『ウルトラマンタロウ』は、1973年4月6日から1974年4月5日までTBS系で毎週金曜日19:00 - 19:30に全53話が放送された円谷プロダクションが製作した特撮テレビ番組と、同作品に登場するヒーローの名前である。
なおタイトルロゴは「ウルトラマンT」であり、「T」にタロウの振り仮名がある。
作品概要[]
ウルトラシリーズ第6作(ウルトラマンシリーズとしては第5作)にして、『帰ってきたウルトラマン』や『ウルトラマンA』に続く第2期ウルトラシリーズ第3作目。『ファイヤーマン』や『ジャンボーグA』と並び、「円谷プロ創立10周年記念番組」として制作された。なお、番組名のロゴが『ウルトラマンT(“T”に“タロウ”とルビふり)』と描かれているため、略称で「T」と呼称されることもある。
本作の大きな特徴として、それまでは神秘の象徴として描かれることの多かったウルトラマン像に、親しみやすいイメージを付加していることが挙げられる。その最たる例が、主人公の“タロウ”というネーミングである。企画当初、主人公の名称には「ウルトラマンスター」などが挙がっていた。その後「ウルトラマンジャック」が有力な候補となったが、「ジャック」が当時大きな問題となっていたハイジャックを連想させることから取りやめとなり、「ジャック」が西洋のおとぎ話の主人公の名前としてよく使われる名前だったことから、それに対応する日本の名称として「○○太郎」から「タロウ」と名付けられたという[1]。
それまでのウルトラシリーズに比べ、同じ円谷作品の『快獣ブースカ』で見られたようなおとぎ話や寓話などを題材としたストーリーが多く見られる。また、本作ではウルトラの母の存在が初めて明らかにされ、「ウルトラ兄弟」の概念に加えて文字通り「ウルトラファミリー」の構想を付加し、ホームドラマ的な作風が濃くなっている。他のウルトラファミリーの客演が多いことや、主題歌がそのまま特撮場面の挿入歌となっている点(番組後半ではエレクトーン演奏を用いた主題歌のインストゥルメンタル版が使われていた)なども特徴である[2]。一方、特撮作品としての本分もおざなりにされているわけではなく、躍動感のある戦闘アクションや、当時としては精巧に制作された秘密基地、戦闘機などの各種プロップやミニチュアセット、光線技に見られる光学合成などは、円熟された特撮の妙味を醸し出している。
放送話数が全53話と、昭和ウルトラシリーズのなかでは最多である(平成ウルトラシリーズを含めると『ウルトラマンコスモス』が最多)。また、第2期ウルトラシリーズのなかで本作のみ4月に放送終了している。この理由には「次作『ウルトラマンレオ』の制作が遅れたために1話撮り増した」「4月から放送開始する他の特撮ヒーロー番組と競合する編成を避けるためだった」という2説が存在する(後者はジェネオンエンタテイメントの「ウルトラマンタロウ1973」より)。
そのほか、主要キャストの交代や降板などが多かった。例を挙げると次の通りである。
- 1.ヒロインの白鳥さおりをあさかまゆみが演じたが、第16話で降板し、第20話から小野恵子に交代。
- 2.西田隊員が第8話で宇宙ステーションV9へ転任し、その後任として上野隊員が登場したが、彼も第35話を最後に姿を消す。
- 3.朝日奈隊長が第1~8話、第10話、第35話、第51話、第53話(最終回)の計12回しか登場していない。
- 4.荒垣副隊長が第51話で宇宙ステーションへ転任し、二谷新副隊長が参入した。
その理由は以下の通り。
- 1.あさかが当時の事務所との契約で13本演じることになっていたため(実際は16本)。
- 2.西田隊員役の三ツ木清隆も、上野隊員役の西島明彦も、それぞれ別のドラマに出演することになったため。
- 3.演じた名古屋章が多忙だったため。
- 4.荒垣副隊長を演じた東野孝彦が怪我のため。第49話や第50話でのアフレコにも参加しておらず、代わりに沢りつおが担当した。
それまでのシリーズでは、オープニング映像にキャラクターのシルエット映像を使っていたが、本作はZATのメカニックを紹介する映像(主にそれぞれが格納庫から現れて基地から発進する様子)を使っている。この「防衛チームのメカニック紹介」パターンは、次作『ウルトラマンレオ』でも用いられ、以後のウルトラマンシリーズでは、前述の「シルエット映像」パターンと同様にオープニング映像の基本的様式として踏襲されている。
本作では、ウルトラマンシリーズ共通のテーマである「地球は人間の手で守る」が他作品よりも強調されており、レギュラー・ゲスト、大人・子ども関係なしに、登場人物が生身で怪獣に立ち向かう描写が多く見られる。最終回でも主人公・東光太郎がウルトラマンタロウに変身することなくバルキー星人を倒している[3]。また、昭和ウルトラマンシリーズのなかで本作と『ウルトラマンレオ』は、最終回でウルトラマンが地球を去るシーンが存在しない[4]。
玩具展開的に見ると、前年に放映された『ウルトラマンA』や『ミラーマン』でブルマァクから発売された怪獣ソフトビニール人形が不振だったため、本作の怪獣は殆ど商品化されていない。しかし『ウルトラマンA』のタックファルコンや『ミラーマン』のジャンボフェニックスなどのメカ類は好調だったため、本作はメカ類を売り出すことに注力しており、前述のようなオープニングになった。さらにオープニングのみの登場メカ、本編に未登場のメカなども商品化され、どれも子ども受けする派手なデザインとなっていた。
また「ウルトラ兄弟セット」「ウルトラファミリーセット」などの形式で、過去のウルトラマンソフトビニール人形がセット売りされるようにもなる。
こうしたヒーローや防衛隊メカ重視の潮流のなかで、怪獣たちはヒーローの引き立て役になり、急速に存在感を失った。ただし商品化を前提としないため、『帰ってきたウルトラマン』の初期のように売れる怪獣をデザインするという縛りから解放され、自由なデザインの怪獣が生まれるようになった。
構成[]
基本的には、怪獣との戦いで瀕死の重傷を負った[5]主人公・東光太郎がウルトラの母からウルトラの命を授けられて復活し、ウルトラマンタロウとなって地球を守り抜いていく様を描いている。第8話以降、小学生の子ども(東光太郎を兄のように慕う白鳥健一少年の友達や同級生)の抱えるエピソードに、奇怪な事件およびその主犯となる怪獣とZATの闘いが交差したものが多くなっていき、ZATの事件解決に終始している作品は殆どない(終盤では、東光太郎や他の隊員たちはBパートに入ってから出番が増える回が存在する)。これは第2期ウルトラシリーズの特徴といえるが、本作で最も顕著に表れている。
怪獣[]
シリーズ序盤は敵は怪獣のみで、本作の怪獣は前作『ウルトラマンA』の「超獣(怪獣を超える存在)」の設定を覆し、「超獣を超える怪獣」であると設定されていた。第1話では超獣オイルドリンカーが怪獣アストロモンスに簡単に捕食される場面があり、この「超獣よりもさらに強い怪獣」をアピールしていた。また、実在の生物をモチーフとした怪獣が多いのも初期の特色である。
その後、第27話でのメフィラス星人の登場を皮切りに宇宙人も多く登場するようになり、終盤では独特で奇抜な怪獣が多く登場するようになった。なお、タロウやZATが怪獣、とりわけ人類と対立する意思を持たないものの生存権を尊重する描写も多く、回が進むごとに顕著になっている[6]。
作品の評価・議論[]
現在に至るまで、本作の作風の是非はしばしば論議の題材とされている。本作ではそれまでのウルトラシリーズの比較的シリアスなドラマから一転、子どもに親しみやすいストーリーが多くなっている。
その影響で、70年代末から出版されたマニア層向けのムック本などでは、本作を含む第2期ウルトラシリーズについて辛い評価を下しているものが多かったが、80年代以降の書籍類では第2期シリーズを原体験とする年齢層によって、第2期シリーズを肯定的に評価する文章も多くなっている。
番組の実績として、変身ヒーローブームからロボットアニメブームへと移行していくなかで平均視聴率18%を維持しており(前作『ウルトラマンA』の平均視聴率18.6%よりは低下した事実は否めないが)、他の第2期ウルトラシリーズとは異なり路線変更が行われなかった[7]。
物語[]
物語は、世界中を旅して回っていた主人公・東光太郎(ひがし こうたろう)が、ボクサーを目指して日本に帰国した[8]ところから幕を開ける。
港を襲った超獣オイルドリンカーを追い払うことに成功した光太郎だったが、彼の持ち帰ったチグリスフラワーの球根から怪獣アストロモンスが誕生する。亡き母と瓜二つの緑のおばさん(ウルトラの母の変身体)の激励を受けて宇宙科学警備隊ZATへ入隊した光太郎は、小型戦闘機スーパースワローに搭乗してアストロモンスに勇敢に立ち向かうが、アストロモンスの攻撃を受けて爆発の炎に包まれてしまった。
死線を彷徨う[5]光太郎の前にウルトラ5兄弟が現れると、その身体をウルトラの国へと運んだ。そして、そこでウルトラの母が光太郎にウルトラの命を授けたことで、ウルトラ6番目の弟・ウルトラマンタロウが誕生した。
新たな存在に生まれ変わって地球へ帰還した東光太郎は、同居している白鳥姉弟やZATの仲間達との絆に支えられながら、ウルトラマンタロウとして、ZAT隊員として地球を守り抜いていく。
主な登場人物[]
ウルトラマン[]
- 東光太郎(ひがし こうたろう) / ウルトラマンタロウ
- 本作の主人公。
- 白鳥船長のタンカーに便乗して世界中を放浪しながらボクシングの修行を積んでいた[8]、22歳の明るく活発な好青年。
- ボクサーを目指して日本に帰国するが、自身が持ち帰ったチグリスフラワーの球根から誕生したアストロモンスに立ち向かった際、亡き母の姿を借りたウルトラの母の激励を受け、宇宙科学警備隊ZATへ入隊する。初出動で、アストロモンスの攻撃を受けて瀕死の重傷を負ったが[5]、ウルトラの母よりウルトラの命を授けられて復活し、ウルトラマンタロウとなって地球の守りに就く。
- 第1話を観る限りは身寄りがないのは確かである。亡き母親の写真を大事に持っていたことから、母親が唯一の肉親だったと思われる。第44話で自分は6人兄弟の末っ子だと言っているが、これはウルトラ兄弟のことを指している[9]。
- 普段は、恩人でもある白鳥船長の家に下宿しており、白鳥船長の子・さおりや弟の健一とは本当の家族同然に仲がよく、健一からは兄のように慕われている[10]。また、その明るく子ども好きな性格で、ZATの仲間たちとも良好な人間関係を築き上げ、事件の渦中で知り合った子どもたちとも心を通わせる。
- ボクサーへの夢はタロウに転生後も忘れておらず、朝のロードワークを欠かさず行っていた。第10話では、減量に耐えながら臨んだ日本アマチュア新人王戦で見事にKO勝ちするが、同話を最後にボクサーを目指しているという描写は劇中では描かれなくなった。なお、ボクシングは自分のため、最後の最後まで戦い抜くためにやっている[11]。
- タロウの力に溺れたり、ZATの仲間たちと衝突したり、謹慎処分になったりせずに、地球を守り抜いていった。ただし、第33・34話でのみ甘えや増長を見せたが、このときのウルトラ兄弟からの叱責によって成長し、第39話で南夕子から評価されても謙遜していた。
- そして最終回で、白鳥船長を失って心が荒んだ健一に真の勇気を示すと同時に、自身もウルトラマンタロウとしてではなく、ひとりの人間として生きていくことを決意。ウルトラバッジをウルトラの母に返して[12]ウルトラマンタロウに変身することなくバルキー星人に勇敢に立ち向かい、「星人爆破作戦」によって見事に勝利を収めた後はZATも退任。ZATの仲間たちに新しい勉強をしてくると告げると、頭陀袋を手にひとりまた旅立っていった。
- その後の消息は不明。『ウルトラマンメビウス』以降の、本作と世界観を共有する映像作品においてウルトラマンタロウが登場しているが、光太郎のその後についてはとくに語られていない。しかし、『ウルトラマンメビウス』のDVD封入のイラストノベル「ザ・ウルトラマンメビウス」によると、Uキラーザウルス戦の後、地球に留まらざるを得なくなったウルトラセブン=モロボシ・ダンからウルトラバッジを渡されてウルトラマンタロウに変身した後、そのまま光の国へ帰還したとのこと。
- 緑のおばさん
- アストロモンスに飛び掛かって怪我を負った東光太郎を介抱した、彼の亡き母と瓜二つの交通指導員。その正体はウルトラの母。
詳細はウルトラの母を参照
詳細はウルトラの母を参照
白鳥家[]
- 白鳥潔(しらとり きよし)
- 東光太郎が日本に帰国する際に乗船した、大型タンカー「日日丸」の船長。白鳥姉弟の父親でもある。普段は世界を航海しているため、家にいないことが多い。妻はすでに他界している。
- 臨時の乗組員だった光太郎を正式に雇用するつもりだったが、光太郎がこれを辞退したため、実現しなかった。
- 朝日奈隊長とは親友であり、このことが縁で光太郎が白鳥家に下宿することとなる。
- 光太郎を日本に送り届けてから1年後、帰国途中に三浦半島沖でサメクジラの襲撃を受けて死亡した。
- 第1話のみの登場だったが、東光太郎のZATへの入隊、ウルトラマンタロウとしての転生、白鳥家との縁、最後にひとりの人間として生きるきっかけを与えた、ストーリー上の重要人物である。
- 白鳥さおり(しらとり さおり)
- 白鳥船長の長女である女子大生。物語開始時18歳、第6話で19歳になった(年齢は辰巳出版の『タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ』に記載)。弟の健一や居候の光太郎と3人で暮らし、母がすでに他界しているため、家事をしっかり切り盛りする女性。ソフトボール経験があり、運動神経がいい。
- 光太郎に深い想いを寄せているが、光太郎が他の女性といることに対してやきもちを焼いたり、森山隊員に対してライバル心を抱いたりしたことはない[13]。
- 最終回で光太郎が再び旅立っていったため、光太郎と結ばれることはなかった。
- 白鳥健一(しらとり けんいち)
- 白鳥船長の長男にして、さおりの弟でもある、明朗快活で勇敢な小学5年生。
- 光太郎とタロウに憧れ、光太郎を兄のように慕っており、第28話では光太郎に頼まれて再生エレキング捜索に協力している。光太郎との繋がりで、ZATの隊員たちとも親交がある。
- 成績はオール1か2だが、テストで85点を取ったことがある(第31話)。第27話で少年野球チーム・旭丘トパーズに所属している描写が描かれたが、その後も所属していたかのは不明。
- 父が普段、家にいないことを寂しがってはいるものの、父が船長であることを誇りにしている。最終回ではその父親がサメクジラに襲われて死亡し、助けてくれなかったタロウを非難したが、自分一人の力でどんな困難にも立ち向かっていく真の勇気を光太郎から教えられ、強く生きていく決意をした。
- 東光太郎がウルトラマンタロウであることを確定的に知った、唯一の人物でもある。
- 演じた斎藤信也が実際に変声期だったため、回が進むにつれて声が変わっていった。
ZATメンバー[]
- 朝日奈勇太郎(あさひな ゆうたろう)
- 年齢42歳(第3話で自ら発言)。ZAT極東支部の隊長。
- 第1話で光太郎の勇気と行動力を見込んで、彼をZATへ入隊させた。また、白鳥船長とは親友であり、これが縁で光太郎に白鳥家への下宿を命じた。
- 基地でのデスクワークが多忙であるため、現場にはあまり出られない。第35話で「女の子がほしがるものは何か」というところから敵の罠を見破るなど、洞察力に優れる一方、前夜に何を食べたかで出動メンバーを決めたこともあるなど、ユニークさも多く見せる。
- 最終回で白鳥船長がサメクジラに襲われて死亡した際には、光太郎に戦線離脱を命じて健一のことに専念させている。
- 男性隊員のユニフォームは胸のラインが赤に白の縁取りが施されているが、彼(隊長)のみ黒に金または白の縁取りである。
- 荒垣修平(あらがき しゅうへい)
- 年齢29歳。朝日奈隊長に代わり、現場で部隊の実指揮をとることが多い、ZAT極東支部の副隊長。
- 鷹揚で懐の広い人物であり、的確な命令を下す判断力と、それらに裏打ちされた厚い人望を持つが、時折可愛らしい一面も見せる。髭を生やしていたり、サングラスをかけていたりした時期もあった。第50話を最後に宇宙ステーションに転任して日本支部を離れ、最終回では名前のみが登場。
- 第33・34話では、ウルトラマンが身体を借りた。
- これまでの作品にも「副隊長格」と言うべき隊員は存在したが、「副隊長」が正式な階級として採用されたのは、彼が最初である。これは前述の通り、朝日奈体長役の名古屋章のスケジュールに配慮した結果であるが、「正副隊長」というチーム構成はのちの作品にも影響を与え、以後は全体を統括する隊長と、現場を指揮する副隊長という役割分担が明確化された[14]。
- 二谷一美(にたに かずみ)
- 第51話で、荒垣に代わって極東支部へ赴任してきた新副隊長。
- 涙もろく負けず嫌いで、副隊長は免除される隊員の体力テストを受け、若い隊員たちに威厳を見せつけようと奮闘したりする一面もある。スーパースワローを隊長機代わりに好んで搭乗するようで、わずか3話の登場ながらも、隊長と副隊長のなかではスカイホエール、コンドル1号、スーパースワローの3機搭乗を唯一制覇している。
- 北島哲也(きたじま てつや)
- 年齢27歳。情報分析と、それに基づく兵器やマシンの開発を得意とする隊員。ZAT内部での序列は第3位。
- 弁当は忘れても釣り道具は忘れたことがなく、海や沼へ行くと任務を忘れて釣りを始めるほどの、大の釣り好き。兄弟がいるらしく、本人は長男だという。普段は東京都内のアパートで独り暮らしをしている。真理という幼なじみがいた。
- 第33・34話では、ウルトラセブンが身体を借りた。
- 南原忠男(なんばら ただお)
- 年齢22歳。九州は宮崎出身で、自らのことを「太陽の子」と表現する明るい性格の隊員。ZAT内部での序列は第4位。
- マシンの操縦や射撃の腕は、一流である。
- 実家に母親がいる。また、第51話では婚約者の珠子と結婚した[15]。
- 第33・34話では、ウルトラマンジャックが身体を借りた。
- 西田次郎(にしだ じろう)
- 年齢19歳。放電作戦が得意な若手隊員。
- 一応は、第1話で入隊した光太郎の先輩であるが、年齢が自分より上の光太郎を兄貴分として慕っており、ましてや光太郎に自分を先輩と呼ばせたりしたことはない。
- 第8話で宇宙ステーションV9に転任するが、第13話ではナビゲーターとして再登場する。
- 上野孝(うえの たかし)
- 年齢18歳。第8話で、西田隊員に代わって極東支部に赴任してきた最年少の隊員。
- 西田隊員とは異なり、正真正銘の光太郎の後輩に当たるため、本人も光太郎のことを良き先輩・兄貴分として慕っていた。第25話で、ムルロアをAZ1974で撃退する活躍を見せる。第35話をもって登場しなくなるが、理由は語られなかった。
- 第33・34話ではウルトラマンAが身体を借りた。
- これまでの作品では、主人公は防衛チームのなかでも最も格下であることが多かったが、途中からの参加とはいえ、主人公より格下であることが明確にされた隊員は『ウルトラマン』のホシノ隊員以来であり、正規隊員としては上野隊員が初めてである[16]。
- 森山いずみ(もりやま いずみ)
- 年齢18歳。ZAT極東支部の紅一点で、やはり女性だからか気配りがよく、お茶やアイス、ガムを隊員に用意したりする。
- 主に通信を担当し、情報処理が得意だが、戦闘の腕も一級品。初めての実戦参加は第8話だが、その戦闘能力の高さは朝日奈隊長をも驚かせた。
- 第38話において、光太郎との婚礼を夢見ているという描写があるが、描写自体がお遊び的場面だったため、実際に彼に想いを寄せていたか否かは不明(ただし、光太郎に好意を持っていると記述されている書籍が存在)。パイロットとしても優秀なのか、単独での出撃で墜落したことはないが、第37話でメドゥーサ星人に憑依されてスーパースワローを操縦した際に、ウルトラマンタロウのクロス光線で墜落させられている。
その他[]
- スミス長官
- オロン島を領土に持つ、地球警備隊極東支部の長官。トータス夫妻を生かそうとするZATの意見に耳を傾けず、トータス夫妻をオロン島ごと攻撃した。
- 鮫島参謀
- スミス長官の側近。ZATにトータス夫妻攻撃を命じた。
- 佐野隊長
- 改造ベムスターの襲撃を受けて消滅した、ZAT第1ステーションの隊長。南原隊員が見習い時代、世話になったという。妻子がいる。
- 大谷博士
- ZATに協力した宇宙権威の第一人者で、以前からテンペラー星人の存在を認知していた。栄一という息子がいる。ゾフィーが身体を借りた。
- 南原たか(なんばらたか)
- 宮崎に住む、南原隊員の母親。近眼で、メガネをかけないと何も見えない。のちに息子の許嫁の珠子を連れて上京した。彼女の明るくハイテンションな性格は、息子にも受け継がれている。
Zareba of All Terrestrial[]
スタッフ[]
- プロデューサー:熊谷健、橋本洋二 (TBS)
- 脚本:田口成光、阿井文瓶、上原正三、佐々木守、石堂淑朗、斉藤正夫、大原清秀(木戸愛楽、大原清名義でも執筆)、村山庄三(第21話原案)、深田太郎[17](第9話原案)
- 監督(本編):真船禎、深沢清澄、高橋勝、筧正典、前田勲、山本正孝、吉野安雄、岡村精、山際永三
- 監督(特殊技術):高野宏一、佐川和夫、鈴木清、矢島信男、東條昭平、大木淳、山本正孝、川北紘一、山際永三、大平隆、小林正夫、深沢清澄、高橋勝
- 音楽:日暮雅信
- 演奏:サロン・アンサンブル
- 撮影(本編):森喜弘、井上光雄、中町武、中堀正夫、和栗惣治、小林茂、佐藤敏彦
- 撮影(特撮):大岡新一、佐藤貞夫
- 照明(本編):佐山五郎
- 照明(特撮):近藤勝、松丸善明、鎌田靖男
- 美術(本編):鈴木儀雄
- 美術(特撮):青木利郎、桜井克彦、島崎尭司、小川富美夫
- 編集:小林熙昌
- 視覚効果:中野稔
- 助監督(本編):前田勲、米山紳
- 助監督(特撮):宮坂清彦、鈴木義昭、西田耕一、小宮高広、中田新一、白川俊夫
- 製作担当:内田貴夫、片桐崇維
- 録音・効果:東京映画映像部(現:東宝サウンドスタジオ)
- 効果:協立音響 ※第12話のみ
- 現像:東京現像所
- 制作協力:日本現代企画(第4-5話のみ)、東宝映像株式会社(第6-7話のみ)
- 造形:開米プロダクション、エキスプロダクション
- 挿画:内山まもる ※クレジットは第25話のみ
- 製作:円谷プロダクション、TBS
キャスト[]
- 東光太郎:篠田三郎
- 朝日奈勇太郎:名古屋章(第1 - 8・10・35・51・53話)
- 荒垣修平:東野孝彦(第1 - 34・36 - 50話)
- 二谷一美:三谷昇(第51 - 53話)
- 西田次郎:三ツ木清隆(第1 - 7・13話)
- 南原忠男:木村豊幸
- 北島哲也:津村秀祐
- 上野孝:西島明彦(第8 - 30・33 - 35話)
- 森山いずみ:松谷紀代子(第20・43話は出演せず)
- 白鳥さおり:あさかまゆみ(第1 - 16話)、小野恵子(第20 - 53話)
- 白鳥健一:斎藤信也
- 緑のおばさん / ウルトラの母(声):ペギー葉山(第1・3・19・20・24・53話)
- 南原の母・おたか:磯村千花子(第13・51話)
- ナレーション:瑳川哲朗(第51話を除く)[18]、名古屋章(第51 - 53話)※瑳川が急病のための代理
ゲスト出演者[]
- 白鳥潔(日々丸船長):中村竹弥(第1話)
- 日々丸船員:今井和雄(第1話) ※ノンクレジット
- ボクシングジム会長:寺内大吉(第2・3話)
- 興行師・黒崎:草薙幸二郎(第4・5話)
- 黒崎の部下・白井:片岡五郎(第4話)
- 黒崎の部下・佐久間:桂小かん(第4話)
- 黒崎の部下・八田:竹田将二(第4・5話)
- スミス長官:ピエロ・カラメロ(第5話)
- 鮫島参謀:大下哲矢(第5話)
- 次郎:矢崎知紀(第8話)
- 田中巡査:大泉滉(第8話)
- 次郎の父:外山高士(第8話)
- 近所の熊谷さん:熊谷健(第8話) ※ノンクレジット
- 平田俊夫:紺野秀樹(第9話)
- 平田秀一:石井宏明(第9話)
- アケボノビルのオーナー:富田仲次郎(第9話)
- ビルの警備員A:樋浦勉(第9話)
- ビルの警備員B:辻しげる(第9話)
- 太田アナウンサー:鹿島信哉(第9話) ※ノンクレジット
- カナエの養母:万里昌代(第11話)
- カナエ:下野照美(第11話)
- 林田タケシ:野島千照(第12話)
- タケシの父:平松慎吾(第12話)
- 林田の同僚:小高まさる(第12話)
- 開発社長:立原博(第12話)
- 島田老人:浜村純(第14話)
- 現場主任:大前均(第14話)
- 良助:斉藤健夫(第14話)
- 紅カオル:本郷淳子(第15話)
- カオルの母:西恵子(第15話)
- カオルの祖父:浅野進治郎(第15話)
- 亜理人:山田浩之(第16話)
- 亜理人の父:守田比呂也(第16話)
- 音楽教師:桂木美加(第16話)
- 大熊山地震研究所所員A:山村哲夫(第17話)
- 大熊山地震研究所所員B:今井和雄(第17話)
- 小林タケシ:西脇政敏(第17 - 19話)
- タケシの母:金井由美(第17 - 19話)
- 小林彰(タケシの父):二瓶秀雄(第17 - 19話)
- お杉:磯村みどり(第20話)
- お杉の夫:岡村春彦(第20話)
- 正一:石井秀人(第21話)
- 正一の母:楠トシエ(第21話)
- マンション住人:田中力(第21話)
- 警官:向井正人(第21話)
- 藤波隆夫:佐久間亮(第22話)
- 藤波優子:中田喜子(第22話)
- 藤波隆夫のハンター仲間A:島もとき(第22話)
- 藤波隆夫のハンター仲間B:藤田漸(第22話)
- 三島六郎:梅津昭典(第23話)
- 六郎の父・馨:富田浩太郎(第23話)
- 六郎の母・好子:瞳麗子(第23話)
- 岩森兄弟の父・善晴:石堂淑朗(第24話)
- 岩森兄弟の母・ヨウコ:青木和子(第24話)
- 岩森一郎(ゾフィー):斎藤則幸(第24・25話)
- 岩森初子(ウルトラマン):田島幸恵(第24・25話)
- 岩森次郎(ウルトラセブン):柴山二三雄(第24・25話)
- 岩森三郎(帰ってきたウルトラマン):山野辺修(第24・25話)
- 岩森四郎(ウルトラマンA):佐野信寿(第24・25話)
- 岩森末子(ウルトラマンタロウ):宮原由美(第24・25話)
- 灯台職員:里木佐甫良(第25話)
- コンビナート職員:西郷昭治(第25話)
- ZATメディカルセンター医師:山本廉(第25話)
- 笠井竹雄:高橋仁(第26話)
- 竹雄の父・仙吉:江戸家猫八(第26話)
- 史男:吉村影史(第27話)
- 史男の母:根岸明美(第27話)
- 医師:長沢大(第27話)
- 看護婦:三田美枝子(第27話)※ノンクレジット
- 安田商店・店主:肥土尚弘(第27話)
- 三兄弟:紺野秀樹、大山正明、西郷英利(第28話)
- 三兄弟の祖父:今村源兵(第28話)
- 海野八郎:大和田獏(第29・30話)
- 佐野トオルの母:蓮川久美(第29・30話)
- 大介:佐藤宏之(第31話)
- 大介の母:上月左知子(第31話)
- 大介の父:山本廉(第31話)
- 不良中学生A:清水昭博(第31話)
- 不良中学生B:二瓶秀哉(第31話)
- ドンちゃん:大山正明(第32話)
- 大谷栄一:西脇政敏(第33・34話)
- 大谷博士:竜崎勝(第33・34話)
- ハヤタ / ウルトラマンの声:黒部進(第33・34話)
- モロボシ・ダン / ウルトラセブン(声):森次晃嗣(第33・34話)
- 郷秀樹 / 帰ってきたウルトラマン(声):団次郎(第33・34・52話)
- 北斗星司 / ウルトラマンA(声):高峰圭二(第33・34話)
- 少女まち子:浅野由香(第35話)
- 清彦:矢崎知紀(第36話)※クレジットは知記
- 清彦の姉・陽子:久保田民栄(第36話)
- ビル設計技師・岩坪:平泉征(第36話)
- 建設作業員A:菊池英一(第36話)
- 建設作業員B:遠矢孝信(第36話)
- 警官:石山克巳(第36話)
- めぐみ:山田圭子(第37話)
- めぐみの祖父:池田生二(第37話)
- ひとみ:天野美保子(第38話)
- ひとみの父:小松英三郎(第38話)
- ひとみの母:川口節子(第38話)
- ミラクル星人(人間体):長沢大(第38話)
- 南夕子:星光子(第39話)
- 孤児園の園長:寄山弘(第39話)
- タケシ:山田光治(第40話)
- 正博:高橋仁(第41話)
- 正博の母:北川泰子(第41話)
- 金持ちのオバサン:五月晴子(第41話)
- 島田タツオ:松坂雅治(第42話)
- アンドロイド聖子:川口真有美(第42話)
- 島田信吾:三島耕(第42話)
- 武志:矢崎知紀(第43話)
- 武志の父:大木正司(第43話)
- きさらぎ星人:笠井ひろ(第44話)
- 一郎:小松陽太郎(第44話)
- 二郎:新井つねひろ(第44話)
- 一郎・二郎の母:新井麗子(第44話)
- 真理:夏川圭(第45話)
- マンションの大家:大泉滉(第46話)
- 沢口竜一:山下克弘(第47話)
- 太郎:古堀宏(第48話)
- 坂本団長:草野大悟(第49話)
- ユキ:坂口良子(第50話)
- 老人ホームの責任者:牧田正嗣(第50話)
- 老人ホームの爺さん・真一郎:浜村純(第50話)
- 南原隊員の婚約者・珠子:今井美佐子(第51話)
- 住職:石川隆昭(第51話)
- 中西一郎:松葉寛祐(第53話)
声の出演[]
- ウルトラマンタロウ:篠田三郎
- ウルトラの母:ペギー葉山(第1・3・19・20・24・53話)
- ゾフィー:篠田三郎(第18話)、鹿島信哉(第33・34話)
- ウルトラマン:黒部進(33・34話)、篠田三郎(掛け声のみ)(第34話)
- ウルトラセブン:篠田三郎(掛け声のみ)(第5話・34話)、森次晃嗣(第33・34話)
- 帰ってきたウルトラマン:団時朗(第33・34・52話)、篠田三郎(掛け声のみ)(第34話)
- ウルトラマンA:高峰圭二(第33・34話)、篠田三郎(掛け声のみ)(第34話)
- ライブキング(第2・3話):阪脩
- メフィラス星人(第27話):西川幾雄
- テンペラー星人(第33・34話):丸山詠二
- カタン星人(第35話):西川幾雄
- メドウーサ星人(第37話):西川幾雄
- テロリスト星人(第38話):鹿島信哉
- モチロン(第39話):渡部猛
- ウルトラの父(第39話):鹿島信哉
- ピッコロ:(第46話):京田尚子
- ベロン(第48話):渡部猛
- オルフィ(第49話):丸山詠二
- 荒垣修平(第49 - 50話):沢りつお
- ドロボン(第52話):渡部猛
- バルキー星人(第53話):鹿島信哉
スーツアクター[]
- ウルトラマンタロウ:長沢寛
- 怪獣・宇宙人:河合徹、葵玉五郎
- ウルトラの母:安富誠 ※ノンクレジット
放映リスト[]
※各怪獣の詳細はウルトラマンタロウの登場怪獣を参照。
※第18話のサブタイトルは「ゾフィが死んだ! タロウも死んだ!」であるが、ストーリーの中ではタロウが先に死亡している。一部の書籍では「タロウが死んだ! ゾフィも死んだ!」と誤記されている。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪獣・宇宙人 | ゲストウルトラマン | スタッフ |
---|---|---|---|---|---|
1973年4月6日 | 1 | ウルトラの母は太陽のように | 宇宙大怪獣 アストロモンス 吸血植物 チグリスフラワー オイル超獣 オイルドリンカー |
ウルトラの母 ウルトラ5兄弟 |
監督-山際永三 特殊技術-佐川和夫 脚本-田口成光 |
1973年4月13日 | 2 | その時 ウルトラの母は | 液体大怪獣 コスモリキッド 再生怪獣 ライブキング |
― | 監督-山際永三 特殊技術-山本正孝 脚本-田口成光 |
1973年4月20日 | 3 | ウルトラの母はいつまでも | ウルトラの母 | ||
1973年4月27日 | 4 | 大海亀怪獣 東京を襲う! | 大亀怪獣 キングトータス 大亀怪獣 クイントータス |
― | 監督-吉野安雄 特殊技術-鈴木清 脚本-上原正三 |
1973年5月4日 | 5 | 親星子星一番星 | 大亀怪獣キングトータス 大亀怪獣クイントータス 大亀怪獣 ミニトータス |
ウルトラセブン | |
1973年5月11日 | 6 | 宝石は怪獣の餌だ![19] | なめくじ怪獣 ジレンマ | ― | 監督-筧正典 特殊技術-川北紘一 脚本-田口成光 |
1973年5月18日 | 7 | 天国と地獄 島が動いた! | 大ガニ怪獣 ガンザ 大ダコ怪獣 タガール |
― | 監督-筧正典 特殊技術-川北紘一 脚本-石堂淑朗 |
1973年5月25日 | 8 | 人喰い沼の人魂 | 大蛙怪獣 トンダイル | ― | 監督-岡村精 特殊技術-山本正孝 脚本-田口成光 |
1973年6月1日 | 9 | 東京の崩れる日 | 大羽蟻怪獣 アリンドウ | ― | 監督-岡村精 特殊技術-山本正孝 脚本-石堂淑朗 |
1973年6月8日 | 10 | 牙の十字架は怪獣の墓場だ! | 海象怪獣 デッパラス | ― | 監督-山際永三 特殊技術-大平隆 脚本-木戸愛楽 |
1973年6月15日 | 11 | 血を吸う花は少女の精 | 蔦怪獣 バサラ | ― | |
1973年6月22日 | 12 | 怪獣ひとり旅 | 噴煙怪獣 ボルケラー | ― | 監督-深沢清澄 特殊技術-山本正孝 脚本-田口成光 |
1973年6月29日 | 13 | 怪獣の虫歯が痛い! | 虫歯怪獣 シェルター | ― | |
1973年7月6日 | 14 | タロウの首がすっ飛んだ! | えんま怪獣 エンマーゴ | ― | 監督-山際永三 脚本-石堂淑朗 |
1973年7月13日 | 15 | 青い狐火の少女 | 狐火怪獣 ミエゴン | ― | 監督-筧正典 特殊技術-大平隆 脚本-斎藤正夫 |
1973年7月20日 | 16 | 怪獣の笛がなる | 笛吹き怪獣 オカリヤン | ― | 監督-筧正典 特殊技術-大平隆 脚本-田口成光 |
1973年7月27日 | 17 | 2大怪獣タロウに迫る! | 食葉怪獣 ケムジラ 火山怪鳥 バードン |
― | 監督-深沢清澄 特殊技術-小林正夫 脚本-田口成光 |
1973年8月3日 | 18 | ゾフィが死んだ! タロウも死んだ! | ゾフィー | ||
1973年8月10日 | 19 | ウルトラの母 愛の奇跡! | 火山怪鳥 バードン | ウルトラの母 ゾフィー | |
1973年8月17日 | 20 | びっくり! 怪獣が降ってきた | 鳥怪獣 フライングライドロン(母子) | ウルトラの母 | 監督-山際永三 特殊技術-山本正孝 脚本-石堂淑朗 |
1973年8月24日 | 21 | 東京ニュータウン沈没 | 蝉怪獣 キングゼミラ | ― | 監督-山際永三 特殊技術-山本正孝 脚本-田口成光 |
1973年8月31日 | 22 | 子連れ怪獣の怒り! | カンガルー怪獣 パンドラ カンガルー怪獣 チンペ |
― | 監督-筧正典 特殊技術-大平隆 脚本-大原清 |
1973年9月7日 | 23 | やさしい怪獣お父さん! | しんきろう怪獣 ロードラ | ― | 監督-筧正典 特殊技術-大平隆 脚本-石堂淑朗 |
1973年9月14日 | 24 | これがウルトラの国だ! | 宇宙大怪獣 ムルロア 宇宙蛾 スペースモス 宇宙犬 ラビドッグ |
ウルトラの母(ノンクレジット) | 監督-山際永三 特殊技術-佐川和夫 脚本-田口成光 |
1973年9月21日 | 25 | 燃えろ! ウルトラ6兄弟 | ウルトラ5兄弟 | ||
1973年9月28日 | 26 | 僕にも怪獣は退治できる! | 百足怪獣 ムカデンダー | ― | 監督-深沢清澄 特殊技術-小林正夫 脚本-阿井文瓶 |
1973年10月5日 | 27 | 出た! メフィラス星人だ! | 悪質宇宙人 メフィラス星人(二代目) 怪草 マンダリン草 |
― | 監督-深沢清澄 特殊技術-小林正夫 脚本-大原清 |
1973年10月12日 | 28 | 怪獣エレキング満月に吼える! | 月光怪獣 エレキング(再生) | ― | 監督-高橋勝 特殊技術-山際永三 脚本-石堂淑朗 |
1973年10月19日 | 29 | ベムスター復活! タロウ絶体絶命! | 異次元超人 巨大ヤプール(改造) 宇宙怪獣 ベムスター(改造) |
― | 監督-山本正孝 特殊技術-高野宏一 脚本-田口成光 |
1973年10月26日 | 30 | 逆襲! 怪獣軍団 | 異次元超人 巨大ヤプール(改造) 宇宙怪獣 ベムスター(改造) サボテン超獣 サボテンダー(改造) ミサイル超獣 ベロクロン二世(改造) |
― | |
1973年11月2日 | 31 | あぶない! 嘘つき毒きのこ | きのこ怪獣 マシュラ キノコ人間 |
― | 監督-筧正典 特殊技術-深沢清澄 脚本-大原清秀 |
1973年11月9日 | 32 | 木枯らし怪獣! 風の又三郎 | 木枯し怪獣 グロン | ― | 監督-筧正典 特殊技術-深沢清澄 脚本-阿井文瓶 |
1973年11月16日 | 33 | ウルトラの国 大爆発5秒前! | 極悪宇宙人 テンペラー星人 | ウルトラ5兄弟 | 監督-真船禎 特殊技術-山本正孝 脚本-佐々木守 |
1973年11月23日 | 34 | ウルトラ6兄弟最後の日! | |||
1973年11月30日 | 35 | 必殺! タロウ怒りの一撃! | めつぶし星人 カタン星人 | ― | 監督-深沢清澄 特殊技術-高橋勝 脚本-田口成光 |
1973年12月7日 | 36 | ひきょうもの! 花嫁は泣いた | ねこ舌星人 グロスト | ― | 監督-深沢清澄 特殊技術-高橋勝 脚本-阿井文瓶 |
1973年12月14日 | 37 | 怪獣よ故郷へ帰れ! | 逃亡怪獣 ヘルツ 醜悪星人 メドウーサ星人 |
― | 監督-筧正典 特殊技術-大木淳 脚本-石堂淑朗 |
1973年12月21日 | 38 | ウルトラのクリスマスツリー | エフェクト宇宙人 ミラクル星人(回想のみ) 緑色宇宙人 テロリスト星人 |
― | 監督-筧正典 特殊技術-大木淳 脚本-田口成光 |
1973年12月28日 | 39 | ウルトラ父子餅つき大作戦! | うす怪獣 モチロン 月星人・南夕子 |
ウルトラの父 | 監督-山際永三 特殊技術-山本正孝 脚本-石堂淑朗 |
1974年1月4日 | 40 | ウルトラ兄弟を超えてゆけ! | 暴君怪獣 タイラント | ウルトラの母 ウルトラの父 ウルトラ5兄弟 |
監督-山際永三 特殊技術-山本正孝 脚本-田口成光 |
1974年1月11日 | 41 | 母の願い 真冬の桜吹雪! | らくがき怪獣 ゴンゴロス | ― | 監督-深沢清澄 特殊技術-高橋勝 脚本-阿井文瓶 |
1974年1月18日 | 42 | 幻の母は怪獣使い! | おうむ怪獣 エレジア アンドロイド聖子 |
― | 監督-深沢清澄 特殊技術-高橋勝 脚本-大原清秀 |
1974年1月25日 | 43 | 怪獣を塩漬にしろ! | 食いしん坊怪獣 モットクレロン | ― | 監督-真船禎 特殊技術-東條昭平 脚本-阿井文瓶 |
1974年2月1日 | 44 | あっ! タロウが食べられる! | 鬼面宇宙人 きさらぎ星人 きさらぎ星人 オニバンバ |
― | 監督-真船禎 特殊技術-東條昭平 脚本-田口成光 |
1974年2月8日 | 45 | 日本の童謡から 赤い靴はいてた… |
凶悪宇宙人 ドルズ星人 うろこ怪獣 メモール |
― | 監督-筧正典 特殊技術-矢島信男 脚本-阿井文瓶 |
1974年2月15日 | 46 | 日本の童謡から 白い兎は悪い奴! |
わんぱく宇宙人 ピッコロ | ― | 監督-筧正典 特殊技術-矢島信男 脚本-石堂淑朗 |
1974年2月22日 | 47 | 日本の童謡から 怪獣大将 |
冬眠怪獣 ゲラン 宇宙怪獣 ゴルゴザウルスII世 |
― | 監督-山際永三 特殊技術-大木淳 脚本-阿井文瓶 |
1974年3月1日 | 48 | 日本の童謡から 怪獣ひなまつり |
酔っぱらい怪獣 ベロン 宇宙少年 ファイル星人 |
― | |
1974年3月8日 | 49 | 歌え! 怪獣ビッグマッチ | 歌好き怪獣 オルフィ 宇宙怪人 カーン星人 |
― | 監督-前田勲 特殊技術-矢島信男 脚本-石堂淑朗 |
1974年3月15日 | 50 | 怪獣サインはV | 球好き怪獣 ガラキング | ― | 監督-前田勲 特殊技術-矢島信男 脚本-阿井文瓶 |
1974年3月22日 | 51 | ウルトラの父と花嫁が来た! | 不死身怪獣 リンドン | ウルトラの父 | 監督-筧正典 特殊技術-大木淳 脚本-阿井文瓶 |
1974年3月29日 | 52 | ウルトラの命を盗め! | 泥棒怪獣 ドロボン | 帰ってきたウルトラマン | 監督-筧正典 特殊技術-大木淳 脚本-石堂淑朗 |
1974年4月5日 | 53 | さらばタロウよ! ウルトラの母よ! | 宇宙海人 バルキー星人 海獣 サメクジラ |
ウルトラの母(最後まで緑のおばさんの姿で登場) | 監督-筧正典 特殊技術-大木淳 脚本-田口成光 |
主題歌・挿入歌[]
東京レコード(AMONレーベル、ディスコメイトの前身・販売元はビクター音楽産業)からEPが発売。初版約30万枚という当時としては高い売り上げを残す。
- 『ウルトラマンタロウ』
- 作詞:阿久悠 / 作曲・編曲:川口真 / 歌:武村太郎(福沢良一の変名)、少年少女合唱団みずうみ
- シンセアレンジは日暮雅信によるもの。2024年12月現在正式にクレジットされたことは無いが、サントラ盤の曲目解説の欄に明記されている。
- CBSソニーからは子門真人、コロムビアからは三鷹淳、東芝レコードからは沢木順のカヴァー・ヴァージョンがそれぞれ発売された。
- 『ウルトラ六兄弟』
- 作詞:阿久悠 / 作曲・編曲:川口真 / 歌:武村太郎、少年少女合唱団みずうみ
- 『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』でも使用される。
- 『ウルトラの母のバラード』(38、53話)
- 作詞:田口成光 / 作曲・編曲:冬木透 / 歌:藤田淑子
- キングレコードからは、ウルトラの母の人間体を演じたペギー葉山によるカヴァー・ヴァージョンが発売された。
他メディア展開[]
雑誌[]
小学館が権利を持っており、学年誌や週刊少年サンデーに掲載された。学年誌の高学年向けには特撮の解説が掲載された。
- 放映終了後、朝日ソノラマ社の「別冊マンガ少年・素晴らしき特撮映像の世界」(1979年刊)に、実相寺昭雄監督による未映像化脚本「怪獣無常!昇る朝日に跪く」を元にした漫画(作画:いたはししゅうほうとアルゴノウツ)が掲載されている。
漫画連載[]
- 週刊少年サンデー
- 石川賢とダイナミックプロ
- 石川賢が得意とするバイオレンス色の強い伝奇SF的な作風となっており、主人公のデザイン以外はテレビ版とはほぼ別物の内容となっている。反面、映像化された本編と別物とはいえ『ウルトラマンはなぜ地球を守るのか』といった理由などにも触れており、後年の平成シリーズにも通じる部分が存在する。連載は番組終了以前に終了し、連載終了後は本作のエピソード紹介と撮影日誌が掲載された。2010年現在、「ebookjapan」にて電子書籍として販売されている。
- 石川賢とダイナミックプロ
- めばえ
- 谷口健男
- よいこ
- 蛭田充
- 森藤よしひろ
- 小学一年生
- 森義一
- 石川賢
- 小学二年生
- 小学三年生
- みやぞえ郁雄
- 小学四年生
- 斉藤ゆずる
- 小学五年生
- 内山まもる
- 全12話のうち、3話のみが『ザ・ウルトラマン』の単行本に収録された。それ以外のエピソードは単行本未収録。
- 主人公は東光太郎ではなく、地球侵略のため暗躍するインベーダーの存在を知ったがために追われ放浪の旅を余儀なくされたタケル少年。インベーダーはタケルの抹殺を目論み様々な罠を仕掛ける一方、侵略のため怪獣を操り人々を恐怖に陥れていく。
- 光太郎=タロウとタケルはテレパシーで結ばれており、タケルが危機に陥ると登場してインベーダーや怪獣と戦っていく。また光太郎はタケルのことを弟のように思っているという描写もある。
- インベーダーが人間に化けて社会に潜伏していたり(中には刑事になっているものもおり、これによりタケルが窮地に陥るという展開も)、タケルを追うインベーダーによって何の関係もない人々が巻き添えをくらい負傷するなど、SF色の強いハードな物語となっている。
- 内山まもる
- 小学六年生
- 森藤よしひろ
- 小学館ブック
- 蛭田充
- 池原成利
- ヨシダ忠:ほんとうのお話ウルトラマンタロウ
- 石原豪人:SFウルトラマンタロウ
映画[]
『東宝チャンピオンまつり』にてテレビ版をベースにした作品が3シーズンにわたって公開された。
- 『ウルトラマンタロウ』:1973年7月21日公開
- 第1話の劇場版
- 『ウルトラマンタロウ 燃えろ! ウルトラ6兄弟』:1973年12月20日公開
- 第25話の劇場版
- 『ウルトラマンタロウ 血を吸う花は少女の精』:1974年3月21日公開
- 第11話の劇場版
- 『ウルトラマン物語』:1984年7月14日公開
- 本編終了の11年後公開された映画で、新撮シーンを含めたタロウの成長を描いている。詳細は当該項目を参照。
その他[]
- 東光太郎を演じた篠田三郎はほかの昭和ウルトラシリーズの主演俳優とは異なり、のちのウルトラシリーズには出演していない。しかし、特撮誌などのインタビューでは「初主演作品という喜びは大きかったし、今見ても本当に嬉しそうに演じている」「タロウは自分にとって財産」「一年間主役をやれるから嬉しかった」と当時の様子を語っており、撮影当時の裏話などを幾つも紹介している。
- 本作に出演する直前、『ウルトラマンA』第20話で、船乗りを目指す篠田一郎青年役でゲスト出演したのは、『ウルトラマンA』の次の主役を自分にやってもらうため、撮影現場の雰囲気を知ってもらうため。□
- 東光太郎役のオーディションを受けた役者の中に、松平健がいた。△
- 本作出演が決まって『ウルトラマンA』の撮影現場を見学した際、北斗星司役の高峰圭二がマフラーを巻いているのを見て自分も使いたくなり、高峰に許可をもらって本作の撮影でもマフラーを使うことになった。○
- 撮影所には電車で通っており、いつのまにか眠り、目を覚ますとファンの子どもたちが集まり、真剣な眼差しで自分を見つめていた。○
- ウルトラマンタロウも最後はウルトラの国へ帰ると思っていたが、雑踏の中へ消えるというラストには驚いたし、考えもしなかった。△
- 本作の終了後に息子が生まれ、物心付いたら観せてやろうと、おそらく再放送時に1本だけ本作をビデオに録画した。しかし、それが2話完結の前編でタロウが苦戦して次回に続くという終わり方だった。これを観てからというもの、息子は本作をまったく観てくれないという。○
- ウルトラマンタロウ=東光太郎のその後については、「人間として平和のために頑張っていると思う」と考えているという。☆
- ○…1999年、辰巳出版の『タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ』で初めて証言したもの
- △…2005年、本作のDVD発売時に行われたインタビューで初めて証言したもの
- □…ファミリー劇場で2007年4月に放送された『ウルトラマンTのすべて』で初めて証言したもの
- ☆…2007年、角川書店の「特撮 NEW TYPE THE LIVE」2007年7月号でのインタビューで初めて証言したもの
- 前述の通り、白鳥さおり役の朝加真由美は第16話で降板したが、デビュー曲『虹色の夢』が第23話で使用されている。
- 南原隊員を演じた木村豊幸は芸能界を引退しており、長らく特撮誌などのインタビューを受けることはなかったが、『ウルトラ情報局』2008年2月号においてゲスト出演した。
- 本作でメインライターを務めた田口成光は、本作の放送当時に生まれた息子に「光太郎」と名付けようとしたが、親戚の子に偶々同じ名が付いてしまったため、断念した。その代わり、孫には「光太郎」と名付けている(ファミリー劇場の『ウルトラ情報局』2007年5月号でのインタビューより)。名前の由来は東光太郎からである。
- 関西のABCラジオで、1973年6月~89年3月に放送された浪速のモーツァルトことキダ・タローがメインパーソナリティーを務めた『フレッシュ9時半!キダ・タローです』の番組ジングルに「タロウ、タロウ、タロウ”フレッシュ9時半!キダ”タロウ」と、テーマソングの一部に”フレッシュ9時半!キダ”をかぶせる形で使われていた。
- 映画『みんなあげちゃう』で、金子修介が本作でのウルトラの母のフィルムを使用した際、出演時間に対して秒いくらという形でギャラを算定して出演料を円谷プロに支払ったという。
- 『ウルトラマンコスモス』の杉浦太陽は子どものころ、ウルトラマンタロウに憧れていた。
- 『SmaSTATION!!』2009年12月19日放送分で「ウルトラマン 9のヒミツ」と題した特集が組まれた際、「ファンが選ぶ対決ベスト3」に、本作でのバルキー星人との戦いが第2位にランクインした。また、この時のゲストだったロンドンブーツ1号2号の田村亮も、ウルトラマンタロウが好きだったと語っていた[21]。
- 漫画『てんとう虫の歌』の劇中で、TVを観ながら主人公の兄弟が『ウルトラマンタロウ』主題歌を合唱するシーンが存在するが、画面に映っているタロウは角はあるものの、ウルトラマンエースを思わせる外観であった。
- 第39話には白黒の写真が挿入されるシーンが多かった。
映像ソフト化[]
- DVD(デジタルウルトラシリーズ)は2005年5月27日に1~5巻、6月24日に6~10巻、7月29日に11~13巻が、それぞれメモリアルセットとして発売。1巻のみ5話収録で、2巻以降は4話収録。
脚注[]
- ↑ のちに「ジャック」は帰ってきたウルトラマンの正式名称と設定された。
- ↑ この「主題歌の特撮場面への挿入」は、次作『ウルトラマンレオ』にも引き継がれる。
- ↑ 2011年1月現在、ウルトラマンシリーズにおいてウルトラマンに変身する人物が、1.ウルトラマンに変身しない、2.戦闘機にも搭乗していない、3.たった一人で、という条件を満たして巨大怪獣や巨大宇宙人を倒したのは、本作の最終回のみである。
- ↑ 本作でメインライターを務めた田口成光は、後年のインタビューで「タロウは人間として始まらせて人間として終わらせたかった」と語っている。
- ↑ 5.0 5.1 5.2 書籍によっては「命を失った」と解釈されている。
- ↑ こうした傾向は、平成に入ってから『ウルトラマンガイア』や『ウルトラマンコスモス』へと受け継がれた。こうした作風は、『ウルトラマンティガ』の長野博も『長野博withウルトラマンティガ』のロングインタビューで高く評価している。
- ↑ 『帰ってきたウルトラマン』の場合は宇宙怪獣や宇宙人、ウルトラブレスレットの登場、『ウルトラマンA』の場合は超獣という制約と合体変身の撤廃、『ウルトラマンレオ』の場合は特訓路線の解消や「円盤生物」編への突入。
- ↑ 8.0 8.1 円谷プロ監修の書籍に「ボクシングの修行を終えて日本に帰国した」と記述されている。
- ↑ 第40話で出会ったタケシ少年から一人っ子なのかと尋ねられて相槌を打っているが、これは東光太郎としてのことを指しているのか、それともウルトラマンタロウとしてのことを指しているのかは不明。後者であるとしても、ウルトラ兄弟のなかでウルトラの父と母の実子はタロウだけであるため、矛盾はしていない。
- ↑ 健一のことを甘やかしてはおらず、第15話では母親の作文が書けないからといってさおりに八つ当たりした際には叱責していた。
- ↑ 前者は第3話でボクシングジムのオーナーから、後者は第10話でさおりからボクシングをやっている理由を尋ねられた際、そう答えている。
- ↑ 引用エラー: 無効な
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」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません - ↑ 第11話で、自身が大学のサークルの合宿、光太郎も当直で家を空けた際に森山隊員が白鳥家に泊まり込んでいたことから、森山隊員との仲も良好と思われる。
- ↑ ただし、のちの作品でも副隊長が常置されたわけではなく、次作『ウルトラマンレオ』には副隊長が置かれていない。『ウルトラマンダイナ』でも、コウダ隊員が途中から副隊長に昇格し、『ウルトラマンガイア』の堤チーフのように、チームが大所帯のため名称が異なる例もある(石室コマンダーが隊長に相当)。
- ↑ 他の作品でも隊員の婚約者が登場することはあったものの、劇中で明確に結婚のシーンが描かれたのは彼が初めてである。また、演じた木村豊幸も撮影終了後に結婚している(「ウルトラマン OFFICIAL DATA FILE」より)。
- ↑ 『ウルトラマン』のハヤタは副隊長格であるが、正式な階級はあくまで隊員であるため、他の隊員との明確な差異はない。ストーリー当初から、明確に主人公より格下と位置づけられた正規隊員は、『ウルトラマンティガ』のヤズミ隊員が最初である。演じた古屋暢一も、ジャニーズ事務所ではマドカダイゴ役の長野博の後輩である。
- ↑ 本作の主題歌を作詞した阿久悠の実子。
- ↑ 第52話は次回予告と次番組『ウルトラマンレオ』の開始予告ナレーション、第53話は『レオ』の開始予告ナレーションのみ。
- ↑ 予告でのサブタイトルは「怪獣は宝石がお好き」となっている。
- ↑ 阿久悠『歌謡曲の時代 歌もよう人もよう』新潮社、2004年、170頁。ISBN 4104708011
- ↑ 本作の放送時、田村は乳児から1歳だったため、リアルタイムではなく再放送で観ていたと思われる。
関連項目[]
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