『ウルトラマンダイナ』とは、円谷プロダクションが製作した巨大変身ヒーロー特撮テレビドラマの作品名と、その劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前である。1997年(平成9年)9月6日から1998年(平成10年)8月29日までMBS発のTBS系で毎週土曜日18:00 - 18:30に全51話が放送された。
平成ウルトラマンシリーズの2作目であり、『ウルトラマンティガ』の続編である。
劇場版・OV作品については、以下参照。
- 劇場版 『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』(1998年公開)
- OV 『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』(2001年リリース)
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
作品解説[]
前作『ウルトラマンティガ』の10年後を舞台とした続編[1]。世界観は継承しつつも登場キャラクター陣を一新し、新たな未来に希望を持って進む人類の姿を描いた。また、シリーズを通して登場する敵、謎の生命体スフィアを設定している。
前作のシビアなドラマ作りに代わって本作は明るく楽しい娯楽作を徹底、怪獣の魅力とウルトラマンのパワフルさを強調し、「絶対にあきらめない」「とにかく前に進む」主人公像とも相まって、陽性なムードの作品となった[2]。なお、コミカルなエピソードも多いが、緻密な演出がシリアス編とのバランスをとり、世界観を統一させている。また、野球に例えた台詞やエピソードがシリーズ各所にちりばめられていることも一つの特色である。
当初の設定は、防衛チーム隊員以外の人物がウルトラマンに変身して、旅の中で遭遇した事件を解決していくというストーリーだったが、視聴率や玩具の売り上げで高い数字を残し、ウルトラマン人気の復活を印象づけた前作『ティガ』の評価は高く、スポンサーであるバンダイ、講談社を交えた会議では、次回作が「ティガの延長でもいい」という意見も出された。そこで『ダイナ』の時代設定は、『ティガ』から数年後の「2017年」に決定。物語のエッセンスやキャラクターの一部が、『ティガ』から『ダイナ』と引き継がれることになり、作品の最終的な方向性は固まった[3]。
放映中には劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』が公開され、以後のTVシリーズでも劇場版が製作されるのが恒例となった。さらに2001年には『ウルトラマンティガ』『ウルトラマンガイア』と共にOV作品『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』が製作された。
音楽は前作に引き続き矢野立美が担当。前作でオリジナル曲が少なかったため流用曲に頼らざるを得なかったことへの反省から、本作では必要に応じて随時楽曲が追加されることになった。そのため、楽曲の総数はシリーズ中トップクラスの多さとなり、作品単位ではシリーズ最多となる4枚ものサウンドトラックアルバムが発売された。ティガ関連のエピソードやティガに出演した俳優が本作にゲスト出演した時には、ティガの音楽が使用されている。
備考[]
- 本作のオープニングでは『ウルトラマン80』以来のシルエットによる映像が復活し、ダイナやスーパーGUTSのマークとメカニックが使われている。
- 本作では『ティガ』とは違い、第37話を除きエピソードタイトル画面全てに怪獣の名前が併記されている(第37話はエピソードタイトルと登場怪獣の名前が同じ)。
物語[]
ウルトラマンティガがガタノゾーアと闇の力を倒し、世界に光を取り戻してから7年後の2017年(物語は、ウルトラマンティガとGUTSが活躍していた時代から丁度10年後にあたる)。
人類は宇宙開発に希望を求めて火星に前線基地を構築しており、ネオフロンティアと呼ばれる大航海時代を迎えていた。
しかしある日、謎の生命体スフィアが人類の宇宙進出を阻むかのように火星基地を急襲。救援に飛び立ったスーパーGUTSの新人隊員であるアスカ・シンは乗機を撃墜され、絶体絶命のピンチに陥る。そのとき、突如として現れた光とアスカは一体となり、ウルトラマンダイナに変身して地球と人類の危機に立ち向かうのだった。
主な登場人物[]
スーパーGUTS[]
前作ティガの旧GUTS同様に7人のエキスパートチームで構成されている。本作におけるメンバーの特徴は全員が明るい性格でウルトラマンダイナの情報に精通しているということである。
- アスカ・シン(ウルトラマンダイナ)
- 本作の主人公。22歳。かつて、宇宙空間で謎の光の中へと消えていったアスカ・カズマを父親に持つ青年。自称「不死身のアスカ」。
- 物語開始時は訓練学校ZEROの訓練生として登場。卒業試験中にスフィアに襲われて宇宙空間に放り出されたところを、父親もその中へと消えていった謎の光と遭遇、奇跡的に生還を果たし、卒業試験中に見せた実力を買われてスーパーGUTSへ入隊。そして、初出動となったTPC火星基地でのダランビアとの戦闘中に初めてウルトラマンダイナに変身する。
- 第2話でウルトラマンダイナの力に疑問を抱いたが、すぐに迷いを振り切り、人類の未来を守るために戦う決意をした。
- 性格は無鉄砲かつ型破りで後先考えずに突っ走っていき、自分や仲間を危険に晒してしまうことも少なくないが、「絶対に諦めない」を信条としているため、どんな危機的状況でも決して諦めようとしない。その上、他人から呆れられるほど明るく前向き。しかし、本当は様々な想いを押し隠すためにそう振舞っており、自分がウルトラマンダイナであることが知られたら皆が怯えて離れていってしまうのではないかと考えていた。
- 高校時代は野球部に所属していてエースピッチャーだと自負するが、一本気な性格が投球に出てしまい直球しか投げられず、本当のエースピッチャーはヒムロ・ユウサクで、控え投手だった(ただし球速はアスカの方が勝っていたという)。
- 最終回で、グランスフィアとの戦いの中で発生した時空のねじれに飲み込まれてしまうが、光の中で父親と再会を果たし、そのまま光の中へと消えていった。
- 『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』のラストシーンでは、4年前のTPCの作業員だった時代に、宇宙港の通路でマドカ・ダイゴ(ウルトラマンティガ)と会っており、その際にダイゴから「光を継ぐ者」として見抜かれているような描写が存在する。
- 最終回で光の中へ消えていった後の行方は長らく不明だったが、2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』において再登場した。光の中に消えた後は遙か未来の別の世界へ飛ばされ、ずっと旅を続けていた模様。苦手分野だった格闘技の能力は向上しており、ZAPのペンドラゴンの機内にてゼットン星人を生身のまま倒している。
- ヒビキ・ゴウスケ
- 46歳。隊員達を見守る良き隊長で、「バカモン!」が口癖。隊内唯一の既婚者であり、娘が1人いる。かつては警務局隊員で「TPCの荒鷲」という異名で呼ばれていたことがあるらしく、その時期に霧門岳でのゴルザとの戦いでワシズという同僚を失っている。
- 娘との関係は上手くいっていなかったが、後に和解する。また、霧門岳でのゴルザの事件以降、「あしながおじさん」として孤児を支援している。問題児のアスカを自分の若い頃と重ね合わせていた。43話や47話などの他、アスカを諭したことが何度もあり、彼に大切な事を気づかせる役割もする。だらけた者には容赦しない。
- 劇場版にてアスカの正体に気付いている事が示唆されており、最終回では自分の口を通してアスカがダイナである事をリョウ以外の全員に教えた。
- 劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』では、ヨシオカ・テツジ警務局長官の命令で訓練学校ZEROの教官として訓練生を率いてシビトゾイガーに苦戦するアートデッセイ号を援護する為に登場した。
- コウダ・トシユキ
- 34歳。最初は隊員だったが前線での指揮を執ることが多く、34話から正式に副隊長に昇格した。スーパーGUTSの中では、アスカに次いで熱い性格。
- 21話ではアスカと一緒にだらけていたり、劇中でアスカと衝突したことも何度かある。趣味がオペラ鑑賞という設定があり、そのせいか時々かなりキザなことを言う。また、なぜか30話では剣玉の練習をしていた。
- 元GUTSのムナカタ副隊長に憧れており、入隊試験で一度会ったこともある。書籍設定では天文学の専門家でもあるとされている。[要出典]
- 劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』では、アートデッセイ号を援護する為にシビトゾイガーと戦う訓練学校ZEROの訓練生として登場した。
- ユミムラ・リョウ
- 27歳。しっかりとした勇ましい雰囲気の女性隊員。凛とした印象の才色兼備だが、怒らせると口より早く手が出たりとどんな男も黙らせる非常に勝気な性格。しかし、根に女性らしい部分も持ち合わせる。破天荒だがバイタリティ溢れる行動を取るアスカに惹かれていく。
- 歴代ウルトラマンの防衛隊隊員では珍しく機体搭乗時にサングラスをかけることがある。ネオフロンティアの知識の一環としてオカルトにも精通しているが、そのオカルトが絡むエピソードでは災難に見舞われることが多い。18話ではその広い知識を役立て、事件解決に繋げている。元GUTSのシンジョウに憧れている。後輩思いの面もあり、マイを傷つけたものに対して怒ることもあった。
- アスカがダイナである事を偶然とはいえ最初に知った人物でもあり、最終回でも「アスカは帰ってくる」と誰よりも彼の事を信じていた。
- 劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』では、コウダと同じくシビトゾイガーと戦う訓練学校ZEROの訓練生として登場した。
- 小説『平和の星・ジ・アザー』では、事故で両親を失い親戚に引き取られた過去を持つことが明かされている。
- カリヤ・コウヘイ
- 28歳。射撃の名手であり、考古学にも精通している隊員。あまり珍事に動じない物腰で、コウダに次ぐ冷静さも持ち合せるが、ヘッドフォンで音楽を聞きながら誰もいない所で一人ノっていたり、時折リョウを怒らせるような発言をして殴られたたりもする。
- 「カリヤヘア」と呼ばれるその髪型は逆さになってもセットが乱れない。30話では他の隊員がみんな鞠つきや剣玉で遊んでいる中、一人だけ考古学書を読みふけっていたりと知的好奇心が強い面を持つが、その真面目な性格が仇となってか、危険な目に遭ったことが隊員の中でもかなり多い。また、つい失言を口にしてしまうことも多く、これでリョウに一度派手に殴られた恐怖から、彼女のことは少し苦手気味。
- コーヒーが大好物で銀のマグカップを愛用する(このマグカップはTPCの備品という設定がある)。また、サバイバル戦も得意としているらしい。
- 劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』では、コウダ・ユミムラと同様にシビトゾイガー戦に参戦する訓練学校ZEROの訓練生として登場した。
- ナカジマ・ツトム
- メカニックや科学分析担当の隊員。29歳。大食いでドジなところもあるがやる時はやるタイプ。基本的に有能だが、自分の知識内でしか物事を判断できなかったり非常識なことが起こると動揺して思考停止してしまう。困ったことがあると好物のフライドチキンを大食いするのが癖。
- 「矛盾」という言葉を直端に毛嫌う。研究熱心なカリヤとは通じるところがあるらしく、カリヤのことをたまに「カリヤちゃん」と呼ぶ。危険な事には極力手を出さない質で、メラニー遊星で危険性の高い洞窟を調査するのを拒んだり、年下だが気の強いリョウに頭が上がらなかったりする。主にβ号の後ろの座席で、参謀役をこなすことが多い。
- 優秀な科学者だったが収入に無頓着な父親のため幼少時に苦労しており、そんな父親を軽蔑して「人に認められる科学者」を目指していた。しかし最終回では「俺が今こうやって頑張っていられるのは親父のおかげ」と父親を認めていた。主に生物学、宇宙物理学、行動心理学に精通している。趣味は釣り。
- 『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』では、TPC極東本部基地の分析セクション所属の科学者で、突然の空の異変に驚くシーンに登場していた。
- ミドリカワ・マイ
- 18歳。スーパーGUTSの最年少隊員で、コンピュータープログラムに精通している。自称「スーパーGUTSのスーパーレディ」で、自分が可愛いと思っている。十代後半ながらスーパーGUTSの一員ということで実は隊員中一番のエリートだが、年齢が若すぎることで軽んじられることもあった。
- 序盤では年齢相応の女の子らしい部分が裏目に出ることもあったが、自分の意見は最後まで通す芯の強さも持っている。弟が一人いる。惚れっぽく作中では数々の男性や、ラブモスというロボットにも惹かれていた。アスカにも淡い好意を抱いていた[4]ようだが、あまり進展することはなかった。
- 劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』でアスカとの関係がややクローズアップされ、ヒロイン的扱いをされているのは制作がTV放映の初期の時期だったからとのこと。
- 『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』では、まだ中学一年生であり、ナカジマ同様突然の空の異変に驚くシーンに登場していた。
旧GUTS[]
本作は『ティガ』と世界観を共有しているため、旧GUTSメンバーもゲスト出演する。登場頻度はそれほど多くないが、いずれも物語のターニングポイントで先輩としての活躍を見せている。
- マドカ・ダイゴ(ウルトラマンティガ)
- 最終章に登場[5]。前作『ウルトラマンティガ』の主人公。GUTS脱退後は前線を離れ、火星開拓使として植物栽培の研究に就いている。ゼルガノイドとの戦いで傷つき倒れていたアスカを救出した。アスカに「戦うことの意味、人としてできることは自分自身で見つけ出すしかない」と教え諭す。会話内容から、お互いにウルトラマンであることに気付いていた事が示唆されている。
- 本作に登場するダイゴはティガに変身しない。劇場版ではティガが登場しているが、これは人々の願いが実体化したもので、ダイゴが変身したティガとはあくまで別の存在である。
- マドカ・レナ
- 42話と劇場版及び最終章に登場。旧姓ヤナセ。ルルイエでの闇の巨人との戦いの後ダイゴと結婚し、火星に住んでいる。劇場版では終盤に娘のヒカリを伴いイルマに会いに来る。最終章ではアスカを介抱する。
- イルマ・メグミ
- 旧GUTS隊長。詳しくは後述。
- ムナカタ・セイイチ
- 劇場版、34話及び36話に登場。GUTS解散後はTPC西アジア支部で新人育成の任務に就いている。
- 劇場版ではイルマ出撃の報に触れ、思い出を語るためイルマに会いに来る。ネオジオモスとの大阪決戦に際し、参謀本部の要請により自らガッツウィングEX-Jを操り戦闘に参加する。
- GUTS入隊試験の面接官を勤めた際にコウダと会い、副隊長としての心得を伝授しており、この頃からコウダが自分に代わる特捜チーム副官となるべき人材であったことを見抜いていた。アスカの夢では曙丸(アートデッセイのカスタム機)を操る宇宙海賊・キャプテンムナカタとして登場する。
- シンジョウ・テツオ
- 劇場版、35話、36話に登場。元アストロノーツ。GUTS解散後はアストロノーツに復帰し、冥王星にあるミススマイルの映像を地球に送信したが、これが皮肉にも大阪決戦のきっかけとなる。
- 出撃に際してはイルドに寄生され殉職したキノサキの思い出をアスカとリョウに語っており、苦い記憶として残っていることを窺わせる。その後、ホリイに誘われガッツウィング1号で出撃、ネオジオモスにとどめを差した。
- 劇場版では他の隊員と同様にイルマに会いに来る。アスカの夢では曙丸の操縦士として登場。
- ホリイ・マサミ
- 劇場版、35話、36話に登場。GUTS解散後は大阪のTWIN21に本社を置くPWIに再就職し、コスモネット開発を手掛ける。『ティガ』終盤でミチルと結婚しており、本作では2児の父となっている。
- 大阪決戦では中心的役割を果たしたほか、開発担当隊員の先輩としてナカジマに「倒せなくても何か方法はある」と心得を示した。劇場版では他の隊員と同様にイルマに会いに来る。本作で神戸在住の兄がいることが判明する。ア
- スカの夢では火星基地の開発担当として登場、マウンテンガリバー5号の設計者となっている。
- ヤズミ・ジュン
- 最終章に登場。ガニメデ基地の総合コンピューター機関のチーフ。旧GUTSのメンバーで最後に登場。木星の衛星ガニメデでネオマキシマ砲発射のオペレートをした。マイはヤズミに会った際、特に嬉しそうにしており、オペレーターの先輩として尊敬している様子が窺える。
地球平和連合TPC[]
- フカミ・コウキ総監
- 前作『ウルトラマンティガ』のサワイ総監の後任。サワイ総監の病気引退を受けて第2代総監に就任した。サワイが頻繁にGUTS本部に出入りし自ら指示を与えることも多かったのに対し、自らスーパーGUTSの任務に介入することは少ない。
- 人徳者であるがソドム襲来の際は氷水を張ったたらいの中で涼を取ったり、ゴミの固まりに「ユメノカタマリ」と命名したりと、お茶目な面もある。その一方、ダイオリウス襲来に際しては地球の安全を守るためガゼル号の撃墜を指示するなど、時に冷徹な判断を示すこともあった。
- 心配性でスフィアとの最終決戦でもスーパーGUTSの勝利を信じられなかったが、サワイ前総監に諭され、仲間を信じることで人類の勝利を勝ち取った。
- ミヤタ・セイジ参謀
- 事態を楽観的に見ず、最悪の場合も想定して行動する冷静な性格。基本的にはハト派だが、事と場合によってはアスカばりに熱くなる。フカミ総監の付き添いをする事が多い。かつてネオマキシマ航法のテストパイロットを務めており、一度遭難してしまったが、遭難先のギガール星人女性チュラサに助けられた過去を持つ。
- ゴンドウ・キハチ参謀
- 武力による地球防衛を主張しているタカ派の参謀。警務局所属。ブラックバスターを使ってアスカとリョウを拿捕したり、人造ウルトラマン・テラノイドを造った結果、スフィアに寄生されゼルガノイドにされてしまうなどの失態も多かったが、地球と人類の平和のを心の底から願っている人物でもある。最期は、ダイナに光を送るために自ら装置に入り死亡。
- シイナ・サエコ参謀
- イルマの直属の上司にあたる。TPCでも珍しい女性キャリア。スフィアを命名した。登場頻度はミヤタ、ゴンドウに比べて少ないが、情報局所属であるためウルトラマンについて何らかの情報を握っているなど重要度は高く、そのためイルマの苦労を気遣うシーンもある。36話でのイルマとの会話を見る限り、ムナカタに大阪決戦への出動を要請したのも彼女だったようだ。『帰ってきたハネジロー』では、他の参謀に先駆けてスーパーGUTSから最初の報告を受ける。
- イルマ・メグミ参謀
- 旧GUTS隊長。現在もTPCに残り、情報局参謀職に就いている。劇場版では自らガッツウィングゼロに搭乗してスーパーGUTSの援護をし、アスカがダイナであることを見抜いた。最終章ではF計画(人造ウルトラマン計画)をめぐる不穏な動きがTPC内部にあることをヒビキに告げる。
- サワイ・ソウイチロウ前総監
- TPCの前総監。最終章に登場。現在は健康を害し、フカミに後任を託して身を引いていた。
- ミシナ・マサミ教官(演:エド山口)
- TPCの訓練学校ZEROの教官。アスカの父・カズマの同期でアスカやフドウ兄弟の恩師にあたる。プラズマ百式のテスト飛行中、カズマが光の中に消えいく時に一緒に飛んでいた人物でもある。操縦の腕も未だ衰えておらず、第2話では規則違反を犯してまでもガッツイーグルγ号を援護する為に訓練生を率いてガッツウィング1号で出撃した。
- フドウ・タケル(演:菊池隆則)
- 訓練学校ZEROの訓練生でアスカと同率首位の成績を誇っており、アスカが苦手とする生身での格闘も中々の強さを誇るが、劇中ではアスカの少々反則な作戦に敗れている。操縦技術も高く、訓練で(宇宙ブイの陰から突然現れて狙い撃つという姑息な手を使ってはいるが)コウダを撃墜している。第2話でミシナと共にグラレーンの攻撃に参加している。
- その後、試作機(αスペリオル)のテストパイロットに選ばれたが、試作機でのテスト中のエンジントラブルが原因で殉職した。当時訓練生だったアスカのライバル。
- フドウ・ケンジ(演:吉田友紀)
- フドウ・タケルの実弟。ブラックバスターの隊員で、アスカに兄・タケルの死を伝える。その後アスカと共にヤマザキを逮捕する任務にあたる。アステロイドベルトにある閉鎖された宇宙施設ロックランドに逃げたヤマザキ研究員をガッツシャドーでアスカと共に追っていき、ヤマザキとの銃撃戦で負傷するが、無事に任務を完了。任務終了後にスーパーGUTSを目指すために訓練学校ZEROに戻る。
- オオトモ博士(演:宮沢彰)
- 生物工学研究所所属。TPC本部から中止を命じられていたクローン怪獣の実験をザリーナ地帯の無人島で行っていたが、自分の作っていたネオザルスが制御を失い、踏み潰されて死亡した。
- ヤマザキ・ヒロユキ研究員(演:渡祐志)
- オオトモ博士の助手。オオトモ博士の死後も密かに研究を続け、クローンダイゲルンを作って街で暴れさせた。TPCの遺伝子工学研究所から盗んだエボリュウ細胞を宇宙施設ロックランドで改良して体内に取り込み、ゾンボーグになった。
- シマダ研究員・イガラシ研究員・ニシ研究員(演:佐藤佑介、所博昭、道又隆成)
- TPC宇宙考古学の研究員。カリヤと共に月の裏側にある「王家の谷」をガッツディグで調査した。宇宙の覇王イシリスを追う宇宙人に体を乗っ取られてしまった。その後の事は後述。
- フジクラ隊員(演:和田圭市)
- 元は潜水艦乗り志望だったが、訓練生時代にラグビー中の事故で片足が不自由になったため断念。コウダの友人でもある。海底基地トライトンJ2に配置されるが、基地がディプラスに襲撃されトライトンJ2は一般隊員2名を残し全滅。自身も死亡した。
- コマツ チーフ(演:うえだ峻)
- 少々嫌味な性格だが実力はあるようで、マリキュラの襲来した束良湖(たばらこ)の調査隊をまとめる人物。テントの外の様子を見に行ったためマリキュラのテント襲撃を逃れ、瀕死の研究員のトミタから託されたマリキュラの資料を持ち湖を脱出。アスカとリョウに保護され共にナカジマのもとへ行く。ボッパーの車内にいるときに、小型マリキュラが車体にびっしり張り付き、危ない所をアスカ達によって救助される。
- トミタ研究員(演:相澤一成)
- 湖の調査隊メンバーの1人で、コマツチーフの右腕的な存在。マリキュラに襲撃され、コマツチーフにマリキュラの資料を託し死亡。
- ハラシマ主任(演:志村知幸)
- 南極海底基地アイスキャッスルの主任。仕事の鬼らしいが、娘のサオリには弱い。破壊された南極海底基地アイスキャッスルからただ一人だけ生還。生死の境を彷徨うほどの状態ではあったがリョウとマイの乗るガッツマリンに保護され、その後回復した。
- コミヤ職員・サワキ職員(演:豊泉由樹緒、外山謙介)
- 南極海底基地アイスキャッスルの職員でハラシマの部下。突如出現したディゴンの襲撃とスヒュームの攻撃からハラシマを逃がすために囮になり絶命した。
- エジリ主任(演:友金敏雄)
- 海洋開発局の所属。南極でクラーコフに搭乗したスーパーGUTS隊の指揮を執った。最初は自分の命令を聞かない隊員たちに不満を抱いていた。スヒューム襲来時は完全に取り乱してしまい、身勝手な理屈を振りかざしたが、半魚人兵士ディゴンやスヒュームらを相手にスーパーGUTSと共に戦ったことで理解し、事件後ヒビキに「とても素晴らしいチームでした!」と報告した。
- ソウ&リン
- TPC西アジア支部の特別開発チームの主任とその女史。ソウは計画の障害になるギガンテスの抹殺を強行しようとするが、リンはギガンテス達の居住地域を残して開発との両立を切望している。ソウはリンに思いを寄せており、この計画を成功させてリンにアピールしようとも考えていたようだが、後述のような手段を選ばない姿勢をリンは「(昔とは)変わってしまった」と語った。
- ソウは雌のギガンテスを捕えて雄を誘き出そうとし、雌を助けようとするアスカを格闘で圧倒したが、この行動が逆にリンを激昂させ、彼女のハイキック一撃でノックアウトされてしまった。しかしこの一撃がソウの心境に変化をもたらし、後にソウは改心し、リンも彼の気持ちに応えてめでたく結ばれた。
- ダイモン・リュウゾウ班長(演:橋本功)
- 月面基地ガロワの技術班長で、プラズマ百式の開発にも携わっている。アスカのプラズマ百式テスト飛行の指揮を執った。子供の頃のアスカにカズマの行方不明を伝えた人物であるが、再会後のアスカはしばらく思い出せなかった。
- トクガワ・ヘイスケ副長(演:野上正義)
- ガロワ技術班のスタッフ。ダイモン班長同様に前回の計画時からの参加。主にプラズマ百式の整備を担当する。
- ヒノダ所長
- PWI中央研究所の所長。TPCが民間企業と進めている共同開発プロジェクト「コスモネット」計画の中心的人物。
- ワシズ隊員(演:加藤照男)
- かつてTPC警務局の一般隊員でヒビキ隊長の同僚。霧門岳に出現したゴルザに無謀にも飛び出したヒビキを制止しようとしたが、ゴルザの額からの熱線を浴びて戦死した。
- ムカイ班長(演:きくち英一)
- TPC整備班の班長。機体整備の他、改良・装備を担当している。ヒビキ隊長とは古くからの友人。
- マーク 浅川博士(演:マイケル富岡)
- 金星の大気改造を夢見ており、そのため人工バクテリア「アイスビーナス」の培養機を金星に投下したが、培養機が連絡を絶ったため、スーパーGUTSに同行して金星に赴く。「アイスビーナス」がスフィアによってグライキスにされてしまったことを知り、長年の夢を捨てようとしたが、アスカの説得で気を持ち直し、「共に戦う仲間がいる限り夢は捨てたりしない」と決心した。
- ハヤテ・シン隊長(演:京本政樹)
- 月面基地ガロワの前隊長で、現在はコスモアドベンチャー部隊の隊長を勤めている。ムサシ・ホウサク(チャダビン星人)と共に、モゲドンの体内にあるンダモシテXを取り出した。
- アスカ・カズマ 隊員
- アスカ・シンの父親。プラズマ百式のテストパイロットだったが、ある日テスト飛行中に光の中に消えた。アスカの夢や思い出の中に登場する。最終話で息子のアスカと再会し、そのまま光の中へと消えていった。
- ウルトラマンダイナはカズマが光になった説があり、長谷川圭一も「『ティガ』と『ダイナ』の空白の7年間に、カズマが人知れずウルトラマンとして戦う姿を描きたかった。」、「これは僕が考えた裏設定的な話ですけど、父・カズマもなんらかの要因でウルトラマンの光をつかんでいて、自分の血を継いた息子が宇宙でピンチになった時に手を差し伸べた、そんな考え方もありかなと思ってます」とも語っている。
- サエキ・レイカ隊長
- ブラックバスターの女性隊長。ゼルガノイド撃退のために火星に駐在していた部隊が出撃したが、全機撃墜され彼女を残し全滅。その後火星を彷徨っていたリョウを保護し、アスカのいるダイゴのバイオパークへ送り届けた。リョウに残ったガッツシャドーを託し姿を消す。『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』に登場したルルイエ調査団のサエキ隊長の妹。
- キサラギ・ルイ博士(演:杉本彩)
- 劇場版で初登場。劇場版以降、ネオマキシマ砲を木星の衛星ガニメデに封印していたが、グランスフィア襲来にあたってヤズミと共に封印を解き、クラーコフにネオマキシマ砲を搭載するが、ガニメデでの作戦は失敗し、職員と共に避難する。
- シンジョウ・マユミ(演:石橋けい)
- TPC医務局勤務。本作では婦長として登場する。
- サヤカ(演:田中彩佳)
- TPC医務局に勤務する看護婦。婦長のマユミの下で働いている。
その他の登場人物[]
- タチバナ社長(演:三田村賢二)
- ジオフロント社社長。ネオフロンティア時代を迎えて、宇宙開発に力が注がれているが、そこで今一度自分達の住む地球を見てみよう。ということでジオフロント計画を進める。PWウェーブを止めたスーパーGUTSに怒り、自らPWウェーブを再発射するが墓穴を掘る結果となり、ダイゲルンを怒らせてしまう。アスカと同行した秘書と共にダイゲルンによって崩れたビルに閉じ込められるも、ダイナに秘書共々救助され、ジオフロント計画をまた一から始めることを決意する。子供のころは蟻が好きだった。
- ヒムロ・ユウサク
- アメリカメジャーリーグの「ニューヨーク・ナイツ」に所属する投手。映像を見る限りは、右投げスリークォーター。アスカの高校時代のチームメイトで、本当はアスカではなくヒムロがエースであった。内角高目のストレートを見せた後の外角低目のフォークで打者を打ち取る投球術が持ち味。
- 高校時代から神童ぶりを発揮していたようで、メジャー1年目にその投球術で15勝をあげて「マジックヒムロ」の異名をとるが、2年目に「ダイヤモンドバックス」に所属する昨年の本塁打王に頭部死球を与えてしまい、それ以降内角高目のストレートが投げられなくなり、勝ち星が減っている。日本に帰国しそのまま引退を考えていたが、アスカの説得に迷いを捨て、メジャー復帰を決心した。ダイナにウルトラフォークを伝授し、シルドロン撃退に貢献した。S-GUTSの面々と野球をした際には、フォークで時速150キロを計測している。
- ビルの警備員(演:二家本辰巳)
- フォーガスに乗っ取られたビルの警備員。第46話にも再登場した。
- 『ウルトラマンガイア』や『ウルトラマンコスモス』にも登場し、『ガイア』に登場した際にはフォーガスの名前まで口にしている。
- 吉村由香(よしむら ゆか)(演:山下未来)
- 住んでいたマンションを怪獣に破壊され、両親や親友を一度に亡くしてしまい、同じような境遇の子ども達が入っているカトレア学園に入園。檻に入っていた小動物(ギャビッシュ)を発見し、友達になろうとする。その後ギャビッシュ共々TPCに保護され、ギャビッシュのテレポートで基地を脱出。しかし、ギャビッシュの目に閉じ込められてしまう。救助にきたダイス星人と共に目から脱出するが、ダイス星人はギャビッシュの攻撃で死亡。ギャビッシュ撃退後、一人で生きていけば寂しい思いをしないですむと判断。しかしアスカに諭され、人間は一人では生きていけないことを知り、園長と共に学校へ帰っていった。
- ふるべ村の住人達
- バオーンの影響で耳の遠い乙吉(おときち)老人以外の住民が一時眠ってしまった。しかし、バオーンは特に破壊活動をしたわけではなかったため、ダイナに連れて行かれるバオーンに「また来いよー」と言っているなど、心優しい住民。
- ムスタファ・アリ
- アラスカから来た学者で、怪獣とのコミュニケーションを研究している。バオーンをアラスカに連れて帰ろうとするが、バオーンの声で眠ってしまい、起きたのはバオーンが地球を去った後だった。
- アキヅキ博士(演:小寺大介)
- カリヤの学生時代の恩師で、地上絵の研究をしていた。ゼネキンダール人を誤って現代に復活させてしまい、妻のキヨミと娘の祥子共々ゼネキンダール人に捕まってしまうが、カリヤとリョウによって救助され、事件解決後は地上絵の研究を再開した模様。
- 遠藤武(演:渋谷泰蔵)
- 嘘つきとして近所で有名らしいが、実際は嘘ではなく勘違いだったというパターンが多い。ミジー星人の計画をいち早く察知したが、日頃の行動のおかげで誰にも信じてもらえず、自らミジー星人のアジトに乗り込む。最後の最後で親に正直な子になると言ったものの「ウルトラマンダイナはオレが変身する」という大嘘をつき、アスカは「全然反省しとらん」と呆れていた。かんしゃく球やパチンコ玉を所持している。
- 正式名称不明の宇宙人の霊
- イシリスに全滅させられた種族の3人で、その3人でイシリスを相討ちで撃破するも、カリヤによってイシリスが復活してしまい、彼らの霊はカリヤに同行していたシマダ、イガラシ、ニシの研究員3名に憑依する。最初は侵入者として扱われるが、スーパーGUTSに協力し、イシリス撃退のヒントを与える。映像中にはないが、イシリスがダイナによって倒された後3人から分離して成仏したという。
- ホンジョウエリカ・ヒロカワユウキ・クノミズキ・ナガセサヤ(演:今村理恵、重光絵美、つぐみ、田口しおり)
- 聖南女子学園の女生徒。ビシュメルに授けられた黒魔術で自分たちの怨んでいる人間を次々消していった。その憎しみはビシュメルの力になっていたが、どうやら彼女たちもそれは承知の上だった模様。元々はエリカ・ミズキ・サヤの3人で黒魔術を行っていたが、リョウとアスカを消すのに失敗したのをきっかけに、先輩に目をつけられて部活動に参加できなかったユウキを勧誘して4人体制となった。しかし、元々黒魔術に反対していたユウキの説得で、他の3人も黒魔術を捨てた。ビシュメルに苦戦するダイナを見て、黒魔術に使用していた魔法陣を封印。ビシュメルを大幅に弱らせた。その後は4人そろって仲良く学園生活を楽しんでいるようだ。
- アオキ・ハルチカ
- 前作に登場したアオキ・タクマの実弟。兄と同じでレーサーを志している。姑獲鳥の攻撃を受けるが、魂となったタクマに救助される。
- たっちゃん(辰雄)&みのっち(実)(演:豊永利行、山田孝穂)
- ラセスタ星人である少年岸悟(きし さとる)の地球での友人。悟に同行していたためスーパーGUTSに目をつけられてしまい、それを逃れるために時代錯誤で逆に目立つ変装までやってのける少年2人。悟が旅立った後に、たっちゃんは宇宙飛行士に、みのっちは科学者になり宇宙船を作って共に悟に会いに行くことを誓った。
- 綾野塔子博士
- モズイの青銅板の解析を担当する考古学者。美人で秀才だが、リョウの学生時代の先輩ということもあって多少気が強い。モズイに襲撃され、意識不明の重体に陥るが、その後意識を取り戻しリョウに「お見舞いはカニ」という伝言をマイを通して伝える(モズイに襲撃されて食べ損ねた)。
- ハラシマ・サオリ
- ハラシマ主任の小学生の娘。
- タイチ少年(演:金井勇太)
- どこにでもいる一般のゲーム好き少年の一人。怪獣コロシアムの大会で優勝し、商品として送られてきた新たなゲーム(マインドコントロール装置がついていると思われる)のせいで、自分の愛獣であるデマゴーグを現実世界で操り、ダイナと戦わせることになる。リョウとナカジマに救助され、デマゴーグは制御を失いダイナに破れる。
- ミカミ(演:見栄晴)
- 賃貸アパートの家賃を半年滞納している脚本家。『厳海超人タラバマン』(架空の特撮作品)の脚本で没を食らったが、その脚本を見たミジー星人が素晴らしいと評価。滞納家賃を立て替えてもらう(その結果ミジー星人達が金欠になる)。ミカミはそうとは知らずに「侵略の脚本(シナリオ)」を書くことになる。結局ミジー星人は敗退(燃料切れが原因で脚本にぬかりは無かった)。当話の最後でミジー星人が宇宙人役で上記作品の撮影に参加しているが、これはミカミの口利き。
- 『ウルトラマンガイア』にはこの「タラバマン」の続編と思われる番組「エターナルタラバマン(コスチュームが某美少女戦士風になっている)」の番宣ポスターが随所に登場。
- クドウ・ナツミ(演:藤原まゆか)
- カメラマン志望の少女。アスカのパトロール中の昼寝写真を撮影し(この他にも彼女自身はそうとは知らず変身直前のアスカを撮ろうとしたが振り返ったアスカに見つかっている)、ばらされたくなかったらTPC基地内を見せろと脅した。カメラマン志望だけに観察力は鋭く、ファイティングスタイルの違いからニセのダイナと本物のダイナの差にいち早く気づく。
- ハスミ・カオル記者(演:渋谷哲平)
- 週刊誌の記者。アルファ・スペリオルの完成会見の翌日にヒビキ隊長の娘のソノカに会い、調査の依頼を受ける(調査内容はソノカの欄を参照)。ソノカ、ヒビキ、アスカと共にナルチス星人に拉致されるが、他のスーパーGUTS隊員に救助される。完成直前のメノーファに鉄パイプを投じ、結果的にその鉄パイプの刺さった部分が弱点になったため、メノーファ撃退に貢献する形になる。メノーファの弱点伝達の際、電波法を違反したが見逃してもらえた模様。前作『ティガ』に登場したジャーナリスト、オノダ・タケヒコとも親交があるらしく、行きつけのバーには2人で飲んでいる記念写真も飾られているが、オノダはGUTSに対して好意的であったのに対し、ハスミはスーパーGUTSに批判的であるという点で異なる。
- また彼の仕事場には、旧GUTSが活動している様子の写真やウルトラマンティガが怪獣と戦っている時の写真が飾られている。劇中、かつて妻と娘が居たような描写があるが、現在は1人で事務所に住み込んでいる。
- ソノカ(演:山口あゆみ)
- ヒビキ隊長の娘。とある不良グループ「ローラーキッズ」のメンバーで、リーダーのショウとは恋人のような関係になっている。自分以外のメンバー全員がある日突然真面目になったので何かあるのではと思い、ハスミの元へ捨てられていた猫の「ステラ」を伴い調査を依頼。しかし、ハスミは「まじめになったのならそっちの方がいいじゃないか」という理由で調査を中止。ソノカはステラをハスミの事務所に残し単独で調査を開始する。そして原因がD7倉庫での肝試しにあることを突き止めハスミを呼び出す。しかし、ハスミが到着する前にナルチス星人にマイナスエネルギーを吸い取られまじめな状態になる。ハスミとそこに現れたヒビキに謝辞を告げるが、ステラを避けたためにソノカの変わり方が普通ではないとハスミに発覚。その後、上記(ハスミの記事を参照)のメンバーで星人に拉致されるが救出され、事件後は元の不良に戻ったショウたちと共にバンドを結成する。
- ショウ
- ソノカの所属する不良グループ「ローラーキッズ」のリーダー。詳しくは上記。
- ミチル
- 前作にも登場したホリイの妻。旧姓は「エザキ」。前作でホリイに教えられたGUTSの印象が強烈なのか、GUTSとスーパーGUTSを何度か間違えており、その度にツグムとミライにツッコまれている。
- ツグム&ミライ
- 前作で結婚したホリイとミチルの子どもで、ツグムが長男、ミライが長女。六甲山に母のミチルと観光に来たところにジオモスが襲来。ダイナの敗北を目の当たりにする。その後、アスカが紛失したリーフラッシャーを釣り人の網を借りて回収し、ミチルの元から抜け出してKCB(TV局)のヘリに便乗して大阪城付近に現れたネオジオモスを発見。地上に降りて偶然出会ったアスカにリーフラッシャーを手渡し、追いかけてきたミチルと合流後にダイナの勝利を見届け、任務にあたっていたホリイとも大阪城大手門前にて合流した。
- ホリイの兄
- 名は不明。ミチルの義兄であり、ツグム、ミライの伯父にあたる。神戸に怪獣が襲来したことから、ミチル一家に避難するよう勧める。ミチルを「マサミに劣らぬ頑固者」と評したが、自身も結構頑固者。
- ニシオカ
- 廃品回収20年の大ベテラン。廃品回収会社で生活を営んでいるが、集めたゴミがユメノカタマリになってしまう。
- センセー
- ニシオカが回収した廃品が置いてある土地に住んでいる。彼曰く、ゴミの気持ちがわかるらしい。
- 謎の男
- 話の冒頭に街中で「怪獣ブンダーが来るぅ~」と叫んで気絶し、TPCメディカルセンターに保護される。しばらくは意識不明の状態だったが、物語終盤で目覚め「ぶ・た・い」と言う言葉を事件究明にあたっていたカリヤとマユミに伝える。
- 鳴海浩也(ナルミ・ヒロヤ)
- 現実世界を演劇空間に見立て、自作「怪獣戯曲」を完成させるために、錬金術でブンダーを生み出し、人類滅亡の大団円を実現しようとした劇作家。部下の劇団員と共に直接アスカに罠を仕掛けてダイナの出現を妨害するが、封印した結末が暴かれてダイナにブンダーが敗れた後はどこかに姿を消した。
- 神保紀子
- ナカジマの大学生時代の彼女。スーパーGUTSに宇宙人が集会を開いているという通報をし、ナカジマが出動する。最終的にゴッドジャギラに取り込まれてしまうが、ナカジマとダイナに救助される。
- ガゼル号船員
- ダイオリウスに襲撃されたガゼル号の船員。船長の朝倉、操縦士兼整備士の春川(劇中では「ハルさん」と呼ばれる)、コンピュータに詳しい真司の3名で構成される。
- 春川はダイオリウスの幼虫に襲撃され命を落とすが、船長は幼虫を1体撃退。シンジも危険を顧みず一人で、ダイオリウスに狂わされた船のコントロールを復旧させ、乗員の子ども達と共に地球に降り立った。
- 子ども達 (演:相ヶ瀬龍史、井上知香等)
- 木星衛星軌道にある宇宙ステーションで生まれ育ったため地球を自分の目で見たことが無い6人の子ども達。ガゼル号に乗船して地球に向かっていたが、ダイオリウスに襲撃される。しかし、船員やスーパーGUTS、ダイナに救助され、全員無事に地球に降り立つ。
- ハルナ
- 自分の両親を怪獣災害で亡くしているにもかかわらず、同僚を自分のせいで死なせてしまったヒビキに花を渡して勇気付けた少女(設定は『ウルトラマンティガ』第18話)。
- ダイナの時代では、彼女はある孤児施設の職員になっており、ヒビキと思わぬ再会をすることになる。
- ヒラオ・テルヒサ
- リョウの幼馴染。友達にいたずらされているところを何度もリョウに助けられた。成人した今でもニンジンが苦手。松本市(もしくはその付近の市町村)にある天文台で超新星を発見しようと日夜観測に励みながら、天文台に来る子供達に勉強を教えている。ある日、松本市の方角に隕石らしきもの(正体はモルヴァイアの元になった黒い花)が墜落していくのを発見しスーパーGUTSに連絡するが、スーパーGUTSは既にそのことを掴んでいた。その後、白い花と少女のことを再びスーパーGUTSに連絡し、花はグランドームへ輸送される。その白い花はモルヴァイアの弱点で、モルヴァイア撃退に貢献。一生のお願いとしてリョウに同窓会のホームページ作りをやらされることに。その際に出てきた一枚の写真を見て、少年時代に「もし自分が新しい星を見つけたらユミムラ(リョウの名字)と名付けたい」とリョウに約束し、口づけしたのを思い出す。そして番組終了直前に、遂に超新星を発見。
- ミドリカワ・ヒロキ
- スーパーGUTSのマイ隊員の弟。ハネジローのファン。
- 演じたのはマイを演じた山田まりやの実弟。
- ムサシ・ホウサク
- 花火会社に務める会社員。妻のヒサコと娘のナミの3人家族で、ある日、釣りの帰りにチャダビン星人に遭遇。逃げた方向に星人の宇宙船があり、機密保持のために自爆した宇宙船の爆発に巻き込まれて死亡する。その後の経緯はチャダビン星人の項を参照。
- ムサシ・ヒサコ
- ホウサクの変化には気付いていたようだが、優しく接していた。
- ムサシ・ナミ
- ホウサクとヒサコの娘。アスカとジャンケンして勝っている。
- マドカ・ヒカリ
- 火星生まれのスターチャイルド。ダイゴとレナの娘。
- 劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』やOV版『ウルトラマンティガ 古代に蘇る巨人』、劇場版『大決戦!超ウルトラ8兄弟』にも登場。
スーパーGUTS[]
Super Global Unlimited Task Squadの略称でスーパーガッツと読み、S-GUTSと表記される場合もある。宇宙開発に希望を求めてネオフロンティア計画を推進する地球平和連合TPC(Terrestrial Peaceable Consortium)に所属し、GUTSを強化・再編した特捜チームである。TPC総合本部基地は日本の中央部に位置する某山中に移され、グランドームと呼ばれるタワー型ドーム内にTPC本部やスーパーGUTSの作戦司令室など多くの機能が設置されている。普段は山中に隠されているが、緊急時には競り上がって「アタックモード」となり、カタパルトを開放して航空機を発着させる。外部からの攻撃を防ぐ時は上部円盤部分が降下して山中に潜り、臨戦態勢(ディフェンスモード)をとる。地下には避難用の巨大シェルターがあり、危険地域の住民を収容することができる。また、山麓には砲台を備えた無人防衛システムや高純度エネルギー備蓄基地などがある。
なお、給料はマツタケ一本も食べられないほど安いらしい(第6話)。
装備[]
スーパーGUTSには太陽系に進出した人類の住む世界(ネオフロンティア)の平和と安全を守る使命があり、前作『ウルトラマンティガ』に登場したGUTSとは違って最初から強力な攻撃力を与えられており、GUTS時代の兵器が登場することもある。スーパーGUTSのライドメカのデザインはアルファベットの一字をモチーフにしている。
銃器類・特殊装備[]
- ガッツアーマー
- 耐熱、耐寒、耐圧性に優れた隊員服。黒とグレーを中心とした配色で、背中には各隊員の名前(男性は姓、女性は名)がローマ字で入っている。酸素ボンベ等の追加装備の使用で宇宙服にもなる。
- W.I.T.(ウイット)
- スーパーGUTS隊員が携行する超小型コンピューターで、通信機能を持つ。
- スーパーGUTSメット
- デジタルビデオカメラや通信機が付いた特殊合金製の戦闘用ヘルメット。特殊バイザー等を付けて宇宙でも使う。
- スーパーGUTSバックル
- 薬や爆弾、酸素ボンベ等が入ったベルトのバックル。
- ガッツブラスター
- スーパーGUTS隊員が携行する万能銃。ホルスターから抜いた直後の通常時の形態は「ノーマルモード」と呼ばれる。引き金を引く時間によって発射されるレーザーも長いものとなるようで、劇場版でこの機能を見せた。敵を攻撃するためのブラスト光弾や、銃口部にアタッチメント(パラボレーザーパーツ・ナパームパーツ)を付けてレスキュー用ネットビーム等を発射する(この時の形態はそれぞれパラボレーザーモード・ナパームモードと呼ばれる)。前者は第18話にて、リョウが高所から落下したアスカと市民を救助する際に使用している。後者は劇中未使用。
- また、シリーズ後半に登場したブラックバスター隊のメンバーも配色が異なる物を携帯している。
- ブレイクシューター
- ネオブラストエネルギーの円盤型レーザーを連射するマシンガンタイプの対怪獣用大型銃。
- XX(ダブルエックス)バズーカ
- 光弾を連射する折り畳み式の大型レーザー砲。途中で発射口が2つのAタイプから1つのBタイプに改良された。
- ギャラクシースナイパー
- 4~5発ほどの光弾を発射するライフル型の銃器。第1話で、撃墜されたアスカがダランビアに使ったが、さほどダメージを与えることもできないままエネルギー切れになってしまった。
- クエストアタッシュ
- スーパーGUTSの特殊装備が入っている専用アタッシュケース。
- ネオプラスチック爆弾
- 第23話で開かない扉を破るために使用された小型爆弾。爆破方法はプラスチック爆弾と同じ。第39話で、ブラックバスター隊のフドウ・ケンジも使用した。
航空機[]
- ガッツイーグル
- 全長:24m(スペリオル時は25m) 全幅:24m 最高速度:マッハ6(スペリオル時はマッハ7で共に空中)・マッハ50(宇宙空間でのネオマキシマ始動時) 乗員:8名
- ガッツイーグルα・β・γの3機が合体した強力な主力大型戦闘機。本部基地に複数機常備されていて、他にもクリオモス島など他の基地施設にも配備されている。最大の武器はガッツイーグル3機全てのエネルギーを直結させることで連続使用が可能な強力な光線砲「トルネードサンダー」で、αの代わりにαスペリオルと合体するとトルネードサンダーは強化され、最高速度もマッハ7にアップする。イーグルスペリオル時には第37話で一度だけユメノカタマリに電磁ネットを使っているが、失敗に終わっている。イーグルスペリオルは第34話の対バゾブ戦、第37話の対ユメノカタマリ戦にのみ登場。第36話では反マキシマエネルギーを装備している。第49話の対ゼルガノイド戦ではトルネードサンダーとは少し異なる青色破壊光線を使っている。第34話では一回だけダイナ・ミラクルタイプがこのガッツイーグルと一体化してトルネードサンダーとの派生技である「ドリルスピン戦法」でバゾブを倒している。それ以外にも「マニュアルモード」に切り替えることが可能(リョウ曰く「思ったより時間がかかる」らしい)。それぞれがネオマキシマエンジンを搭載した高性能戦闘機。また、それぞれの機体が電磁ネットという敵を捕らえて動きを封じる装備があり、第15・35・48話で使用している。
- ガッツイーグルα(イーグルジェット)
- 全長:13m 全幅:8m 最高速度:マッハ7.5 乗員:2名
- ガッツイーグルの先端部分にあたる三角形の高速戦闘機で、熱線ジークを装備。シリーズ前半から中盤までアスカの搭乗が多かった。下方には、ガッツウイング1号と同様に様々なオプションパーツを装備可能。
- ガッツイーグルβ(イーグルウイング)
- 全長:6m 全幅:24m 最高速度:マッハ5.5 乗員:4名
- ガッツイーグルの中央部分。作戦指令機である為、ヒビキやコウダの搭乗が非常に多い。稀にナカジマも搭乗することもあるが、第35話ではリョウが一回搭乗してジオモスと戦っている。両翼に強力な熱線ボルキャノンと爆撃兵器、機首部にもレーザー砲を装備している。
- ガッツイーグルγ(イーグルガイ)
- 全長:13m 全幅:10m 最高速度:マッハ6.5 乗員:2名
- ガッツイーグルの後尾部分。2人乗りで、通常の熱線の他に強力なビーム砲(ガイナー)を先端に備えているが、トルネードサンダーに劣る為多用しない。主にリョウが搭乗することが多く、第35話ではアスカが搭乗してジオモスと戦っている。他にも追尾ミサイルやアンチプラズマ弾を武装している。第41話では2機同時に、第42話のアスカの夢の中で4機同時に登場している。
- ガッツイーグルαスペリオル
- 全長:14m 全幅:9m 最高速度:マッハ11 乗員:2名
- 市街戦に対応し、ガッツイーグルαの武器の命中精度を高めた強化改良型。通称は「スペリオル」。武器はネオジークと機体下部に装備されている大型砲スパークボンバー(劇中では未使用)。第44話では機首部からネオジークを発射していた。ガッツイーグルαの代わりにガッツイーグルに合体可能〈ガッツイーグルスペリオル〉。また、改良に伴い外見も様変わりした。第33話で初登場。持ち前の命中精度でメノーファの小さな弱点を見事に撃ち抜いた。尚、第35話では旧GUTS隊員のシンジョウが操縦し、ジオモスと戦った。アスカがよく搭乗する。
- 本作から20年後の続編となるOVA作品『ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人』では訓練機として使用されており、同作の主人公であるネオスーパーGUTSの訓練生のマドカ・ツバサが操縦していた。
- コネリー07(ゼロセブン)
- 全長:10m 全幅:15m 最高速度:マッハ1 乗員:2名
- 乱気流の中やビルとビルの間でも活動可能なホバー噴射式の特殊捜索救助艇。主に運搬や偵察に使われる。TPC隊員にも配備されており、こちらはS-GUTSのものとは異なる塗装がされている。瞬間消火弾(ダルトンボム)や威嚇用のレーザー砲(ムーアキャノン)を装備しているが、ガッツイーグルのものと比べると威力が抑えてある。
- 放送当時に発売された玩具ではガッツイーグルα・βと合体可能になっていたが、本編では合体していない。
- プラズマ百式
- ネオマキシマ航法の次世代航法ゼロドライブ航法(宇宙を「秒速30万km=光の速さ」で飛ぶ)の実験機。かつてアスカ・カズマがパイロットとして乗っていた。カズマと共に行方知れずになっていたが、冥王星付近で機体のみが発見された。ゼロドライブ計画復活のためアスカがテストパイロットとして搭乗した。あくまでも実験機だがファイナルメガランチャーを搭載することができ、地球に迫る彗星を太陽系の外で破壊した。ガッツイーグルと違って安全装置の類がない。アスカが搭乗した際のテスト成功によりゼロドライブ計画は飛躍的に進展した。
- スノーホワイト改
- 前作に登場したスノーホワイトの改良機で、プラズマ百式の飛行実験のサポート機。最高速度や武装の有無は不明。
- ガッツシャドー
- ゴンドウ参謀が組織したブラックバスターの隊員が乗るガッツウイング1号の改良型戦闘機で、ステルス機能や迷彩機能、電磁ネット等を装備し、ガッツイーグル以上の戦闘能力を持つ。最高速度は不明だが、ネオマキシマ航法を使える。武器は偏曲マキシマビームで、その威力はクローン怪獣程度なら一発で倒すほど強力。ナカジマ曰く「型は旧式でも性能は最新」とのこと。通称「見えない戦闘機」。
- 第49話でゼルガノイド迎撃に出撃した際に全機撃墜され損失。唯一無事だった最後の一機もサエキ・レイカからリョウに託されたが、ガニメデでネオガイガレードに素手で掴まれたダメージからか飛行不能になったようで、パイロットのリョウのみダイナに救出された。
- パッションレッド
- TPC南アメリカ支部の戦闘機。最初の登場はデキサドル追跡時で、2機出撃したが双方撃墜された。その後人工太陽試験機NSPカンパネラ撃墜のため一個小隊が8機出撃したが、レイキュバスによって全機撃墜された。
- グリーンホーネット
- TPC極東支部の警務局が使用するヘリコプター。登場した機体のコードナンバーは「TPC03」で、地球に墜落した未確認飛行物体(クレア星雲人シオンの円盤)を発見し、回収班に連絡した。
車両・その他[]
- ゼレット
- 全長:4.6m 最高時速:850km以上 乗員:4名
- 主にパトロールに使われるスポーツカータイプの車輌。武器は車体上部のゼラリアン砲で、バリアも搭載する。ベース車両はホンダ・プレリュード。第19話ではアンチプラズマ弾を使っている。
- ボッパー
- 全長:4.8m 最高時速:600km以上 乗員:6名
- 4WDタイプの特殊車輌。ゼレットより速度は劣るが、強固なボディで戦闘にも耐えうる。バウンティ砲を搭載。どんな荒地でも走行が可能。ベース車両はホンダ・CR-V。
- ガッツディグ
- 全長:11m 最高時速:250km 乗員:4名
- ナカジマが開発した月面でも活動できる4人乗りの地底攻撃用タンク。巨大ドリル(スピンドラー)であらゆる岩盤を粉砕して進む。武器はスピンドリラーから放つビームのアトミックサンダー。ガッツイーグルα・βと合体可能。第21話でソドム襲来の際にも使用が検討されたが、高熱で格納庫のハッチが動かなくなっていた上に、本機もボンネットで目玉焼きが焼けるほど高温化していたため使用不可と判断された。目的地まではガッツマリンと同様ガッツイーグルα号、β号に空輸される。第43話ではコンテナに格納された状態でコネリー07に空輸されている。
- 設定上においては機体の先端部分を後部手前に折り畳んだ状態の「Zモード」と呼ばれる形態に変形出来るともされるが、劇中未使用。
- ガッツマリン
- 全長:34m 最高速度:100ノット(水上・水中どちらの速度なのかは不明) 乗員:4名
- 水中の探査などに使われる青い潜航艇。武器はハイパワーブルーレーザーと水中ミサイル(ブレイクシャーク)で、誘導ミサイルには人が乗れる程度のスペースがあり、第26話ではマイが搭乗。ガッツイーグルα・βと合体可能。耐圧シールドを装備しているため、かなりの深海まで潜る事が可能。また、必要に応じて船体左右にあるマニピュレーターも使えるとされる(劇中未使用)。目的地まではガッツディグと同様ガッツイーグルα号、β号に空輸される。
- クラーコフNF-3000
- 空・陸・海・宇宙の全てに対応するネオフロンティア計画の象徴とも言うべき大型移動基地。第6話で初登場。4本の脚(セクト)を伸ばして飛び、折り畳んで基地になる。緊急時には臨時の司令本部として使われ、ネオマキシマ砲を装備できる。第25話でスヒュームに機能を乗っ取られて南極の海底に沈んだり、第35話では機体の一部がスフィアに取り付かれて怪獣化したり、第44話にはグライキスに深手を負わされてる。第42話のアスカの夢の中では複数建造されており、3隻登場した。ネオマキシマ砲以外にはギューベルン砲という熱線や、迎撃ビーム砲と呼ばれる通常のレーザーや追尾式ミサイルで武装している[6]。また、誘導電波で人工太陽試験機NSPカンパネラをコントロールすることも可能。
- テライ式熱線砲車
- 荷台の熱線砲から怪獣を焼き尽くすほどの高熱線を放つ。
- レーザーワイヤー
- ワイヤー状のレーザーを発射し、目標を捕まえて動きを封じる装備。対グロッシーナ戦で2基使い、リョウ、ナカジマ、TPC一般隊員1人ずつの合計4名で操作した。一度は動きを封じることに成功したが引き千切られてしまい、グロッシーナの光弾で破壊された。
- ファイナルメガランチャー
- 第29・34・50話に登場したミサイル兵器。プラズマ百式やコスモアタッカーなどに搭載することもできる。凄まじい力を持ち、第29話では地球に飛来する小惑星をたった一撃で破壊した。第34・50話では、名前が語られたのみで使用されてはいない。
- ガッツスコーピオン
- 地上用装甲車。荷台にある熱線砲から「ハードスティンガー」と呼ばれる高熱線を放つ。
- 追従式ネオドリルビーム
- 地上に設置して、地底に潜っている目標を攻撃することができる大口径レーザー兵器。ゴルザIIに使ってダメージを与えたが倒すには至らず、地割れに巻き込まれてしまった。
- 電脳巨艦プロメテウス
- 全長:154m 全幅:72m 重量:1920t 最高速度:マッハ3.3
- 地球防衛の要としてキサラギによって開発された巨大戦艦。優秀な戦士の思考をインプットする機能を持ち、無人航行が可能で、宇宙ではネオマキシマ航法で航行する。武装は、艦体各所に備わった機関砲と機首下部の最大の兵器・ネオマキシマ砲。モネラ星人に奪われ、デスフェイサーに変形してしまった。
- マウンテンガリバー5号
- 人造ウルトラマン・テラノイド
キャスト[]
レギュラー・準レギュラー[]
- アスカ・シン / ウルトラマンダイナ:つるの剛士
- ヒビキ・ゴウスケ:木之元亮
- コウダ・トシユキ:布川敏和
- ユミムラ・リョウ:斉藤りさ
- カリヤ・コウヘイ:加瀬尊朗
- ナカジマ・ツトム:小野寺丈
- ミドリカワ・マイ:山田まりや
- フカミ・コウキ:天田俊明
- ミヤタ・セイジ:円谷浩
- ゴンドウ・キハチ:亀山忍
- シイナ・サエコ:前沢保美
- アスカ・カズマ:隆大介
- ナレーション:真地勇志
ゲスト[]
- ヒムロ・ユウサク:松下一矢(5)
- ダイス星人:森聖二(7)
- 吉村由香(ヨシムラ・ユカ):山下未来(7)
- 乙吉老人:柳谷寛(8)
- ムスタファ・アリ:マジド・シャイエステ(8)
- 老紳士:村上冬樹(12)
- アオキ・ハルチカ:青木治親(19)
- 岸悟 / ラセスタ星人:崎本大海(20)
- 綾野塔子:片桐はいり(22)
- センセー:寺田農(37)
- 謎の男:堀内正美(38)
- 鳴海浩也(ナルミ・ヒロヤ):清水紘治(38)
- マーク浅川:マイケル富岡(44)
- ユミムラ・リョウ(幼少時):喜多村英梨(46)
- ムサシ・ホウサク:赤井英和(48)
- ムサシ・ヒサコ:いとうまい子(48)
- サエキ・レイカ:水島かおり(49、50)
スタッフ[]
- 制作:円谷一夫
- 監修:高野宏一
- 企画:笈田雅人、丸谷嘉彦、大野実
- プロデューサー:小山信行、諸冨洋史、位下博一
- サブプロデューサー:渋谷浩康、竹田青滋(クレジットなし)
- 監督:小中和哉、石井てるよし、原田昌樹、村石宏實、北浦嗣巳、小林義明、児玉高志、川崎郷太、服部光則、実相寺昭雄、高野敏幸
- 特技監督:大岡新一、佐川和夫、北浦嗣己、村石宏實、満留浩昌、原田昌樹、服部光則、川崎郷太、高野敏幸
- 脚本:長谷川圭一、吉田伸、右田昌万、古怒田健志、武上純希、川上英幸、太田愛、大西信介、増田貴彦、村井さだゆき、六本木学、川崎郷太、上原正三
- シリーズ構成:江藤直行
- ヒーロー&怪獣キャラクターデザイン:丸山浩
- メカニカル&アイテムデザイン:プレックス
- 美術監督:内田哲也、寺井雄二
- 造形:開米プロ
- 音楽:矢野立美
- スーツアクター:権藤俊輔、中村浩二、清水一彦、三村幸司
主題歌[]
オープニングテーマ[]
- 『ウルトラマンダイナ』
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- 作詞:松井五郎 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:矢野立美 / 歌:前田達也
エンディングテーマ[]
- 『君だけを守りたい』(第1‐26、35、50話)
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- 作詞・作曲:高見沢俊彦 / 編曲:井上鑑 / 歌:中島文明
- 劇中では「世間によく知られている歌」という設定で、第25話と第26話では様々なシーンで登場人物によって歌われている。
- THE ALFEEのアルバム『Nouvelle Vague』には、セルフカバーの『SAVE YOUR HEART〜君だけを守りたい』が収録されている。
- つるの剛士のカバーアルバム『つるのおと』には、つるの本人によるこの曲のカバーが収録されている。
- 同カバー曲は大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIEの予告CMのアスカ編にTV放映版限定で流された。
- 『ULTRA HIGH』(第27‐34、37‐49、51話)
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- 作詞・作曲・編曲・歌:LAZY
- 『Brave Love, TIGA (Instrumental Version)』(第36話)
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- 作曲:バーベQ和佐田 / 編曲:福田裕彦
- 前作のエンディングテーマのカラオケにメロディパートの演奏を被せたもの。
挿入歌、イメージソング[]
- 『Take off!! スーパーGUTS』(第1話ほかで使用)
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- 作詞:青木久美子 / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:ナイトスキャッツ(ピーカブー、若子内悦郎、MoJo)
- 『ウルトラマン80』以来となる、ワンダバコーラスを採用した楽曲。イントロ部分には『帰ってきたウルトラマン』のファンファーレと全く同じ旋律が使用されている。劇中では原則としてインストゥルメンタル版が使われているが、インスト版はコーラスも含めたすべてのボーカルが削除されているため、コーラスの部分のみ元の形に差し替えた形で使われることが多かった。なお、『帰ってきたハネジロー』では歌入りバージョンが使用されている。
- 『LOVE & PEACE』
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- 作詞・作曲:中島文明 / 編曲:中島文明&祐天寺浩美 / 歌:Fumiaki Nakajima with Sara&Rei
- 『ミラクルの風になれ』(第9話で使用)
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- 作詞:松井五郎 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:タダミツヒロ / 歌:宮下文一
- 『ダイナの赤い輝きに』(第24話で使用)
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- 作詞:松井五郎 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:佐橋俊彦 / 歌:石原慎一
- 『いまこそフラッシュ』(第35話で使用)
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- 作詞:松井五郎 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:矢野立美 / 歌:前田達也
放映リスト[]
※登場怪獣の詳細についてはウルトラマンダイナの登場怪獣を参照
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪獣・宇宙人 | スタッフ |
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1997年9月6日 | 1 | 新たなる光(前編) | 宇宙球体 スフィア 合成獣 ダランビア 超合成獣 ネオダランビア |
監督-小中和哉 特技監督-大岡新一 脚本-長谷川圭一 |
1997年9月13日 | 2 | 新たなる光(後編) | 超合成獣 ネオダランビア 宇宙球体 スフィア 溶岩合成獣 グラレーン | |
1997年9月20日 | 3 | 目覚めよアスカ | 再生怪獣 グロッシーナ 宇宙寄生獣 サイクロメトラ |
監督-石井てるよし 特技監督-佐川和夫 脚本-吉田伸 |
1997年9月27日 | 4 | 決戦! 地中都市 | 肉食地底怪獣 ダイゲルン | 監督-石井てるよし 特技監督-佐川和夫 脚本-右田昌万 |
1997年10月4日 | 5 | ウイニングショット | 変異昆虫 シルドロン | 監督-原田昌樹 特技監督-北浦嗣巳 脚本-古怒田健志 |
1997年10月11日 | 6 | 地上最大の怪獣 | 菌糸怪獣 フォーガス | 監督-原田昌樹 特技監督-北浦嗣巳 脚本-武上純希 |
1997年10月18日 | 7 | 箱の中のともだち | 凶悪怪獣 ギャビッシュ 特別捜査官 ダイス星人 |
監督-村石宏實 特技監督-村石宏實、満留浩昌 脚本-川上英幸 |
1997年10月25日 | 8 | 遥かなるバオーン | 催眠怪獣 バオーン | 監督・特技監督-村石宏實 脚本-太田愛 |
1997年11月1日 | 9 | 二千匹の襲撃 | 吸電怪獣 ギアクーダ | 監督-石井てるよし 特技監督-佐川和夫 脚本-長谷川圭一 |
1997年11月8日 | 10 | 禁断の地上絵 | 高速怪獣 デキサドル 念力種族 ゼネキンダール人 |
監督-石井てるよし 特技監督-佐川和夫 脚本-右田昌万 |
1997年11月15日 | 11 | 幻の遊星 | 破壊獣 モンスアーガー 迷子珍獣 ハネジロー |
監督・特技監督-原田昌樹 脚本-川上英幸 |
1997年11月22日 | 12 | 怪盗ヒマラ | 怪盗宇宙人 ヒマラ | 監督・特技監督-原田昌樹 脚本-太田愛 |
1997年11月29日 | 13 | 怪獣工場 | 三面ロボ頭獣 ガラオン 知略宇宙人 ミジー星人(ミジー・ドルチェンコ&ミジー・ウドチェンコ&ミジー・カマチェンコ) |
監督・特技監督-北浦嗣巳 脚本-川上英幸 |
1997年12月6日 | 14 | 月に眠る覇王 | 宇宙帝王ヌアザ星人 イシリス | 監督・特技監督-北浦嗣巳 脚本-古怒田健志 |
1997年12月13日 | 15 | 優しい標的 | 尖兵怪獣 ギャンザー 諜報宇宙人 クレア星雲人シオン |
監督・特技監督-村石宏實 脚本-長谷川圭一 |
1997年12月20日 | 16 | 激闘! 怪獣島 | ハイパークローン怪獣 ネオザルス 剛力怪獣 クローンシルバゴン 変異昆虫 クローンシルドロン |
監督・特技監督-村石宏實 脚本-川上英幸 |
1997年12月27日 | 17 | 幽霊宇宙船 | 幽霊船怪獣 ゾンバイユ ゾンビ怪人 シルバック星人 |
監督-石井てるよし 特技監督-佐川和夫 脚本-右田昌万 |
1998年1月10日 | 18 | 闇を呼ぶ少女たち | 大魔獣 ビシュメル | 監督-石井てるよし 特技監督-佐川和夫 脚本-長谷川圭一 |
1998年1月17日 | 19 | 夢幻の鳥 | 凶獣 姑獲鳥(こかくちょう) | 監督・特技監督-原田昌樹 脚本-武上純希 |
1998年1月24日 | 20 | 少年宇宙人 | 瑠璃色宇宙人 ラセスタ星人 | 監督・特技監督-原田昌樹 脚本-太田愛 |
1998年1月31日 | 21 | 発熱怪獣3000度 | 超高熱怪獣 ソドム | 監督・特技監督-北浦嗣巳 脚本-古怒田健志 |
1998年2月7日 | 22 | ツクヨの兵士 | 妖獣 モズイ | 監督・特技監督-北浦嗣巳 脚本-太田愛 |
1998年2月14日 | 23 | 夢のとりで | 深海竜 ディプラス | 監督-小林義明 特技監督-佐川和夫 脚本-大西信介 |
1998年2月21日 | 24 | 湖の吸血鬼 | 吸血生命体 マリキュラ 吸血生命体 小型マリキュラ |
監督-小林義明 特技監督-佐川和夫 脚本-川上英幸 |
1998年2月28日 | 25 | 移動要塞(クラーコフ)浮上せず! (前編) |
宇宙海獣 レイキュバス 半魚人兵士 ディゴン 水棲生命体 スヒューム |
監督・特技監督-村石宏實 脚本-長谷川圭一 |
1998年3月7日 | 26 | 移動要塞(クラーコフ)浮上せず! (後編) | ||
1998年3月14日 | 27 | 怪獣ゲーム | スーパー必殺怪獣 デマゴーグ 双体宇宙人 チェーン星人(レフト、ライト) 改造怪獣 グロッシーナII |
監督-児玉高志 特技監督-佐川和夫 脚本-吉田伸 |
1998年3月21日 | 28 | 猿人の森 | 巨大猿人 ギガンテス(雄・雌) | 監督-児玉高志 特技監督-佐川和夫 脚本-武上純希 |
1998年3月28日 | 29 | 運命の光の中で | 彗星怪獣 ガイガレード | 監督・特技監督-北浦嗣巳 脚本-吉田伸 |
1998年4月4日 | 30 | 侵略の脚本(シナリオ) | 三面ロボ頭獣 ガラオン 知略宇宙人 ミジー星人(ミジーウドルチェンコ&ミジー・ウドチェンコ&ミジー・カマチェンコ) 特殊戦闘用メカニックモンスター コガラオン |
監督・特技監督-北浦嗣巳 脚本-川上英幸 |
1998年4月11日 | 31 | 死闘! ダイナVSダイナ | ニセウルトラマンダイナ 宇宙格闘士 グレゴール人 破壊獣 モンスアーガーII |
監督・特技監督-原田昌樹 脚本-増田貴彦 |
1998年4月18日 | 32 | 歌う探査ロボット | モンスターマシン サタンラブモス アイドルロボット ラブモス(TM-39) |
監督・特技監督-原田昌樹 脚本-右田昌万 |
1998年4月25日 | 33 | 平和の星 | 生物兵器 メノーファ 超悪質宇宙人 ナルチス星人 |
監督-小中和哉 特技監督-佐川和夫 脚本-長谷川圭一 |
1998年5月2日 | 34 | 決断の時 | 宇宙スパーク大怪獣 バゾブ | 監督-小中和哉 特技監督-佐川和夫 脚本-吉田伸 |
1998年5月9日 | 35 | 滅びの微笑(前編) | 宇宙球体 スフィア 宇宙合成獣 ジオモス |
監督・特技監督-村石宏實 脚本-長谷川圭一 |
1998年5月16日 | 36 | 滅びの微笑(後編) | 宇宙合成獣 ジオモス 超宇宙合成獣 ネオジオモス | |
1998年5月23日 | 37 | ユメノカタマリ | ゴミ塊物 ユメノカタマリ | 監督・特技監督-服部光則 脚本-村井さだゆき |
1998年5月30日 | 38 | 怪獣戯曲 | バロック怪獣 ブンダー | 監督-実相寺昭雄 特技監督-佐川和夫 脚本-村井さだゆき |
1998年6月6日 | 39 | 青春の光と影 | 肉食地底怪獣 クローンダイゲルン 異形進化兵 ゾンボーグ兵 超異形進化怪獣 ゾンボーグ |
監督-児玉高志 特技監督-佐川和夫 脚本-吉田伸 |
1998年6月13日 | 40 | ジャギラの樹 | 宇宙魔樹 ゴッドジャギラ ジャギラ星人 宇宙植物 ジャギラの樹 |
監督-児玉高志 特技監督-佐川和夫 脚本-六本木学 |
1998年6月20日 | 41 | ぼくたちの地球が見たい | 宇宙大昆虫 ダイオリウス(成虫&幼虫) | 監督・特技監督-川崎郷太 脚本-太田愛 |
1998年6月27日 | 42 | うたかたの空夢 | 悪質宇宙人 レギュラン星人ヅウォーカァ将軍 マウンテンガリバー5号(MG-5) |
監督・特技監督・脚本-川崎郷太 |
1998年7月4日 | 43 | あしなが隊長 | 超古代怪獣 ゴルザII | 監督-村石宏實 特技監督-満留浩昌、村石宏實 脚本-右田昌万 原案-満留浩昌 |
1998年7月11日 | 44 | 金星の雪 | 灼熱合成獣 グライキス 宇宙球体 スフィア |
監督-村石宏實 特技監督-満留浩昌、村石宏實 脚本-長谷川圭一 |
1998年7月18日 | 45 | チュラサの涙 | 宇宙超獣 トロンガー ギガール星・女戦士 チュラサ |
監督・特技監督-高野敏幸 脚本-上原正三 |
1998年7月25日 | 46 | 君を想う力 | 恐怖エネルギー魔体 モルヴァイア 幻影怪獣軍団 黒い宇宙植物 |
監督・特技監督-原田昌樹 脚本-右田昌万 原案-円谷一夫 |
1998年8月1日 | 47 | さらばハネジロー | 魔石超人 デビルファビラス 放浪宇宙人 ファビラス星人(A&B) |
監督・特技監督-原田昌樹 脚本-川上英幸 |
1998年8月8日 | 48 | ンダモシテX | 地底怪獣 モゲドン 変心宇宙人 チャダビン星人 |
監督・特技監督-北浦嗣巳 脚本-右田昌万、武上純希 原案-京本政樹 |
1998年8月15日 | 49 | 最終章I 新たなる影 | 宇宙球体 スフィア 超合成獣ネオダランビアII 人造ウルトラマン テラノイド 超合成獣人 ゼルガノイド |
監督-小中和哉 特技監督-大岡新一 脚本-長谷川圭一 |
1998年8月22日 | 50 | 最終章II 太陽系消滅 | 超合成獣 ネオガイガレード 暗黒惑星 グランスフィア | |
1998年8月29日 | 51 | 最終章III 明日へ… |
1月3日は正月特番の為、休止。
他ウルトラシリーズへの出演[]
- 『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』
- 赤い球の力で召喚され、キングオブモンス、バジリス、スキューラに苦戦するガイアに加勢した。アスカは未登場だが声の出演はつるの本人であり、ダイナもTVシリーズのアスカが変身したものとされている[7]。
- 『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』
- TPCの一般職員としてアスカが登場。火星へと旅立つダイゴ達に一礼して彼らを見送った。ダイナ本編から4年前の出来事であるためダイナは未登場。巨人同士の戦闘シーンではダイナに似た巨人が登場しており、これらはダイナの各タイプのスーツに装飾を付けて改造したもの。
- 『新世紀ウルトラマン伝説』
- 他のウルトラ戦士と共に天空魔と戦った。
- 『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』
- ウルトラマンキングの誕生日を他のウルトラ戦士と共に祝福する。
- 『大決戦!超ウルトラ8兄弟』
- アスカ(ダイナ)とリョウが登場。本編と同一人物ではなく、パラレルワールドのアスカがTVシリーズの世界の自分と同調することにより変身能力を得た。
- 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』
- アスカ(ダイナ)が登場。前作とは異なりアスカはTVシリーズと同一人物であり、ダイナ視点での本作の時系列は最終回後となる。
映像ソフト化 []
- 1999年10月25日~2000年1月25日にDVDが発売。全13巻で12巻までは各4話、13巻のみ3話収録。1~4、5~7、8~10、 11~13巻は同時発売。
- 同年1月25日に49話~51話の未公開シーンを加えた「ウルトラマンダイナ SPECIAL」が発売。
- 2007年6月22日発売の「ウルトラマンダイナ メモリアルボックス」にテレビシリーズ全話と上記のSPECIAL版が収録されている。
小説版[]
- 小説・ウルトラマンダイナ 平和の星・ジ・アザー
- 長谷川圭一著。2000年にオークラ出版より刊行された。内容は本編33話「平和の星」をアレンジしたもの。
脚注[]
- ↑ 7年後と記載された書籍も存在するが、こちらは後述するように最終回からの経過年数であり、『ティガ』本編より2年後の設定の『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』では『ダイナ』本編で18歳のマイが中学一年生として登場している。
- ↑ プロデューサーによると、『ウルトラマンティガ』が『ウルトラセブン』のような作風だったが、本作は『ウルトラマン』のような作風を目指したという。
- ↑ 「ウルトラマン オフィシャルデータファイル」より。
- ↑ マイ役の山田まりやとアスカ役のつるの剛士は、番組の放映時にプライベートで交際していたが、後に破局。2人とも別の人物と結婚している。
- ↑ 劇場版でもイルマとレナの会話で名前が登場し、イルマの部屋に飾られている『ティガ』TVシリーズ最終話のガタノゾーアとの戦い後に撮られた写真で姿が確認できる。
- ↑ 『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』で、ヤオ博士がアートデッセイ出撃時に「開発中の宇宙型新造艦に比べれば見劣りはするがまだ十分に戦えるはず」と話しているが、この新型艦とはクラーコフNF-3000を指している。
- ↑ 朝日ソノラマ『ファンタスティックコレクション 空想特撮映像のすばらしき世界 -ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ・ウルトラマンガイア-』TPC年代史より。
関連項目[]
外部リンク[]
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