ウルトラマンキングは、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマシリーズ「ウルトラシリーズ」の作品に登場するキャラクター。
1974年放映の『ウルトラマンレオ』第26話「日本名作民話シリーズ! ウルトラマンキング対魔法使い」[1]で初登場。
概要[]
光の国のプラズマスパーク建設に尽力した、ウルトラ長老の一人と言われているウルトラ族伝説の超人。ウルトラ戦士達から見ても、神のような存在とされている。M78星雲光の国を初め、獅子座L77星や、『ザ☆ウルトラマン』に登場したU40でも「必ずどこかにいる」と言われながら、それまで一度も姿を見せた事は無かったとされている。
普段は無人の惑星キング星[2]に一人で住んでいるとされる。また、『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』では、無人の惑星トワールに住み、謎の老人に変装していた。
年齢は26万歳以上と言われている。映画『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』では、30万歳の誕生日を迎えている。
小学館の「小学二年生」1974年11月号で、光の速さで移動するなどの設定と共に、「ゾフィーの祖父」と記述されている。
居村眞二の漫画『ウルトラ超伝説』のエピソード「プロメテウス伝説」では、幼少期のキングが「ピコ」という名前で登場している。
登場作品[]
- 『ウルトラマンレオ』(1974年):第26・39・50話
- 『ウルトラマン怪獣大決戦』(1979年)
- 『新世紀ウルトラマン伝説』(2002年)
- 『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』(2003年)
- 『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』(2006年):全話
- 『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』(2008年):STAGE2
- 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009年)
- 『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010年)
声の出演[]
- 清川元夢(『ウルトラマンレオ』第39話、『ウルトラマンメビウス外伝ヒカリサーガ』、『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』STAGE2)
- 増岡弘(『ウルトラマンレオ』第50話)
- 小泉純一郎(『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』)
※初登場の『ウルトラマンレオ』第26話では台詞なし。
ウルトラマンキングの能力[]
- 身長:58メートル
- 体重:5万6千トン
- 年齢:26万歳以上(映画『新世紀2003ウルトラマン伝説』で、30万歳の誕生日を迎えた)
- 飛行速度:マッハ20(『ウルトラマンレオ』放映当時は「テレポート移動する」との設定のため記述なし)
- 走行速度:マッハ3(『ウルトラマンレオ』放映当時は「テレポート移動する」との設定のため記述なし)
- ジャンプ力:500メートル
- 腕力:10万トンタンカーを持ち上げる
身体特徴[]
- 頭の球体
- 宇宙で起こることの全てをキャッチする。
- キングレッドアイ
- ウルトラ族の数万倍の視力を誇る赤い目。偽物を瞬時に見分けることが可能。
- 髭
- ウルトラ族の髭は、ウルトラ族の年齢で4万5千歳を越えないと生えないという。
- グレートプロテクター
- エネルギーを発する事ができる肩のプロテクター。
- ウルトラ大勲章
- 腰のベルト。
技・能力[]
- キングフラッシャー
- 両手先を水平に伸ばして放つ必殺光線。レオのシューティングビームとの同時発射でプレッシャーを倒した。
- キングスパーク
- にせアストラが盗んだウルトラキーを折った落雷のような光線。
- 洗礼光線
- 胸のルビーから放つ変身解除光線。にせアストラに化けたババルウ星人の変身を解いた。
- キング再生光線(キングビーム)
- 両腕を交差させて放つ再生光線。ブニョの策略でバラバラにされたレオを元に戻した。
- テレポーテーション
- どこでも行きたい場所へ自由に瞬間移動できる。
- 天変地異の術(本編未使用)
- 指を鳴らすだけで雷や猛吹雪を起こして武器にできる。
- キングショット
- NINTENDO64『PDウルトラマンバトルコレクション64』で使用できる光線。発射ポーズや光線のエフェクトまでスペシウム光線と同じだが、当然威力は勝る。
その他に、ウルトラマンヒカリにナイトブレスを授ける能力、宇宙牢獄を作り上げて封印をする能力が確認されている。
道具・武器[]
- キングハンマー
- プレッシャーの魔法で小さくされたレオの体を元に戻した打ち出の小槌のような武器。
- ウルトラマント
- 戦士としてのレオを認めた証として与えた特殊マント。何枚も持ち、映画『新世紀2003ウルトラマン伝説』では誕生パーティーの参加者達から新しいマントをプレゼントされている。第26話でレオに渡したマントは裏地が赤色だったが、第50話登場時に着ていたマントは裏地が青紫色になっている。
脚注[]
|
このページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事はウルトラマンキングにあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。 |