトラマンと人類の絆」をエンペラ星人に示すため、サコミズと一体化してメビウスに加勢した。
- ウルトラマン / ハヤタ・シン
- ウルトラ兄弟の2番目。40年前に地球人・ハヤタと一体化し、科学特捜隊とともに地球を守った最初のウルトラマンでもある。光の国へ帰還する直前にハヤタとは分離したが、その後も人間体としてハヤタの姿で登場している[16]。
- 暗黒四天王最後の刺客・メフィラス星人に要求され、メフィラス星人の罠に陥ったメビウス=ミライを傍観せざるを得なかったが、メフィラス星人が要求時に交わした、「自らは手を出さない」という約束を破ったため、ウルトラマンに変身してメビウスやGUYSとともに戦った。
- ウルトラセブン / モロボシ・ダン
- ウルトラ兄弟の3番目。39年前に薩摩次郎という勇敢な地球人の魂と姿をモデルに、モロボシ・ダンと名乗ってウルトラ警備隊とともに地球を守ったウルトラマンでもある。戦いに傷付いて一度は光の国へ帰還するが、その後も兄弟のピンチを救っており、32年前には宇宙パトロール隊MACの隊長としてウルトラマンレオ=おおとりゲンを厳しく鍛えた[17]。
- メビウスが暗黒四天王の第3の刺客・グローザムに凍結させられ、絶望しかけたコノミの前に現れて激励した。その後、復活したメビウスとともにグローザムと戦った。
- ウルトラマンジャック/ 郷 秀樹
- ウルトラ兄弟の4番目。35年前に地球人・郷秀樹と一体化し、怪獣攻撃隊MATとともに地球を守ったウルトラマンでもあり、郷秀樹とは今でも一体化したままである。地球滞在中は「帰ってきたウルトラマン」とも呼ばれていた。
- 暗黒四天王第2の刺客・デスレムによってGUYSクルーを人質にされ、それが理由で手出しができず、人々に批判されたことで人間不信になりかけたメビウス=ミライを諭した。そして、メビウスとともにデスレムを倒した後、GUYSクルーを救出した。ちなみにデスレム出現時に初めて、本名である「ジャック」の名で呼ばれている。
- ウルトラマンエース / 北斗 星司
- ウルトラ兄弟の5番目。34年前に地球人・北斗星司と月星人・南夕子の二人と一体化し、超獣攻撃隊TACとともに地球を守ったウルトラマンでもある。南夕子とは戦いの途中で分離したが、北斗星司とは今でも一体化したままである。
- 暗黒四天王の一人として、またしても現れたヤプールの策略で分断された、メビウスとGUYSクルーを陰ながら支え、宿敵であるヤプールをメビウスに倒させ、自身はそのヤプールが送り込んだルナチクスを倒した。ヒルカワの傲慢さを目の当たりにしたことで人間の心の闇を始めて知ったミライに、かつて地球を去る際に「最後の願い」として遺したメッセージを、「変わらぬ願い」として伝えた。そして、パートナーだった南夕子との再会を果たす。
- ウルトラマンタロウ
- ウルトラ兄弟の6番目にして、ウルトラの父と母の実子。33年前に地球人・東光太郎と一体化し、宇宙科学警備隊ZATとともに地球を守ったウルトラマンでもある。メビウス同様、地球での戦いを通して大きく成長を遂げた。変身アイテムのウルトラバッジを捨てて、東光太郎の姿で地球を旅して回っていたことがあったが、現在は光の国へ戻って宇宙警備隊の筆頭教官として後進の指導に当たっている。メビウスも教え子の1人。
- 地球に迫る危機を察知したウルトラの父からの命により、メビウスが「来たるべき戦い」のための力を蓄えるまでの間、代わりに再び地球を守ることになった。しかし、メビウスとGUYSクルーが固い絆で結ばれていることを知り、彼らに地球の守りを託した。
- ウルトラマンレオ / おおとり ゲン
- ウルトラ兄弟の7番目。ほかの兄弟とは違って獅子座L77星の出身。32年前におおとりゲンと名乗り、ウルトラセブン=モロボシ・ダンが隊長を務める宇宙パトロール隊MACとともに地球を守ったウルトラマンでもある。双子の弟・アストラともども、その活躍によって光の国出身ではないにもかかわらず、ウルトラ兄弟の一員となるという異色の経歴を持つ。現在は宇宙警備隊員として宇宙を飛び回っている。
- リフレクト星人に敗れたメビウス、そしてGUYSの不甲斐なさに激怒し、ウルトラセブン=モロボシ・ダンの32年前を髣髴させる厳格な態度で接し、地球防衛の重大さを説いた。その後、修行によって力を得たメビウスとともにリフレクト星人を倒すと、メビウス=ミライとGUYSを認め、自分にとって本当のふるさとである地球を託した。
- アストラ
- ウルトラ兄弟の8番目。ウルトラマンレオの双子の弟で、レオ同様に獅子座L77星の出身。現在はレオとともに宇宙警備隊員として活躍中。ウルトラ兄弟のなかで唯一、地球人と一体化したり、地球人の姿を借りたりしたことがない。
- ウルトラマン80 / 矢的 猛
- ウルトラ兄弟の9番目。26年前に矢的猛と名乗って地球を守ったウルトラマンでもある。地球滞在時は怪獣・怪奇現象専門チームUGMとともに活躍する一方、桜ヶ岡中学校の1年E組で教壇に立っていたことがある。当時はウルトラ兄弟候補生だったが、地球での活躍が認められてウルトラ兄弟の一員となった。
- ミライから、1年E組の生徒たちが自分に会いたがっていることを聞かされるが、かつて地球防衛に専念するために教師を辞職し、彼らの前からも黙って姿を消したことに対する自責の念から、一度は断った。だが、ホー出現時に彼と過ごした日々が、自分にとってかけがえのない思い出だということに気づき、矢的猛先生として再会を果たした。
- ユリアン
- 光の国の王女にして、ウルトラマン80の幼なじみ。25年前に星涼子と名乗り、80=矢的猛も所属していた怪獣・怪奇現象専門チームUGMとともに活躍したことがある。現在はウルトラの母のもとで銀十字軍隊員として働いている。
GUYS / CREW GUYS[]
25年前に当時の防衛隊が解散した後、10年をかけて各国が協力して創設された新たな怪獣防衛隊。名はGuards for UtilitY Situation(あらゆる状況のための防衛隊)の頭文字をとり「ガイズ」と読む。総本部はニューヨーク沖にあり、各国のGUYS本部にはそれぞれ実戦部隊であるCREW GUYS(クルー ガイズ)が配備されている。この他にも公海の防衛を担当するGUYS オーシャン、大気圏外の宇宙圏を防衛するGUYS スペーシー、南極圏を防衛するGUYS アンタクティカが存在する。
GUYS誕生のきっかけは、冥王星軌道から帰還したサコミズ・シンゴから「地球は今もって数多くの侵略宇宙人に狙われており、ウルトラマンが水際で地球を守ってくれている」という報告を受けたことにある。GUYSが誕生した時点の地球では怪獣や宇宙人の攻撃が再開されておらず、これらの脅威に対する実戦は本作第1話が始めてとなった。
GUYSのライセンスは16歳から誰でも試験を受けて取得できるので劇中でもライセンスを取得している民間人も存在するが、25年も怪獣が現れなかったことから、現在では「就学や就職などに便利な資格」程度に捉えられ、取得後GUYSに入隊する者は実際にはわずかである。
GUYSの隊員は命令を受けた際に、「了解」の意味で「GIG(ジーアイジー)」という符丁を用いる。これは「GUYS IN GREEN」の略語である。また、出撃の際には隊長が「GUYS sally go(ガイズ、サリーゴー)」と号令をかける。
GUYS総本部のデータベースには過去に活躍した特捜・防衛チームと戦った怪獣や宇宙人の情報が収められている。それらのデータは「アーカイブドキュメント」と呼ばれ、歴代チームの名を冠したドキュメントファイルに分類・保管されている(ドキュメントSSSP(Science-Special-Search-Party・科学特捜隊。読みは「スリーエスピー」)、ドキュメントUG(Ultra-Guard・ウルトラ警備隊)、ドキュメントMAT(読みは「エムエーティー」)など)。これとは別に「アウト・オブ・ドキュメント(Out of Document)」というファイルが存在し、「ドキュメントSSSPへの分類以前(『ウルトラQ』の時期)」や「『レオ』での防衛チームMACの全滅から『ウルトラマン80』でのUGM設立までの5年間」などの防衛チームがない期間に出現した怪獣・宇宙人の情報が保存されている。怪獣や宇宙人(ウルトラマン含む)が出現した際には「レジスト(レジストレーション)コード」と呼ばれる地球名をつける。また、アーカイブドキュメントに登録されている怪獣・宇宙人の場合は登録されている名前をそのままレジストコードとして使用する。
GUYS JAPANには本部であるGUYS JAPAN基地(フェニックスネスト)の他に、GUYS対怪獣研究所などの外部施設がある。GUYS対怪獣研究所では約1000種に及ぶ怪獣・宇宙人などの研究を行っており、Webメビナビによればスピリット・セパレーターなどのメテオールの開発も行われている。
初の実戦である第1話こそ怪獣に手も足もでない姿を晒したが、サコミズを隊長に新たにCREW GUYSが再結成されてからは「超絶科学メテオール」が頻繁に利用されるようになり怪獣や宇宙人と対等に渡り合うような活躍も数多く見られるようになる。防衛組織とウルトラマンとが共闘するという考え方は従来のシリーズ以上に強調されており、メビウスの正体がGUYSの仲間に露見した中盤以降は、ウルトラマンメビウスとの連携を前提とした作戦が基本となった。
CREW GUYS JAPAN[]
本項では、作中でのメンバーの入れ替わりなどを説明する。
- TVシリーズ第1話以前
- セリザワ・カズヤを隊長として運営されていたが、25年ぶりに現れた怪獣ディノゾールとの戦闘により、アイハラ・リュウを除き全滅する。
- 本編
- サコミズ・シンゴを新隊長に、リュウに加えてヒビノ・ミライと、彼が民間からスカウトした4人の新メンバーで構成される。登場人物の項を参照。
- TVシリーズ最終話以降
- サコミズが総監職に、ほかのメンバーも本来の職に復帰したため、アイハラ・リュウが隊長になり、『アーマードダークネス』に登場したハルザキ・カナタをはじめとするリュウが選別したメンバーで構成される。
武器・装備[]
- メモリーディスプレイ
- GUYSの隊員証でもある小型モバイルパッドで、通信や映像解析に使用する。その他にも、マケット怪獣の実体化機能やトライガーショットとの連携機能、アーカイブ検索やガンスピーダーの起動認証機能など様々な用途で使用される。リュウの物と30話以降のミライの物には炎のエンブレムが描かれている。
- トライガーショット
- 用途に応じ、「トリプルチェンバー」と呼ばれる3連シリンダーを回転させて使用するレーザービームガン。通常のハンディショット形態から、バレルを伸ばしたロングショット形態に変形させることも可能。ロングショット形態は射撃精度は上がるが連射性能は落ちる。後部にコネクタを接続することで、シルバーシャークGの射撃装置としても使用可能。
- レッドチェンバー:「アキュートアロー」という赤いビームを発射できる。3つの中では最も使用頻度が高い。
- イエローチェンバー:「バスターブレッド」という黄色い高エネルギー火球を発射できる。
- ブルーチェンバー:様々な種類のメテオール弾を発射できる(通常時は「キャプチャーキューブ」が搭載されている)。
- マケットアタッシュ
- GUYSタフブック登場以前に使用されたマケット怪獣用の転送端末(アタッシュケース型)。詳細については別項を参照。
- メテオールショット
- メモリーディスプレイを後部にセットすることでロックが解除され、初めて使用可能になるメテオール弾専用の大型銃(片手持ち)。詳細については別項を参照。
- GUYSタフブック
- ノートパソコン型ツール。ベースはパナソニック製のノートパソコン、『タフブック』である。詳細については別項を参照。
- シンクロトロン砲
- 遠隔操作式の6連装式火砲で口径は1200mm。
- 宇宙機雷ライトンR30マイン
- 宇宙から地球に侵入する外敵の進行を阻む宇宙機雷。『ウルトラセブン』でキングジョーの機能を停止させた“ライトンR30爆弾”が原型で、ディノゾールの群れをほぼ全滅させるほど効果は抜群である。
- シルバーシャークG
- GUYS スペーシーの自動衛星、そしてフェニックスネストに2つ配備されていたビーム砲台。『ウルトラマンA』に登場したTACの光線砲シルバーシャークの拡大改良型で、彗星を一撃で粉々にするほどの威力を持つ。フェニックスネスト配備のものはマニュアル操作で動かす型で、ザムシャーなどの飛来で駆動系が故障した際は、隊員達が自ら射撃のコントロールを行った。
- AZ2006
- 地球に侵入した円盤迎撃のために展開した大型ミサイル。『ウルトラマンタロウ』でZATがムルロアを倒した“AZ1974爆弾”の改良型。
メカニック[]
地上車両は上層部が使う公用車と、終盤に登場した戦車(後述)以外登場しない。
- ガンクルセイダー
- 全長:12.5m 全幅:6m 全高:5m
- 前CREW GUYS JAPANの主力戦闘機。セリザワとリュウが搭乗していた隊長機はファイヤーシンボルが描かれている。25年ぶりに現れた怪獣ディノゾール迎撃のために出撃したが歯が立たず、全機撃墜される。それがメテオール搭載のきっかけとなる。
- ガンクルセイダーMX
- 全長:12.5m 全幅:6m 全高:5m
- メテオール搭載のための試験機で、MXはMETEOR EXPERIMENTALの略。メインカラーは黒で、3連装スペシウム弾頭弾ランチャーと機首に一対のピトー管を装備している。ガンフェニックス配備後も、万一のために整備されていた。
- 撮影用ミニチュアは監督の原口智生が私蔵していた『マイティジャック』に登場したコンクルーダーの改造。
- フェニックスネスト
- GUYS JAPAN基地のシンボルで、GUYSマシンなどのメカは地下の基地本体に格納されている。地下の基地本体と分離することができ、飛行形態に変形することが可能。
- フェニックスネスト・フライトモード
- 全長:70m 全幅:50m 全高:60m
- サコミズ隊長、及びミサキ総監代行の指令により起動するフェニックスネストの飛行形態。最大の武器は主砲のフェニックスキャノン。その存在はGUYS内でも一部の人間しか知らなかった。メテオールを発動することにより「ディメンショナル・ディゾルバー」や「フェニックス・フェノメノン」などの強力なメテオール弾の使用が可能。メインパイロットはサコミズ隊長が勤め、他の隊員達がサポートを担当する。
- ガンフェニックス
- 全長:24m 全幅:14m 全高:8m
- ガンクルセイダーに代わり配備された統合攻撃戦闘機。ミライ達にファイヤーシンボルのペイント(戦闘で剥がれる度に隊員達が塗り直している)を描きこまれた「俺達の翼」。合体での運用は移動専用(但し合体しての攻撃及び分離しての出撃も可能)で、前線に到着するとガンウィンガーとガンローダーに分離する。機体の一部にはミライたちの名前が書かれており、エンペラ星人との戦いの後、隊長となったリュウの部屋にその部分が飾られている。
- 終盤にてガンフェニックストライカーの状態でエンペラ星人の奇襲を受け墜落、爆発炎上する。
- ガンフェニックストライカー
- 全長:26m 全幅:16m 全高:10m
- ガンフェニックスとガンブースターが合体した大型戦闘機。ガンフェニックスに比べ攻撃力や機動力が大幅にアップしている他、宇宙空間へ行くことも可能。最大の武器は全砲門からビームを発射する「バリアントスマッシャー」。メテオールを発動することで機体に金色の粒子を纏わせて突撃し、機体全体よりガンフェニックスのシルエット状のエネルギー波を放つ「インビンシブルフェニックス」を使用可能。フルパワーの「インビンシブルフェニックス・パワーマキシマム」はインペライザーを一撃で完全破壊するほどの威力を持つ。合体完了後は1人だけでも操縦可能。
- ガンウィンガー
- 全長:14m 全幅:10m(マニューバモード時:16m) 全高:5m
- CREW GUYS JAPANの主力戦闘機の1つで、攻撃戦闘機。主な武装は機首のビークバルカンと主翼のウイングレットブラスター。クルーズモードからマニューバモードに変形することで、「ファンタム・アビエイション」という分身のような機動(これは全GUYSマシン共通の能力)を行うことができる。また、変形時に展開されるトランスロードキャニスターから「スペシウム弾頭弾」の発射も可能。通常ガンスピーダー1がコックピットとして使用される。
- ガンローダー
- 全長:12m 全幅:14m(マニューバモード時:24m) 全高:8m
- CREW GUYS JAPANの主力戦闘機の1つで、多用途重戦闘機。主な武装は機首のバリアブルパルサーと尾翼のダブルガンランチャー。クルーズモードからマニューバモードに変形することで、怪獣すら巻き上げる「ブリンガーファン」や、それを応用して霧や有毒ガスなどの気体を吹き飛ばす「ベンチレーション・ボルテクサー」、炎の竜巻を発生させる「マクスウェル・トルネード」を使用可能。通常ガンスピーダー2がコックピットとして使用され、その後方に予備のガンスピーダーを搭載することもできる。
- ガンブースター
- 全長:14m 全幅:8m(マニューバモード時:11m) 全高:7m
- CREW GUYS JAPANの主力戦闘機の1つで、高速追跡戦闘機。ニューヨークのGUYS総本部から直接駆けつけた。主な武装は機首に装備された2門のビーム砲・アルタードブレイザーと両翼に装備された6門のビーム砲で、最大の武器は6門のビーム砲を一斉発射する「ガトリングデトネイター」である。クルーズモードからマニューバモードに変形することで、機体を高速回転させて敵の攻撃をはじき返す「スパイラルウォール」という防御技を使用可能。通常ガンスピーダー3がコックピットとして使用される。
- シーウィンガー
- 全長:14m 全幅:10m(マニューバモード時:16m) 全高:5m
- ガンウインガーのGUYS JAPANでの活躍が認められ、改良され正式採用されたGUYSオーシャンの主力戦闘機。外観はガンウィンガーの色違いでメインカラーは青。武装の多くもガンウィンガーと同じである。ガンウインガー以上の機動性を持つ他、ブルーウェイルの位置を知られないようにするという目的も兼ねて、空中だけでなく水深100mほどまでの水中で活動可能。また、「ワイズ・クルージング機能」(WISEとはWing In Serface Effectの略[18])という能力も持ち、海面近くの高度を飛行することが出来る。この能力は海上でしか使用できないが、レーダーにも映りにくく、普通に飛行するより少ない燃料で長い距離を移動することができる。クルーズモードからマニューバモードに変形することで、3発のスペシウム弾頭弾を左右から同時に発射する「スペシウムトライデント」を使用可能。
- ガンスピーダー
- 全長:5m 全幅:2.2m 全高:2m 乗員:2名
- ガイズマシンのコックピットになる小型ポッドで、フェニックスネスト内部に格納されている。主な武装は機首のレーザービーム(フォノンメーザーにも切り替え可能)とミサイル。単独で飛行艇や潜水艇、地上車両としての運用も可能。全部でガンスピーダー1、2、3、EXがある。EXは予備機として普段は使われていない。ガンローダーに2機のガンスピーダーを搭載して途中で片方を空中発進させることも可能。
- ブルーウェイル
- GUYSオーシャンの司令部でもある大型潜水艦。シーウィンガーを搭載する母艦でもあり、作戦に応じて様々な武装を搭載し使用する。
- GUYSアロー1号
- マットアロー1号を改装した機体。相当数がGUYS JAPANに配備されているが、エンペラ星人の攻撃によりその多くが出撃することなく破壊される。
- 戦車
- エンペラ星人襲撃に際してGUYS基地周辺に展開したがインペライザーの攻撃により壊滅する。
- シャトル(正式名称不明)
- ミライたちがニューヨークのGUYS総本部へ向かう際に用いられたシャトル。デザインはウルトラマンガイアに登場したダヴライナーの流用。
- ジェットビートル
- 科学特捜隊で使用されていた主力戦闘機、24話でGUYSが開催したイベントで展示飛行として登場。
- ウルトラホーク1号
- ウルトラ警備隊で使用されていた主力戦闘機、ジェットビートル同様、24話で展示飛行機材として登場。
- ガンスピンドラー
- 「アンデレスホリゾント」に登場。GUYA JAPAN第4の主力戦闘機で、機体全長の三分の一を占めるドリルが特徴。大気圏内での自力飛行もできるがメテオールで地中潜行が可能になる。またガンフェニックスとの合体も可能。
超絶科学メテオール[]
「Much Extreme Technology of Extraterrestrial ORigin(地球外生物起源の超絶技術)」通称“メテオール”。過去に宇宙人(ウルトラマンを含む)が残した宇宙船や兵器、技術などをGUYS総本部の研究により手に入れたオーバーテクノロジーの総称。使用すれば驚異的な力を発揮するが、不明な点も多くその使用は厳しく制限され、緊急時を除いて上層部の許可の下に1分間しか使用できない。
- ガイズマシン
- 「ガンウィンガー」、「ガンローダー」、「ガンブースター」などのガイズマシンは、メテオールを発動することによりマニューバモードと呼ばれる形に形状変化し、飛行能力や攻撃スタイルを強化することが可能。ただし、マニューバモードでの高速移動には非凡な能力を必要とし、使用によるパイロットや機体への負荷も大きく、連続使用は難しい。マニューバモードになった際、金色の粒子をまとう。また、飛行音が宇宙人の宇宙船のような高音となる。
- トライガーショット
- トリプルチェンバーのひとつ、「ブルーチェンバー」を選択することでメテオール弾の発射が可能。「キャプチャーキューブ」や「ニューロン・ニュートラライザー」などを使用できる(どちらも後述)。
- マケット怪獣
- GUYS総本部に蓄積された過去の怪獣データから再現した大型分子マケット。生物ではなく、データに記録された怪獣に似た容姿を再現して実体化、命令を実行する。実体を維持できるのは1分間で、再使用のためのチャージに(リムエレキングは例外)60分必要。中盤では戦力増強案の1つとして、アーカイブデータを元に開発された試験用のプロトマケット怪獣と呼ばれるものも登場し、グドンとメビウス(マケットウルトラマン)とゼットンの3体がデータ内で実体化するが、これらの採用はゼットンの暴走事件などもあり見送りとなる。TVシリーズでは現実世界での実体化は1体しかできなかったが、OV版では性能向上が行われ2体同時に実体化できるようになる。
- マケット怪獣は『セブン』に登場した「カプセル怪獣」の人類版と言える物で、(元はそのカプセル怪獣である)ミクラスとウィンダムが採用されたのも人類に味方した怪獣であることに由来する。劇中では、ミクラス、リムエレキング、ウインダムが登場する。
- マケットアタッシュ[19]
- マケット怪獣のデータを転送するための端末。機器がアタッシュケース内に機能的にまとめられ、野外への携行も可能。しかしエレキユニット実験時にポテンシャル不足が指摘され、GUYSタフブックが開発される。
- メテオールショット
- メテオールショットは、GUYSメットで読み取った射撃手の脳の電気信号を元に敵の位置を捕捉し、自動追尾する性質のメテオール弾を撃つことが可能。また、「アメイジング・トリプル」という特殊な機能を持ち、3つの銃口から複数の敵を同時に攻撃することが可能だがこの機能は優れた空間認識能力を持つジョージにしか扱えない。「キャプチャーキューブ」や「リージョン・リストリクター」、「スピリット・セパレーター」も使用できる(全て後述)。
- GUYSタフブック
- GUYSタフブックは、メテオールのデータを状況に応じて様々にカスタマイズすることが可能で、主に複数の怪獣・宇宙人のデータを組み合わせることでそれを運用する。マケット怪獣に新たな能力を付加させることもでき、ウインダムに火を操る怪獣のデータを組み込みファイヤーウィンダムへとパワーアップさせた。また、同じ要領で催眠術などを駆使した宇宙人のデータから、自己催眠用のメテオール弾をフジサワ博士が作り出したこともある。
- キャプチャーキューブ
- 過去に出現した宇宙人や怪獣のバリア能力を元に開発されたというドーム状のバリアを発生させるメテオール弾(トライガーショットに標準搭載されている)。防御能力の他、バリアの中に1分間敵を封じ込めたり、爆発の衝撃を抑え込むという性質がある。また、メビュームシュート発射直後に敵を覆い爆発の衝撃を防ぐ一方内部での破壊力を増強したり、敵を足止めしたり、敵の光線を閉鎖空間で乱反射させダメージを与えようとするなど、本来の「バリア=防御」的能力とは違う使い方をすることも多く、汎用性及び応用性に優れたメテオールと言える。
- 重力偏向板
- 地上にある物体を5Gの加速で大気圏外まで放り出すメテオール。高高度に固定し、外部から電力供給を行うことで起動する。
- グロテスセル
- 本来生命を持たない物体(無機物)に生命を与える液体状のメテオール。ドキュメントMATに記録されているグロテス星人がコダイゴンに使用したとされるもので、巨大ロボットへの応用を目指して研究され、小型カプセル4本分が試作されたが、制御方法が見つからず廃棄処分となる。カプセル1本分のグロテスセルがあればコダイゴンが3つは作れるらしい。カプセル1本でも相当に威力があり、コダイゴンジアザーに光線、ビームなどの攻撃が通じず、防御力も高いコダイゴンジアザーになってしまった。
- ニューロン・ニュートラライザー
- 神経を伝う電気信号を相殺し、神経を麻痺させる性質を持つメテオール弾。
- リージョン・リストリクター
- ヤプールが出現したことを受けて開発されたメテオール弾。超獣が出現あるいは逃げる際に発生する異次元空間への扉を閉じる性能を持つ。ただし効果は一時的。
- ディメンショナル・ディゾルバー
- ヤプールが出現したことを受けて開発されたメテオール。異次元空間の扉を半永久的に閉じる性質を持つ、いわばリージョン・リストリクターの強化版。しかし、強大なエネルギーを有するためか、フェニックスネスト・フライトモードしか扱うことはできず、使用の際はフェニックスキャノンから発射する。開発に当たってはヤプールに憑依されたリュウに付着した異次元物質のサンプルが活かされた。
- スピリット・セパレーター
- テッペイの開発したメテオール弾。ウルトラマンの光線に含まれるエネルギー素粒子との相互作用により、フェミゴンに憑依された人間からフェミゴンの本体を分離させることが可能。
- 先述の通り、ウルトラマンの光線との相互作用によって初めて効果を発揮するメテオールであること及び完成品をテッペイが持ってきた際にミライも同行しているため、ミライもウルトラマンとして開発に協力したとも解釈できるが、詳細不明。
- フェニックス・フェノメノン
- 謎の時空波出現に対して開発されたフェニックスネスト・フライトモード専用メテオール弾。1億ボルトの強力なイオンビームを放つ。その威力は太陽内部で発生するエネルギーと同等とされる。
- マグネリウム・メディカライザー
- かつてガッツ星人に捕らえられたウルトラセブンを復活させることに成功したエネルギー光線をメテオールカートリッジ化したもの。全身を氷付けにされ活動不能に陥ったメビウスを救出した。
- マクスウェル・トルネード
- フジサワ博士考案のメテオール。ガンローダーに搭載されたブリンガーファンのパーティクル・コンプレッサーに組み込まれている。発生させた炎の竜巻は、いわゆる「マクスウェルの悪魔」のように、速い分子と遅い分子を振り分け対象物のエントロピーを低下させる。結果として、対象となったグローザムの細胞には急激に熱が蓄積され、再生機能を働かなくさせるばかりか細胞そのものを破壊し、グローザムに止めを刺す。
- スペシウム・リダブライザー(ファイナル・メテオール)
- ウルトラマンたちの光線に含まれるスペシウムエネルギーを増幅し、光線の威力を高めることができる装置で、ウルトラマンの気持ちに応えるためのものというメテオールの存在意義を最も体現していると言える。衛星軌道上から重力偏向盤の作用で降下する。メビュームナイトシュートとM87光線を同時に通しても耐えるほど頑丈。メビュームフェニックスの威力が強すぎたため壊れてしまったが、その一撃でエンペラ星人を倒すことができた。
キャスト[]
レギュラー・準レギュラー[]
- ヒビノ・ミライ / ウルトラマンメビウス(声)、バン・ヒロト:五十嵐隼士
- アイハラ・リュウ:仁科克基
- カザマ・マリナ:斉川あい
- イカルガ・ジョージ:渡辺大輔
- アマガイ・コノミ:平田弥里
- クゼ・テッペイ:内野謙太
- サコミズ・シンゴ:田中実
- トリヤマ補佐官:石井愃一
- マル補佐官秘書:まいど豊
- ミサキ・ユキ:石川紗彩
- セリザワ・カズヤ:石川真
- ハンターナイト ツルギ(声) / ウルトラマンヒカリ(声):難波圭一
ゲスト[]
()内の数字は登場した話数。
- 謎の女(ボガールヒューマン) / ボガール(声):小山萌子(1‐10)
- カドクラ:影丸茂樹(1‐3・6・13・16・26・29)
- クゼ・ケイコ:林寛子(1・3・14・16・26・29)
- クゼ・テツハル:加門良(1・14・16)
- モエ:市川亜沙美(3・14)
- ウェイトレス:中村果生莉(7・23)
- 平蔵:うえだ峻(12)
- 由香:寉岡瑞希(12)
- サワキ・リンコ:清水あすか(13)
- ハンター:村石宏實(13)
- 少年時代のテッペイ:井家良輔(14)
- アライソ整備長:綿引勝彦(15・26・38)
- オトワ主任技師:野口雅弘(20)
- バン・テツロウ:平泉成(21・22)
- アランダス号船員:寺井大介、田井和彦(21・22)
- バン・ヒロトの母親:仲条春香(22)
- 桐李 / アンヘル星人トーリ:大浦龍宇一(23)
- マリナの祖父:チャーリィ湯谷(23)
- 少女時代のマリナ:小池彩夢(23)
- 少年:加藤清史郎 (24)
- フジサワ・アサミ博士:石橋けい(25・26・46)
- スザキ・ジュン:河合龍之介、少年時代:佐藤勇輝(28)
- ヒルカワ(蛭川光彦):加藤厚成(28・43・44・48)
- 少女時代のコノミ:山口愛(28)
- メイツ星人ビオ、メイツ星人(父):吉田智則(32)
- タカムラ・ミサ:斉藤麻衣(33)
- タカムラ先輩:加藤厚史(33)
- ワダ・ユウスケ:中村翼(33)
- トガワ・レイコ:稲垣浩子(33)
- 霊媒師:赤星昇一郎(33)
- おおとりゲン / ウルトラマンレオ(声):真夏竜(34)
- サイコキノ星人カコ:高宗歩未(36・49・50)
- サイコキノ星人 :五十畑颯斗[20]、川北純也、砂川政人、古澤美咲、坂井じゅの(36)
- コウキ:小林翼(37)
- コウキの父親:樋口靖(37)
- 勇魚洋:村上幸平(38)
- 日ノ出サユリ:美保純(39)
- 日ノ出平太郎:遠山俊也(39)
- 日ノ出家6人兄妹:佐藤慶季、日高里菜、吉井克斗、南雲有紗、杉浦冬真、石井みずき(39)
- ナオコ:仲里依紗(40)
- 青年 / ソリチュラン(声):田中伸彦(40)
- メロンパン屋:岡村洋一(40)
- ナオコの同級生・リンコ:梶浦愛子(40)
- ナオコの同級生:小林美鈴(40)
- ナオコの同級生・ユリカ:高橋実恵子(40)
- 矢的猛 / ウルトラマン80(声):長谷川初範(41)
- 塚本:吉見一豊(41)
- スーパー:浅木信幸(41)
- ファッション:奏谷ひろみ(41)
- 落語:金と銀(41)
- 上野博士(ひろし):中村良平(41)
- 中野真一:紀伊修平(41)
- 登校拒否の中学生:渡辺直樹(41)
- タケナカの護衛:川又シュウキ、宮里亮(42)
- タケナカ最高総議長:佐原健二(42・43)
- 黒ずくめの男 / ヤプール:清水紘治(42‐44)
- アナウンサー:重松和世(43)
- ジングウジ・アヤ:いとうあいこ(43・44)
- 北斗星司 / ウルトラマンA(声):高峰圭二(44・50)
- 南夕子:星光子(44)
- 郷秀樹 / ウルトラマンジャック(声):団時朗(45・50)
- 「きくち電器商会」社長:きくち英一(45)
- 「きくち電器商会」店員・高橋:シンスケ(45)
- モロボシ・ダン / ウルトラセブン(声):森次晃嗣(46・50)
- ハヤタ / ウルトラマン(声):黒部進(47・50)
- シキ査察官:斉藤洋介(48)
- 母親:五藤圭子(48・49)
声の出演[]
()内の数字は登場した話数。
- ウルトラの父:西岡徳馬(1・27・29・37・50)
- ウルトラの母:池田昌子(11・27・29)
- ゾフィー:田中秀幸(15・24・42・50)
- ウルトラマンタロウ:石丸博也(24・29・30)
- ファントン星人:川津泰彦(7・49)
- コダイゴンジアザー:難波圭一(12)
- ザムシャー:菅谷勇(16・49)
- マグマ星人兄弟:稲田徹(16)
- バルキー星人:神谷誠(16)
- ヤプール:玄田哲章(24・43・44)
- アバンナレーション:磯部弘(27‐30)
- ロベルガー、グローザム:江川央生(31・43‐46)
- リフレクト星人:掛川裕彦(34)
- ババルウ星人:清川元夢(35)
- ジャシュライン:松本大、浅沼晋太郎、はじ(37)
- サーペント星人:坂口哲夫(39)
- 科学特捜隊時代のサコミズの部下:寺尾たかひろ(42)
- デスレム:郷里大輔(43・45)
- メフィラス星人:加藤精三(43‐47)
- エンペラ星人:内海賢二(48‐50)
スーツアクター[]
- ウルトラマンメビウス / ウルトラマンメビウス(バーニングブレイブ):和田三四郎、岩田栄慶、山本諭
- ハンターナイト ツルギ / ウルトラマンヒカリ、ウルトラマンメビウス(メビウスブレイブ):岩田栄慶
- ウルトラの父、その他の怪獣:永田朋裕
- ウルトラの母、その他の怪獣:太田智美
- ゾフィー:岩崎晋弥、福田大助
- ウルトラマン、ウルトラマンタロウ、その他の怪獣:相馬絢也
- ウルトラセブン、その他の怪獣:岩崎晋弥
- ウルトラマンジャック、その他の怪獣:寺井大介
- ウルトラマンエース(第44話)、福田大助
- ウルトラマンエース、ウルトラマン80、その他の怪獣:丸山貢治
- ウルトラマンレオ:山本諭
- その他の怪獣:西村郎、末永博志、横尾和則
スタッフ[]
- 監修・製作:円谷一夫
- 製作統括:大岡新一
- 企画:加藤直次(第1‐22話)・岡崎剛之(第23話‐)(CBC) 、江藤直行(円谷プロダクション)、中村理一郎(電通)
- プロデューサー:岡崎剛之(第1‐22話)・岩佐芳弘(第23話‐)(CBC)、渋谷浩康(円谷プロダクション)、山西太平(電通)
- 制作プロデューサー:小山信行
- 監督:佐野智樹、村石宏實、高野敏幸、梶研吾、小原直樹、鈴木健二、北浦嗣巳、原口智生、アベユーイチ、小中和哉、八木毅
- 特技監督:原口智生、村石宏實、高野敏幸、菊地雄一、鈴木健二、北浦嗣巳、アベユーイチ、小中和哉、八木毅
- シリーズ構成:赤星政尚
- 脚本:赤星政尚、小林雄次、長谷川圭一、川上英幸、太田愛、谷崎あきら、朱川湊人
- 設定考証:谷崎あきら
- 音楽プロデューサー:玉川静
- 音楽:佐橋俊彦
- CGIモーションディレクター:板野一郎
- CGIスーパーバイザー:早川哲司(円谷CGI-ROOM)
- キャラクターデザイン:丸山浩、酉澤安施
- イメージボード:酉澤安施
- メカニック&アイテムデザイン:プレックス
- 制作協力:バンダイナムコホールディングス、電通
放映リスト[]
サブタイトルは全て「○○の××」となっている。また、表内の放送日はキー局の初回放送時のもので、登場ウルトラマンはメビウス以外のウルトラマンである。
※各怪獣の詳細はウルトラマンメビウスの登場怪獣を参照。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪獣・宇宙人 | 登場ウルトラマン | スタッフ |
---|---|---|---|---|---|
2006年4月8日 | 1 | 運命の出逢い | ボガールヒューマン 宇宙斬鉄怪獣 ディノゾール |
ウルトラの父 ウルトラ6兄弟(イメージのみ) レオ兄弟 ウルトラマン80 ユリアン |
監督-佐野智樹 特技監督-原口智生 脚本-赤星政尚 |
2006年4月15日 | 2 | 俺達の翼 | ボガールヒューマン 地底怪獣 グドン |
― | |
2006年4月22日 | 3 | ひとつきりの命 | ボガールヒューマン 火山怪鳥 バードン |
― | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-赤星政尚 |
2006年4月29日 | 4 | 傷だらけの絆 | ボガールヒューマン 宇宙凶険怪獣 ケルビム マケット怪獣 ミクラス 宇宙斬鉄怪獣 ディノゾール(ホログラム) |
― | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-小林雄次 |
2006年5月6日 | 5 | 逆転のシュート | ボガールヒューマン 岩石怪獣 サドラ 宇宙斬鉄怪獣 ディノゾール |
ハンターナイト ツルギ | 監督-髙野敏幸 特技監督-髙野敏幸 脚本-長谷川圭一 |
2006年5月13日 | 6 | 深海の二人 | ボガールヒューマン 高次元捕食体ボガール 古代怪獣 ツインテール |
監督-髙野敏幸 特技監督-髙野敏幸 脚本-川上英幸 | |
2006年5月20日 | 7 | ファントンの落し物 | ボガールヒューマン 高次元捕食体 ボガール 健啖宇宙人 ファントン星人 肥大糧食 シーピン929 |
監督-梶研吾 特技監督-菊地雄一 脚本-赤星政尚 | |
2006年5月27日 | 8 | 戦慄の捕食者 | ボガールヒューマン 高次元捕食体 ボガール マケット怪獣 エレキミクラス マケット怪獣 リムエレキング 岩石怪獣 サドラ |
監督-梶研吾 特技監督-菊地雄一 脚本-小林雄次 | |
2006年6月3日 | 9 | 復讐の鎧 | ボガールヒューマン 高次元捕食体 ボガールモンス 地底怪獣 グドン 古代怪獣 ツインテール マケット怪獣 エレキミクラス |
監督-小原直樹 特技監督-菊地雄一 脚本-長谷川圭一 | |
2006年6月10日 | 10 | GUYSの誇り | ボガールヒューマン 高次元捕食体 ボガールモンス |
ハンターナイト ツルギ ウルトラの母 |
監督-小原直樹 特技監督-菊地雄一 脚本-川上英幸 |
2006年6月17日 | 11 | 母の奇跡 | 宇宙斬鉄怪獣 ディノゾールリバース 宇宙斬鉄怪獣 ディノゾール マケット怪獣 ウインダム マケット怪獣 リムエレキング |
ウルトラマンヒカリ ウルトラの母 |
監督-鈴木健二 特技監督-鈴木健二 脚本-赤星政尚 |
2006年6月24日 | 12 | 初めてのお使い | 魔神怪獣 コダイゴンジアザー | ウルトラマンヒカリ | 監督-鈴木健二 特技監督-鈴木健二 脚本-川上英幸 |
2006年7月1日 | 13 | 風のマリナ | 百足怪獣 ムカデンダー マケット怪獣 エレキミクラス |
監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-長谷川圭一 | |
2006年7月8日 | 14 | ひとつの道 | 昆虫型甲殻怪獣 インセクタス(雄、雌) マケット怪獣 ウインダム |
― | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-太田愛 |
2006年7月15日 | 15 | 不死鳥の砦 | 宇宙礫岩怪獣 グロマイト | ウルトラマンヒカリ ゾフィー |
監督-北浦嗣巳 特技監督-北浦嗣巳 脚本-谷崎あきら |
2006年7月22日 | 16 | 宇宙の剣豪 | 宇宙剣豪 ザムシャー サーベル暴君 マグマ星人(ブラザーブルー、ブラザーレッド) 宇宙海人 バルキー星人 |
ウルトラマンヒカリ | 監督-原口智生 特技監督-原口智生 脚本-赤星政尚 |
2006年7月29日 | 17 | 誓いのフォーメーション | 再生怪獣 サラマンドラ | 監督-佐野智樹 特技監督-北浦嗣巳 脚本-赤星政尚 | |
2006年8月5日 | 18 | ウルトラマンの重圧 | 宇宙大怪獣 ベムスター マケット怪獣 リムエレキング |
― | 監督-佐野智樹 特技監督-北浦嗣巳 脚本-川上英幸 |
2006年8月12日 | 19 | 孤高のスタンドプレイヤー | 宇宙量子怪獣 ディガルーグ | ― | 監督-小原直樹 特技監督-鈴木健二 脚本-太田愛 |
2006年8月19日 | 20 | 総監の伝言 | 宇宙凶険怪獣 ケルビム 凶暴怪獣 アーストロン マケット怪獣 ウインダム マケット怪獣 リムエレキング |
― | 監督-小原直樹 特技監督-鈴木健二 脚本-長谷川圭一 |
2006年8月26日 | 21 | 虚空の呼び声 | 高次元捕食獣 レッサーボガール マケット怪獣 リムエレキング |
― | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-谷崎あきら |
2006年9月2日 | 22 | 日々の未来 | ― | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-赤星政尚 | |
2006年9月9日 | 23 | 時の海鳴り | 時間怪獣 クロノーム アンヘル星人 トーリ |
― | 監督-アベユーイチ 特技監督-アベユーイチ 脚本-太田愛 |
2006年9月16日 | 24 | 復活のヤプール | 一角超獣 バキシム 異次元人 ヤプール マケット怪獣 ファイヤーウインダム マケット怪獣 リムエレキング 百足怪獣 ムカデンダー(ホログラム) 火山怪鳥 バードン(ホログラム) |
ゾフィー ウルトラマンタロウ |
監督-アベユーイチ 特技監督-アベユーイチ 脚本-長谷川圭一 |
2006年9月23日 | 25 | 毒蛾のプログラム | 蛾超獣 ドラゴリー | ― | 監督-北浦嗣巳 特技監督-北浦嗣巳 脚本-川上英幸 |
2006年9月30日 | 26 | 明日への飛翔 | ミサイル超獣 ベロクロン マケット怪獣 リムエレキング |
― | 監督-北浦嗣巳 特技監督-北浦嗣巳 脚本-小林雄次 |
2006年10月7日 | 27 | 激闘の覇者 | プロトマケット怪獣 ゼットン プロトマケット怪獣 グドン プロトマケットメビウス マケット怪獣 リムエレキング マケット怪獣 ミクラス マケット怪獣 ウインダム |
ウルトラの父 ウルトラの母 |
監督-小中和哉 特技監督-小中和哉 脚本-谷崎あきら |
2006年10月14日 | 28 | コノミの宝物 | 円盤生物 ノーバ マケットノーバ マケット怪獣 ミクラス |
― | 監督-小中和哉 特技監督-小中和哉 脚本-長谷川圭一 |
2006年10月21日 | 29 | 別れの日 | 無双鉄神 インペライザー | ウルトラの父 ウルトラの母 ウルトラマンタロウ |
監督-佐野智樹 特技監督-鈴木健二 脚本-赤星政尚 |
2006年10月28日 | 30 | 約束の炎 | 無双鉄神 インペライザー マケット怪獣 リムエレキング |
ウルトラマンタロウ | |
2006年11月4日 | 31 | 仲間達の想い | 円盤生物 ロベルガー マケット怪獣 ファイヤーウインダム |
― | 監督-八木毅 特技監督-八木毅 脚本-川上秀幸 |
2006年11月11日 | 32 | 怪獣使いの遺産 | 巨大魚怪獣 ゾアムルチ 宇宙調査員 メイツ星人ビオ |
― | 監督-八木毅 特技監督-八木毅 脚本-朱川湊人 |
2006年11月18日 | 33 | 青い火の女 | 人魂怪獣 フェミゴン(フェミゴンフレイム) | ― | 監督-小原直樹 特技監督-菊地雄一 脚本-長谷川圭一 |
2006年11月25日 | 34 | 故郷(ふるさと)のない男 | 光波宇宙人 リフレクト星人 | ウルトラマンレオ | 監督-小原直樹 特技監督-菊地雄一 脚本-赤星政尚 |
2006年12月2日 | 35 | 群青の光と影 | 暗黒星人 ババルウ星人 ニセハンターナイト ツルギ |
ウルトラマンヒカリ (ハンターナイト ツルギ) |
監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-小林雄次 |
2006年12月16日 | 36 | ミライの妹 | 土塊怪獣 アングロス 念動宇宙人 サイコキノ星人(カコ、他5体) マケット怪獣 ミクラス |
― | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-赤星政尚 |
2006年12月23日 | 37 | 父の背中 | 宇宙三面魔像 ジャシュライン | ウルトラの父 | 監督-アベユーイチ 特技監督-アベユーイチ 脚本-赤星政尚・ 谷崎あきら |
2007年1月6日 | 38 | オーシャンの勇魚(イサナ) | 宇宙有翼怪獣 アリゲラ | ― | 監督-アベユーイチ 特技監督-アベユーイチ 脚本-太田愛 |
2007年1月13日 | 39 | 無敵のママ | 憑依宇宙人 サーペント星人 | ― | 監督-小中和哉 特技監督-小中和哉 脚本-朱川湊人 |
2007年1月20日 | 40 | ひとりの楽園 | 宇宙植物怪獣 ソリチュラ 宇宙植物怪人 ソリチュラン |
― | |
2007年1月27日 | 41 | 思い出の先生 | 円盤生物 ロベルガー二世 硫酸怪獣 ホー |
ウルトラマン80 | 監督-佐野智樹 特技監督-鈴木健二 脚本-川上英幸 |
2007年2月3日 | 42 | 旧友の来訪 | 宇宙同化獣 ガディバ どくろ怪獣 レッドキング 古代怪獣 ゴモラ マケット怪獣リムエレキング |
ゾフィー(回想のみ) | 監督-佐野智樹 特技監督-鈴木健二 脚本-谷崎あきら |
2007年2月10日 | 43 | 脅威の メビウスキラー |
異次元超人 メビウスキラー 異次元超人 巨大ヤプール 宇宙同化獣 ガディバ 策謀宇宙人 デスレム 冷凍星人 グローザム 悪質宇宙人 メフィラス星人 |
― | 監督-小原直樹 特技監督-菊地雄一 脚本-赤星政尚 |
2007年2月17日 | 44 | エースの願い | 満月超獣 ルナチクス 異次元超人 巨大ヤプール 冷凍星人 グローザム 悪質宇宙人 メフィラス星人 |
ウルトラマンエース | 監督-小原直樹 特技監督-菊地雄一 脚本-長谷川圭一 |
2007年2月24日 | 45 | デスレムのたくらみ | 策謀宇宙人 デスレム 冷凍星人 グローザム 悪質宇宙人 メフィラス星人 |
ウルトラマンジャック | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-太田愛 |
2007年3月3日 | 46 | 不死身のグローザム | 冷凍星人 グローザム 悪質宇宙人 メフィラス星人 マケット怪獣 ファイヤーウインダム マケット怪獣 リムエレキング |
ウルトラセブン | 監督-村石宏實 特技監督-村石宏實 脚本-川上英幸 |
2007年3月10日 | 47 | メフィラスの遊戯 | 悪質宇宙人 メフィラス星人 宇宙礫岩怪獣 グロマイト |
ウルトラマン | 監督-アベユーイチ 特技監督-菊地雄一 脚本-小林雄次 |
2007年3月17日 | 48 | 最終三部作I 皇帝の降臨 |
暗黒宇宙大皇帝 エンペラ星人 無双鉄神 インペライザー |
ウルトラマンヒカリ | 監督-アベユーイチ 特技監督-菊地雄一 脚本-長谷川圭一 |
2007年3月24日 | 49 | 最終三部作II 絶望の暗雲 |
暗黒宇宙大皇帝 エンペラ星人 無双鉄神 インペライザー 宇宙剣豪 ザムシャー 健啖宇宙人 ファントン星人 サイコキノ星人 カコ マケット怪獣 リムエレキング |
ウルトラマンヒカリ (ハンターナイト ツルギ) ウルトラの父(回想のみ) |
監督-佐野智樹 特技監督-原口智生 脚本-赤星政尚 |
2007年3月31日 | 50 | 最終三部作III 心からの言葉 |
暗黒宇宙大皇帝 エンペラ星人 健啖宇宙人 ファントン星人 サイコキノ星人 カコ マケット怪獣 リムエレキング |
ウルトラマンヒカリ ウルトラの父 ウルトラ6兄弟 レオ兄弟 ウルトラマン80 |
12月9日は特番、30日は年末年始特番のため、休止。
主題歌・挿入歌[]
オープニングテーマ[]
- 『ウルトラマンメビウス』
- 作詞:松井五郎 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:京田誠一 / 歌:Project DMM withウルトラ防衛隊
- 第27話以降は歌詞が2番に変更。最終話では通常フォーマットのオープニングはなしでエンディングテーマとして使用。
挿入歌[]
- 『Run through!〜ワンダバ「CREW GUYS」』
- 作詞:満田かずほ / 作曲・編曲:冬木透 / 歌:Project DMM with TMC
- 『Radiance〜ウルトラマンヒカリのテーマ〜』(第11話以降)
- 作詞・作曲:高取ヒデアキ / 編曲:籠島裕昌 / 歌:Project DMM
- インストのみ使用。
- 『誓いを君に』(第35話)
- 作詞・作曲・編曲:大門一也 / 歌:Project DMM
- 『ウルトラの奇跡』(第37話以降)
- 作詞・作曲・編曲:大門一也 / 歌:Project DMM
映像ソフト化 []
- 2006年7月28日から2007年7月27日まで、毎月第4金曜にDVDが発売された。全13巻で11巻までは4話だが、12巻と13巻のみ3話収録。セルDVDには、作品解説書「MEBIUS FILE」と書き下ろしイラストノベル「ザ・ウルトラマンメビウス」が毎回封入特典として、そして歴代の防衛チームのロゴステッカーが初回生産特典として、封入されていた。
ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ[]
NTT東日本のフレッツユーザー向けコンテンツサイト「フレッツ・スクウェア」及びNTTグループのインターネットポータルサイトgooにてインターネットテレビ配信が2006年6月30日 - 2007年3月31日に行われた。フレッツ・スクウェアでの配信はNTT東日本エリアのフレッツユーザーのみ利用可能で視聴料金は無料。gooではgooIDとgooらくらく決済に登録した上で料金を支払う必要がある。ATP賞テレビグランプリ2006にて、デジタルコンテンツ賞奨励賞を受賞。2007年5月15日から、goo独占で再配信される。2007年10月DVD発売。
エピソード[]
ウルトラマンヒカリを主人公としたスピンオフ作品で、全3話構成。
- SAGA1 アーブの悲劇(6月30日公開)
- テレビ本編開始前のエピソード。
- 登場怪獣・宇宙人:アーブの民、高次元捕食体 ボガール、健啖宇宙人 ファントン星人(2体)
- ゲストウルトラマン:ウルトラマンキング(謎の老人)
- SAGA3 光の帰還(11月20日公開)
- ウルトラマンヒカリがテレビ本編第35話にて、1度地球に戻る前のエピソード。
声の出演[]
- ウルトラマンヒカリ:難波圭一
- ウルトラマンキング、ババルウ星人:清川元夢
- ゾフィー:田中秀幸
- ウルトラの父:西岡徳馬
- ウルトラの母:池田昌子
- アーブの民:小倉優子
- 謎の老人:外島孝一
スタッフ[]
- 監督:菊地雄一
- 脚本:小林雄次
主題歌[]
- 『Radiance~ウルトラマンヒカリのテーマ~』
- 作詞・作曲・編曲:高取ヒデアキ / 歌:Project DMM
外伝小説[]
ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦[]
ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス[]
『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』の続編で、講談社の「テレビマガジン」で2008年2月号から、小学館の「てれびくん」で2008年3月号から連載開始。「てれびくん」本誌グラビアページの連動で漫画も連載開始。前作に引き続き内山まもるが担当する。「ザ・ウルトラマン」のキャラクターであるメロスも引き続き登場し、それ以外にもジャッカル軍団やファイタス、ゾルビーなど、他の「ザ・ウルトラマン」のキャラクターや、新キャラクター・アウラも登場する。「テレビマガジン」版の単行本は2008年7月に講談社のテレビ絵本で発売。「てれびくん」版による漫画の単行本も、小学館より2009年5月29日に発売された。てれびくん版の単行本には、本作に登場した怪獣”宇宙鳥獣 ガロウラー”が『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』のプロモーションカードとして封入。
前述の雑誌展開のほか、DVD(詳細は後述)やウルトラマンプレミアステージ2、ウルトラマンフェスティバル2008ライブステージでも展開された。
前作と違い、ウルフェスライブステージは第1部のみが本作と関連しており、冒頭にアーマードダークネスがDVD版の映像で登場(ただし実際はアーマードメフィラスがラスボスとして登場)。第2部はアーマードメフィラス(第2部では中ボス)やガロウラー、ザラボンなどのオリジナル敵キャラクターは引き続き登場する他、前作のオリジナル敵キャラクターであるジオルゴンとエンディール星人が登場するものの、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(一部『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』シリーズ含む)をモチーフにしているため、本作とは関連しない。
ストーリー[]
エンペラ星人が遺した暗黒の鎧「アーマードダークネス」は、装着した者に全宇宙を支配できるほどの力を与えるという。それを狙って凶悪宇宙人軍団が行動を開始。宇宙人軍団の野望を阻止するべくウルトラ兄弟達の新たな戦いが始まる。
OV版[]
新作DVD作品として映像化され、雑誌展開と内容が連動する。
- STAGE1「滅びの遺産」2008年7月25日発売
- STAGE2「不滅の魔鎧装」2008年8月22日発売
OV版ストーリー[]
平和な時が続いていた地球にて再び怪獣達が暴れ始めた。GUYSの隊長となったリュウは、ハルザキ・カナタを始めとする新たなクルー達と共にこれに立ち向かうが、リュウとカナタは地球に接近していた謎の球体に飲み込まれる。球体の正体はエンペラ星人が乗り捨てた宇宙船「ダークネスフィア」で、その内部に潜んでいたアーマードダークネスこそがダークネスフィア再起動や怪獣復活の原因だった。この危機にかつてのGUYSクルー達が再び集まり、そしてメビウスもまた再び駆けつけアーマードダークネスに立ち向かう。
OV版キャスト[]
- ヒビノ・ミライ / ウルトラマンメビウス(声):五十嵐隼士
- アイハラ・リュウ:仁科克基
- ハルザキ・カナタ:三好真
- カザマ・マリナ:斉川あい
- イカルガ・ジョージ:渡辺大輔
- アマガイ・コノミ:平田弥里
- クゼ・テッペイ:内野謙太
- サコミズ・シンゴ:田中実
- トリヤマ補佐官:石井愃一
- マル補佐官秘書:まいど豊
- ミサキ・ユキ:石川紗彩
- セリザワ・カズヤ(声):石川真
- GUYS隊員(声):和田三四郎、おかのみさと
- ウルトラマンヒカリ(声):難波圭一
- ウルトラマンキング(声):清川元夢
- アーマードダークネス(声):大友龍三郎
OV版スタッフ[]
- 脚本:赤星政尚
- 監督・特技監督:佐野智樹
登場ウルトラマン[]
※雑誌やメディアにより登場するウルトラマンは異なる。
- 凡例
- ○=てれびくん版『ジャッカル軍団大逆襲!』
- ▲=テレビマガジン版
- ◇=OV版
- □=ウルトラマンプレミアステージ2
- ☆=ウルフェス2008ライブステージ第1部
- ウルトラマンメビウス ○▲◇□☆
- ウルトラマンヒカリ ○▲◇□☆
- ウルトラマン ○▲□☆
- ウルトラセブン ○▲□☆
- ウルトラマンジャック ○▲□
- ウルトラマンエース ○▲□☆
- ウルトラマンタロウ ○□
- ウルトラマンレオ ○□
- アストラ ○
- ウルトラマン80 ○□☆
- ゾフィー ○▲□☆
- ウルトラの父 ○□
- ウルトラの母 ○□
- ユリアン ○☆
- ウルトラマンキング ○◇□☆
- メロス(「ザ・ウルトラマン」のキャラクター)○
- ファイタス(「ザ・ウルトラマン」のキャラクター)○
- ゾルビー(「ザ・ウルトラマン」のキャラクター)○
- ウルトラ隊員(「ザ・ウルトラマン」のキャラクター)○
- ウルトラ女性隊員(「ザ・ウルトラマン」のキャラクター)○
- アウラ(漫画オリジナルキャラクター)○
- ウルトラマンゼアス □
- ウルトラマンナイス □
- ウルトラマンティガ □☆
- ウルトラマンガイア □
- ウルトラマンアグル □
- ウルトラマンコスモス □
- ウルトラマンジャスティス □
- ウルトラマンネクサス(アンファンス) ☆
- ウルトラマンマックス☆
登場怪獣・宇宙人[]
※超銀河大戦と同様に本作で初登場した怪獣を紹介する。他はウルトラ怪獣一覧の雑誌展開の項目を参照。
- 暗黒魔鎧装 アーマードダークネス
- 宇宙鳥獣 ガロウラー(てれびくん版のみ)
- 宇宙苦無獣 ザラボン(テレビマガジン版のみ)
ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース[]
『ウルトラマンメビウス外伝』シリーズ第3弾。講談社の「テレビマガジン」、小学館の「てれびくん」ともに2009年4月号から連載開始。「てれびくん」は例年通り、本誌グラビアページの連動で漫画も連載開始。今作も引き続き内山まもるが担当する。また、前2作に引き続き、読者投稿によるオリジナル怪獣コンテストが開催される。
ストーリー[]
※連載終了後、後述のOVへと続く流れになっている。
怪獣墓場のウルトラゾーンから、死んだはずの怪獣達が次々と蘇るという異常事態を光の国が察知。出撃するウルトラ兄弟達だが、復活した暗黒四天王が攻撃を仕掛けてくる。さらに謎の剣士メカザムも乱入し、ウルトラゾーンを舞台に大決戦が繰り広げられる。
OV版[]
前作と同様に新作DVD作品として映像化され、雑誌展開と内容が連動する。2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の序章にもなっている。
- STAGE1 「暗黒の墓場」 2009年11月25日発売
- STAGE2 「復活の皇帝」 2009年12月22日発売
OV版ストーリー[]
ヒカリからのウルトラサインで怪獣墓場の異変を察知したウルトラ兄弟達だが、復活した暗黒四天王にエースとタロウが捕らえられる。炎の谷に封印された伝説のアイテム「ギガバトルナイザー」を手に入れてエンペラ星人復活を目論む四天王は、捕らえた仲間を返す代わりに炎の谷へ行ってギガバトルナイザーを取って来ることをメビウスに命じる。メビウスは捕らえられた仲間達を救うためにその要求を受け入れ、出会ったメカザムと共に炎の谷へと向かう。
OV版声の出演[]
- ウルトラマンメビウス:五十嵐隼士
- ウルトラマンヒカリ:難波圭一
- ウルトラマン:黒部進
- ウルトラセブン:森次晃嗣
- ウルトラマンジャック:団時朗
- ウルトラマンエース:草尾毅[21]
- ウルトラマンタロウ:石丸博也
- ゾフィー、ナレーション:田中秀幸
- アーマードメフィラス:加藤精三
- デスレム:郷里大輔
- グローザム:江川央生
- メビウスキラー:田中亮一
- メカザム:堀秀行
OV版スタッフ[]
- 製作・監修:大岡新一
- 製作統括:岡部淳也
- プロデューサー:渋谷浩康・仲吉治人
- 制作プロデューサー:小山信行・岡川晃基
- VFXプロデューサー:桑原崇
- VFXアートディレクター:武富聖
- 画コンテ:酉澤安施
- 音楽:上田靖博
- 脚本:小林雄次
- アクション監督:野口彰宏
- 監督:横山誠
OV版主題歌[]
- 『ウルトラマンメビウス』
- 作詞:松井五郎 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:京田誠一 /歌:voyager
登場ウルトラマン[]
※雑誌やメディアにより登場するウルトラマンは異なる。
- 凡例
- ○=てれびくん版『ウルトラ兄弟VS暗黒大軍団』
- ▲=テレビマガジン版
- ◇=OV版
- ウルトラマンメビウス ○▲◇
- ウルトラマンヒカリ ○▲◇
- ウルトラマン ○◇
- ウルトラセブン ○◇
- ウルトラマンジャック ○◇
- ウルトラマンエース ○◇
- ウルトラマンタロウ ○▲◇
- ウルトラマンレオ ○▲
- アストラ ○
- ウルトラマン80 ○▲
- ゾフィー ○▲◇
- ウルトラの父 ○
- ウルトラの母 ○
登場怪獣・宇宙人[]
※前2作と同様に本作で初登場した怪獣を紹介する。他はウルトラ怪獣一覧の雑誌展開の項目を参照。
- 暗黒機靱 メカザム
- 要塞ロボット ビームミサイルキング(てれびくん版のみ)
- 生体破壊メカ クラッシュライザー(テレビマガジン版のみ)
放送データ[]
番組フォーマット[]
本作は『ウルトラマンマックス』と同じく、本編の間にCMが2回入る構成となっている。具体的には以下のとおり
放送時間[]
地域 | 放送局 | 放送曜日 / 時間 | 放送日遅れ |
---|---|---|---|
中京広域圏 | 中部日本放送 (CBC) | 土曜日 17:30 - 18:00 | 制作局 |
北海道 | 北海道放送 (HBC) | 同時ネット | |
宮城県域 | 東北放送 (TBC) | 〃 | |
新潟県域 | 新潟放送 (BSN) | 〃 | |
関東広域圏 | 東京放送(現・TBSテレビ) (TBS) | 〃 | |
近畿広域圏 | 毎日放送 (MBS) | 〃 | |
福岡県域 | RKB毎日放送 (RKB) | 〃 | |
鹿児島県域 | 南日本放送 (MBC) | 〃 | |
青森県域 | 青森テレビ (ATV) | 日曜日 6:15 - 6:45 | 3か月(※7月2日放送開始) |
秋田県域 | 秋田放送 (ABS) (日本テレビ系) |
木曜日 15:55 - 16:25 | 4か月(※8月3日放送開始) |
岩手県域 | IBC岩手放送 (IBC) | 日曜日 5:45 - 6:15 | 8日 |
山形県域 | テレビユー山形 (TUY) | 土曜日 6:00 - 6:30 | 7日 |
福島県域 | テレビユー福島 (TUF) | 月 - 金曜日 10:50 - 11:20 (2006年7月31日 - 8月25日) 土曜日 6:00 - 6:30 (2007年1月27日 - 7月14日) |
(※7月31日‐8月25日に1 - 20話を、 冬休みに21 - 26話を集中放送) (27話から定期放送開始) |
富山県域 | チューリップテレビ (TUT) | 日曜日 5:45 - 6:15 | 8日 |
石川県域 | 北陸放送 (MRO) | 土曜日 6:00 - 6:30 | 14日 |
長野県域 | 信越放送 (SBC) | 日曜日 4:30 - 5:00 | 2か月(※6月4日放送開始) |
山梨県域 | テレビ山梨 (UTY) | 月 - 木曜日 9:55 - 10:55 (8月3日まで2話連続放送) 木曜日 5:00 - 5:30 (8月10日から) |
5日 (※7月24日 - 8月3日に1 - 16話を集中放送) (17話から定期放送開始) |
静岡県域 | 静岡放送 (SBS) | 金曜日 15:30 - 16:00 | 6日 |
鳥取・島根県域 | 山陰放送 (BSS) | 日曜日 6:00 - 6:30 | 6か月(※10月1日放送開始) |
岡山・香川県域 | 山陽放送 (RSK) | 月‐金曜日 10:53 - 11:23 (8月18日まで) 日曜日 4:30 - 5:00 (9月3日から) |
8日 (※7月24日 - 8月18日に1 - 19話を集中放送) (20話から定期放送開始。ただし、最終話は4月15日放送[24]) |
広島県域 | 中国放送 (RCC) | 木曜日 15:24 - 15:54 | 5日 |
愛媛県域 | あいテレビ (ITV) | 土曜日 6:00 - 6:30 | 7日 |
高知県域 | テレビ高知 (KUTV) | 木曜日 16:24 - 16:54 | 5日 |
熊本県域 | 熊本放送 (RKK) | 日曜日 5:30 - 6:00 | 8日 |
宮崎県域 | 宮崎放送 (MRT) | 土曜日 5:15 - 5:45 | 3か月(※7月1日放送開始) |
沖縄県域 | 琉球放送 (RBC) | 日曜日 5:30 - 6:00 | 8日 |
放送を終了した局も含め、23局で放送(前作『ウルトラマンマックス』はTBS系28局ネット)。早朝で放送されている地方局の多くは再びテレビショッピングの放送に戻った。
今作は従来の全国ネット放送では無く、各局ごとに放送時期・時刻の差が大きくなっていた。『ウルトラマンマックス』までの土曜朝7:30枠は全国ネット枠であったが、その枠の制作はMBSへ移り、『知っとこ!』の枠拡大に充てられた。枠交換によってCBC制作となった日曜7:00 - 7:30の時間帯は、『週刊!健康カレンダー カラダのキモチ』に充てられた。
その結果、テレビ山口 (TYS)・大分放送 (OBS)・長崎放送 (NBC) は未放送だった。また、SBS・RCC以外の遅れネット局と、同時ネット局でもMBCは、バンダイ・バンプレスト・セイカ(現・サンスター文具)のスポンサードセールスから外され、番組販売扱いとなり、スポットCMのみ、またはローカルスポンサーを付けての放送となっている。局によっては、ウルトラマンランドなどの円谷プロダクション関連施設がスポンサーとなっているところもある。
全国ネットでなくなったことから、ネット配信や新聞でもその問題が扱われた。
MBCの放送時間について[]
MBCが本作を放送していた時間は2006年3月まではアニメ『BLOOD+』を全国ネット放送に1週遅れて放送していたが、本作放送前週(2006年4月1日)に『BLOOD+』を2話連続放送し、本作の同時ネット放送に対応した。この枠改編の副産物として、『BLOOD+』は鹿児島圏域では2006年4月8日より全国同時ネット放送となった。
脚注[]
- ↑ 「平成ウルトラマンシリーズ誕生10周年記念作品」でもあるが、スタッフはあくまで「ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品」として制作。
- ↑ 地球怪獣は「休眠期」に入って出現しなかった。宇宙怪獣や宇宙人は、宇宙空間でウルトラ兄弟に阻まれて地球までたどり着けなかった。
- ↑ その疎さは、第13話でマリナがツーリングに出かけたと聞いて、真面目に釣りに出かけたのかと問い返すほど。
- ↑ 第20話でトリヤマが仮病を使った際には本気で心配していた。
- ↑ ウルトラシリーズではカレーがたびたびネタとして用いられているが、無論これらは『ウルトラマン』第34話へのオマージュもしくはパロディーである。ただし。当エピソードで科学特捜隊の隊員たちが食べていたのはカレーではなくハヤシライスであったという。
- ↑ その、少年時代の友人とは坂田次郎の可能性が高いが、劇中では明らかにされていない。
- ↑ ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガに登場。
- ↑ 前者は第9話、後者は第29話と最終回。前者に関しては、ミライから聞いたような描写は存在しない。
- ↑ 名前の由来はウルトラマンジャックの技の1つ・流星キックとされる。
- ↑ ただし、第7話のようにただ大気圏外へ出るだけならば平気のようである。
- ↑ ライダーを目指したのは祖父の影響と見られる。
- ↑ 過去に現れた全怪獣のレジストコードを把握し、歴代のウルトラマンが現われた際は誰よりも興奮する。
- ↑ 怪獣の襲撃によって落ちてきた瓦礫からミサキを守るために瓦礫を素手で受け止める怪力を発揮したことはある。ちなみに、その直後に落ちてきた別の瓦礫を頭に食らって失神してしまった。
- ↑ 彼をキャプテンと呼んでおり、火星へ渡航する際に彼の船に運んでもらったことがある。
- ↑ 彼らはその後、第47話まで地球に留まり続けた。
- ↑ 単にウルトラマンがハヤタの姿を借りているだけなのか、それともハヤタと再び一体化したのかは、明らかにされていない。
- ↑ このときはセブンへの変身能力を一時的に失い、さらには円盤生物の襲撃によりMACが壊滅した際に地球側では長らく消息不明とされていた。しかし、実は31年前にウルトラの母に助けられてウルトラセブンとして復活していた。31 - 32年前のことは「過酷で辛い戦い」と位置づけている模様。
- ↑ “Serface”は“Surface”の誤植と思われる。水面効果翼船(Wing-In-Surface-Effect-Ship)と呼ばれる水上飛行機は現実に研究されている。
- ↑ 設定は「ウルトラマンメビウス超全集」に掲載。
- ↑ テロップでは、五十嵐颯斗と誤記。
- ↑ 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では高峰圭二が声を担当している。
- ↑ 最終話ではオープニングが存在しない。
- ↑ 「メビナビ」は第27話から第30話までの間と第48話以降は時間枠がない。前者は番組タイトルの前に歴代ウルトラマンの映像及び第1話でのシーンを使用したオープニングコーナーが入った代わりである(「メビナビ」自体は公式ページで「WEBメビナビ」として継続していた)。また、前者は『ウルトラマン』の放送が始まってからちょうど40年になること、番組が折り返しに入ったことから挿入された。
- ↑ 4月1日に第49話放送後、翌週の4月8日はマスターズ・トーナメントの生中継があったため、最終話は2週後の放送となった。
関連項目[]
外部リンク[]
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