アントラーは、特撮テレビ番組『ウルトラマン』『ウルトラマンマックス』に登場する、架空の怪獣。別名「磁力怪獣」。名前の由来はアリジゴクの英語名であるアントライオンを縮めたもの。声はラドンの加工
『ウルトラマン』に登場したアントラー[]
- 身長:40メートル
- 体重:2万トン
- 能力:磁力光線を出す
『ウルトラマン』第7話「バラージの青い石」(1966年8月28日放送)に登場。
「伝説の町バラージ」が存在するといわれるところに、遥か昔から生息する。その姿はアリジゴクのようで、頭部には巨大な一対の大あごを有する(ただしモチーフそのものはクワガタとカブトムシ)。砂漠に擂鉢状の巣を作って獲物が落ちるのを待ち構えている。大あごの間からは強力な虹色の磁力光線を出すことができ、それを発射して飛行機を落とし、人間を食べていた。
5千年前、バラージの町を襲ったことがあり、そのときはウルトラマンに姿がそっくりな「ノアの神」によって倒された。そして現代に再び復活してバラージの町を襲った。科学特捜隊のスーパーガンにもビクともせず、逆に磁力で吸い寄せてしまった。
ウルトラマンとの戦いでも磁力光線や砂煙などで散々苦しめ、さらにスペシウム光線にも耐える強敵であった。しかし、唯一苦手とする、かつてノアの神が持ってきたといわれる「青い石」をぶつけられたことにより絶命した。
放映時の裏設定では宇宙怪獣とされている。
- スーツアクターは荒垣輝雄。
『ウルトラマンマックス』に登場したアントラー[]
- 体長:54メートル
- 体重:4万5千トン
- 能力:磁力光線
『ウルトラマンマックス』第11話「バラージの預言」に登場。
『ウルトラマン』に登場した個体と比較してやや大きい体躯であった。同様に磁力光線と大あごが武器で、磁力光線はマクシウムカノンの「溜め」を消滅させることも可能であった。4千年前に中央アジアの王国「バラージ」を滅ぼした。ウルトラマンマックスを苦戦させたが、「バラージの青い石」を通して放ったビームを浴びた途端に動きが鈍くなり、大顎の片方をマクシウムソードで切断され、続けてマクシウムカノンで倒された。(爆発せず)
その他[]
関連項目[]
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